最初に、書き物をするとき、どのような視点で書き物をしていくべきか学びます。ここで重要になるのは「可読性」です。
次に「PCとスマートフォン」の違いについて学ぼます。「装飾」、「ですます調」「である調」を学び、「構造化文書」について学びます。
最後に「HTML」について学びます。
良い文章とは、誰が読んでも読みやすい文章です。
じっくり時間をかけて、よく考えながら読まないと読めない文章は、「良い文章」とは言えません。※厳密に表記する必要がある法令文書や公文書などは例外です。
読みやすさを専門的には「可読性」と言い、「可読性が高い文章」は良い文章です。
システムの世界では良くある話で、短いソースコード(プログラムのこと、以降ソースコードと記述)が良いコード、高速に動くソースコードが良いコードと考えているプログラマーは多くいます。
最も重要な事は可読性であり、可読性の高さを優先すると、最短で表記されたソースコードより長くなります。また、最速を重視したソースコードより、やはり長くなります。
なぜ可読性が最重要なのか?読むのが難しいソースコードはバグの温床になりますし、誰も読めないソースコードはメンテナンス(仕様変更など)不能になります。
読みやすいソースコードは大多数のプログラマーが読む事ができ、メンテナンスも容易にできます。
作ってお仕舞いなら可読性を考える必要はありませんが、システムは作ってから毎年、沢山の仕様変更が入るため、可読性が低いソースコードはゴミ同然と考えてよいでしょう。
可読性が低いソースコードを書くプログラマーは、読む人の事を考えないプログラマーです。
文章でも同じ事が言えます。あなたはWEBで読みにくいニュースや雑誌を、一生懸命読みますか?
勉強や調べものではないのに、読みにくい文章は読みませんよね。
読み手の事を第一に考える書き手は、良い書き手(以降ライターと記述)です。読み手の事を第一に考えないライターは、ダメなライターです。
ニュースや雑誌などのWEBサイトの閲覧は、PCではなくスマホユーザーが大多数です。
PCは大画面で長い文章を読めますが、スマートフォンでは狭い画面で文章を読みます。
PCはイスなどに座って画面を閲覧しますが、スマートフォンでは立ったまま、寝転がって、電車の中でなど、様々な状態で利用します。
ライターあるあるなのですが、PCで読みやすかった文章をスマートフォンで読もうとすると、「あれ?」っと思う事は頻繁に発生します。
スマーフォンの特徴を十分理解していれば、スマートフォンでも、PCでも読みやすい文章を書くことができますが、不十分だとスマーフォンでは読みにくい文章になります。
逆の事もあります。スマートフォンで読みやすい文章でも、PCでは読みにくい文章になってしまうことも頻繁に発生します。
両方の特徴を十分に理解し、仕上がった文章を、PC・スマートフォン両方で確認して「最適化」していく作業が必要なのです。
文章を、より効果的に見せる方法の1つに、フォントサイズ(文字サイズ)を大きくする、太くするという方法があります。
HTMLについて学びます。HTMLはシンプルな仕様で、誰にでも理解可能な言語です。 HTMLはシンプルな仕様で、誰にでも理解可能な言語です。WEBサイトを作る上でHTMLの理解は必須であり、自分の書きたい文章を構造化し、HTMLにはめ込む必要があります。・・・ 続きを見る |