留こみ!は治安情報に精通したスタッフが、皆さまに安全かつ安心な留学情報の提供と語学学校選びのお手伝いをさせていただいています。
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みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。
毎年日本から、旅行、出張、留学、駐在などでとてもたくさんの方がアメリカに行かれます。初めての土地に行かれる方は治安情報は気になると思いますし、この記事を読んでくださっているあなたもきっとそうだと思います。
「アメリカの治安」と一言で言っても、都市によってまったく違います。日本にはこれほどの地域間の差がないので、なかなか想像ができないと思います。
これまで、渡航者の多い都市を中心にアメリカの治安について記事を書いてきました。この記事ではそれらの情報をまとめ、「これを読めば簡単に全体像が把握できる」という形でみなさんにお届けしたいと思います。
時間のないあなたも、アメリカに行く前にぜひこの記事を読んでみて下さい。
Contents
【アメリカ留学】治安の良い留学先都市ランキングという記事で、アメリカの主要都市の治安ランキングを発表しました。
留学先都市という名前にしたのは、全米25の主要都市に加え、留学などで日本からの渡航者の多い4つの街を加えたためですが、留学以外の目的で行かれる方にもお役に立てると思います。
ここでは、記事の中からトップ10をピックアップして紹介させていただきます。
<アメリカの治安ランキング・トップ10>
1位 ニューヨーク
2位 サンノゼ
3位 サンディエゴ
4位 ロサンゼルス
5位 エルパソ
6位 ボストン
7位 ラスベガス
8位 ホノルル
9位 サンフランシスコ
10位 シカゴ
ニューヨークが1位であることに、アメリカのすごさを感じます。あれだけ巨大な都市で、人種から国籍までバラバラの人が集まって、それでも治安は良いのですからすごいと思います。
もし興味があれば全米29都市の治安ランキングも見てみて下さいね。
【アメリカ留学】治安悪し!危険な留学先都市ランキングという記事で、治安の悪いワースト10の都市を紹介しました。
これらの都市に共通して言えることは、経済的に厳しい環境であることです。ワースト1位のデトロイトがまさにそうですね。アメリカの自動車産業の衰退と同時に経済が崩壊し、市は破綻し、人口は一時期の半分に減り・・・という惨状です。
これらの都市は、銃犯罪のような凶悪犯罪もあれば、薬物の蔓延といった問題を抱えていたりもします。
この10の都市への渡航は、できることであれば避けて欲しいと思います。これらの街に行かなくても、アメリカには他に素晴らしい街がいっぱいありますからね!
<治安の悪いアメリカの都市ワースト10>
ワースト1位 デトロイト
ワースト2位 セントルイス
ワースト3位 オークランド
ワースト4位 メンフィス
ワースト5位 バーミンガム
ワースト6位 アトランタ
ワースト7位 ボルチモア
ワースト8位 ストックトン
ワースト9位 クリーブランド
ワースト10位 バッファロー
これまで、各都市の犯罪の特徴や危険なエリアが分かるよう、一記事一記事入念にリサーチをして書いてきました。そこから分かったのは、街ごとにそれぞれ特徴があるということです。
例えば郊外が危険な街もあれば観光地のすぐ横が危険な街もありましたし、スリなど特定の犯罪が非常に多い街もありました。
興味のある都市については、ぜひ下記のそれぞれの記事を読んでいただければと思いますが、ここでは簡単に各都市の治安の特徴を紹介させていただきたいと思います。
世界一の大都会でありながら、全米一の治安の良さを誇るニューヨーク。週末は夜中12時を過ぎても驚くほどたくさんの人が街中を歩いています。しかし一方で、マンハッタンの中心部では、観光客やお金持ちを狙ったと思われる窃盗などの犯罪が多いことも分かりました。
貴重品を不用意に持ち歩かないなど、少しの注意を忘れなければ安全に過ごすことができますので、ぜひニューヨークの街を楽しんでいただければと思います。
ロサンゼルスというと、ハリウッド映画の影響か、常にカーチェイスや爆発事件が起こっているようなイメージがありますが、全米平均より犯罪件数が少ないということが分かりました。しかも、犯罪が起きているエリアのほとんどは日本人が行く必要のないエリアです。
サウスセントラルと呼ばれるこのエリアに足を踏み入れないことと、夜一人でダウンタウンを歩かないことだけを注意して旅行を楽しんでいただければと思います。
デトロイトの危険さをお伝えするために、少しばかりショッキングな写真を集めてみました。犯罪マップを見ても、逃げ場がないのでは?!と思えるほど殺人や銃の発砲が多発しています。一言で言うなら、渡航はやめた方がよいでしょう。
しかしお仕事で行かれる方も多い街だと思いますので、日系企業が集まる郊外の治安も調べてみました。日本人が駐在するエリアは安全ということが分かりましたので、デトロイトの中心部にはできる限り出かけないよう、気をつけてもらえればと思います。
ハワイと言えばとっても治安の良いイメージがありますが、観光客を狙った窃盗などが発生していることが分かりました。特に日本人はガードが低く、リゾート気分で歩いていると簡単に狙われてしまいます。
歩いたり自転車に乗ったりする時にかばんを簡単に取られないように対策しましょう。銃犯罪などは心配する必要はほとんどありません。
サンフランシスコは治安の良い街ですが、危険なエリアが観光地のすぐ近くにあることが分かりました。そのため、観光でふらりと歩いていると気が付いたら危ないエリアに入り込んでいたなんてことも起こり得ます。サンフランシスコに行く場合は、「ここから先は行かない」という道を頭に入れておきましょう。
また、留学で行かれる方は、サンフランシスコ湾の対岸のオークランドは全米でも有数の危険な街ですので、足を踏み入れることのないように気をつけましょう。
マイアミは美しいビーチリゾートでありながら、決して治安の良い街とは言えないようです。観光で行かれる方が郊外に出ることはあまりないと思いますが、街の中心部・ダウンタウンでも犯罪が発生しています。また日本人も強盗・窃盗などの被害に多数遭っています。
日本人が銃犯罪など命に関わる犯罪に巻き込まれることはほとんどないと思いますが、それでも十分に注意が必要な街と言えるでしょう。
サンディエゴは全米でも有数の安全な街ですので、安心して楽しんでいただけると思います。しかし、車両盗難だけは全米平均よりも多いということが分かりました。
サンディエゴへは、ロサンゼルスから車でドライブして行かれる方も多いと思います。車の中に物を置きっぱなしにして車を離れたり、高級車をレンタルすることなどは車両盗難のリスクを高めかねませんので、気をつけるようにしましょう。
シカゴで犯罪の多いエリアは、あまり観光で行くことのない郊外だということが分かりましたので、その点は安心できると思います。
しかし、車上ねらいや置き引きなどの犯罪に遭う日本人が多いようですし、その手口も巧妙化してきているということが分かりました。もし「タイヤがパンクしているよ」などと親切なことを言われても、簡単にその人を信じることはせず、警察など信頼できる人にまず相談することを検討しましょう。
ボストンは治安の良いイメージがある一方で、エリアによっては銃の発砲など非常に危険な犯罪も起きていることが分かりました。そういったエリアには立ち入らないようにすることがまずは一番重要です。
同時に、日本人が一番遭いやすい犯罪被害は他の都市と同様、ひったくり、置き引き、車上荒らしといった犯罪であることが分かりました。気を緩めることなく、当たり前の防犯対策をしていれば安全に過ごせると思いますので、しっかり対策をしていただきたいと思います。
シアトルは観光の方が必ず行くダウンタウンのエリアの危険な場所を取り上げました。この11のストリートは、知らなければ普通に観光途中に行ってしまいそうな場所に位置しています。
銃犯罪などは多くはありませんので、そこまで治安に関して恐れる必要はありませんが、スリや車上荒らしには十分気をつけましょう。
ラスベガスはカジノの街ですので、お金に絡む犯罪が多そうなイメージがあります。しかし実際の所、ラスベガスの治安は全米7位と健闘しており、ホノルル(8位)よりも順位は上です。イメージだけでは分からないものですね。
ラスベガスのメインストリートである通称「ザ・ストリップ」は24時間いつ歩いても人通りがあり、危険は感じないと思います。しかし、ホテルやカジノでスリや置き引きの被害が何件も報告されていますので、貴重品の管理には十分注意しましょう。
ボルチモアは全米指折りの治安の悪い都市です。他の都市では、「スリや置き引きに気をつけましょう」というアドバイスですみますが、ボルチモアの場合は「殺人と銃犯罪に気をつけましょう」とアドバイスした方が良いかも知れません。
また2015年4月には大規模な暴動が発生し、非常事態宣言が発令されるということもありました。
自分の行くエリアがどんな場所で、過去にどんな犯罪が起きているのかを調べる方法を説明しておりますので、行く前に必ずチェックして欲しいと思います。
アメリカの治安というとすぐに「銃が怖い!」というイメージを持たれると思いますが、日本人が銃犯罪の被害に遭うことは稀です。もちろん注意を怠ってはいけませんが、犯罪はもっと身近な所にあることを知っておきましょう。
アメリカの各都市で日本人が遭いやすい犯罪は、銃犯罪ではなく次の3つです。
思ったより普通で、「な~んだ」と思われたでしょうか?もちろん「殺人と放火とレイプが頻発しています」と言われるよりは安心できると思いますが、その安心こそが隙を作ってしまいます。
日本はとても安全で、東京は世界一安全な都市というデータも出ています。日本から一歩外に出れば、それがどこであろうと危険性は高まります。ですから気を抜かず、特に上の3つの犯罪に関しては以下のことを必ず守っていただきたいと思います。
防犯対策に関しては、外務省海外安全ホームページに詳しく書かれていますので、渡航前にぜひ一度読んでみて下さい。
アメリカの多くの場所は、実際に行ってみると「なんだ、そんなに危険じゃないな」と感じると思います。でもその印象は、一度犯罪の被害に遭ってしまえばガラリと変わってしまいます。楽しい旅行や留学も、とても嫌な思い出になりかねません。
そうならないためにも、安全に関しては万全を期してアメリカに渡航していただきたいと思います。
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