治安の良い楽園ハワイで、日本人が注意すべき犯罪はコレ!

治安の良い楽園ハワイで、日本人が注意すべき犯罪はコレ!

留こみ!は治安情報に精通したスタッフが、皆さまに安全かつ安心な留学情報の提供と語学学校選びのお手伝いをさせていただいています。

 

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こんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

先日紹介した【アメリカ留学】治安の良い留学先都市ランキングという記事の中で、日本人に大人気の留学先であるハワイ(ホノルル)は8位でした。

「え~ハワイが1位じゃないの~?」なんて声が聞こえてきそうですね。確かに、ハワイは治安が悪いイメージはまったくありません。

では、実際はどうなの?というところをこの記事でお伝えさせて頂きます。この記事では、観光の方も留学や駐在といった長期滞在の方もお役に立てるよう、気をつけるべき地域や犯罪についてお話したいと思います。

なお、ハワイと言ってもいくつかの島に分かれていますので、今回は多くの日本人が訪れるオアフ島に絞り、ホノルルを中心にお伝えさせていただきます。

ハワイの犯罪発生状況は?

ではまず、ホノルルの犯罪発生状況を見てみましょう。http://www.areavibes.com/honolulu-hi/crime/

honolulu stats

図の一番右の列が全米の人口10万人当たりの平均犯罪発生件数、右から二列目がハワイ州の件数、右から三列目がホノルルの件数です。右から四列目は犯罪の総件数ですが、この数字は全国平均と比べることができないので気にする必要はありません。

項目は上から、以下の通りです。

Total Crime: 犯罪合計件数
Murder: 殺人
Rape: レイプ
Robbery: 強盗
Assault: 傷害
Violent crime: 暴力犯罪合計
Burglary: 侵入盗
Theft: 泥棒
Vehicle theft: 車両盗難
Property crime: 窃盗犯罪合計

この表を見ると、ホノルルでは全米平均と比べて、以下の特徴があるのがわかります。

  • 全米平均より、犯罪件数は多い
  • 暴力犯罪は少ない
  • 泥棒と車両盗難(赤丸をつけたところ)が多い

つまり、生命の危険となるような犯罪は少ないものの、モノやお金を盗まれる可能性は高いということです。これは観光地のハワイであるがために、観光客を狙った犯行が多いということが分かります。

楽園のイメージのハワイでこんな犯罪の危険性があったとは、少し驚きですね。

ハワイのエリア別犯罪マップ

では次に危険なエリアを見ていきたいと思います。下の図は、ホノルル市の危険度を色で示したものです。濃い青が安全な地域、白っぽくなるにつれて犯罪件数が多くなります。http://www.neighborhoodscout.com/hi/honolulu/crime/

honolulu map
この地図を見て分かるのは、赤丸をつけた場所の色が白っぽくなっているということです。ではこの辺りを少し拡大してみましょう。

honolulu map zoom in
ズームインした画像を見てみると、ハワイを訪れる日本人なら誰でも行くワイキキに加え、ダウンタウンやその手前のエリアも犯罪件数が多いことが分かります。

ちょっと意外ですよね?!

ハワイの危険な場所はここ

では実際に、どの場所が危険なのか、この二つの記事をもとにご紹介したいと思います。http://www.treckerfritzlawblog.com/blog/dangerous-places-for-tourists-to-avoid-in-hawaii/
http://news.travel.aol.com/2010/10/04/safe-and-dangerous-places-in-honolulu/

  • 夜のチャイナタウン:昼間に訪れるには楽しい場所ですが、夜は注意が必要です。銃による犯罪などはハワイの他の地区ではあまり心配する必要はありませんが、チャイナタウンではまれに起こる場合があります。警察の努力によりかなり治安は改善されていますが、それでも夜は気をつけた方が良いでしょう。
  • ワイキキ:銃などの暴力犯罪はほとんど起こりませんが、歩行者が車に轢かれる事故がよく発生しています。観光客の運転者がわき見運転をしがちなエリアでもあります。信号のない場所で道を渡ることは避けましょう。
  • 酔っ払い運転:リゾート地・ハワイではリラックスしすぎたドライバーが多いのも事実です。あなたが飲酒運転をしていなくても、周りの車がしていて交通事故に巻き込まれる可能性がありますので、十分注意しましょう。
  • ビーチ:遊びに夢中になって、ガードが下がりがちです。ライフガードのいるビーチに行くことと、貴重品の管理にはしっかり気をつけましょう。
  • ワイアナエ:オアフ島の中でも指折りの綺麗なビーチであり、波も穏やかなためシュノーケリングにはもってこいの場所です。しかし、強盗や車上荒らしの多いエリアですので、残念ではありますが行かない方が良いでしょう。

これらの場所には気をつけていただきたいと思います。

自分の行く場所が安全か調べる方法

ハワイに行く方は、ぜひ一度この安全情報のサイトを見てみて下さい。下の図のように、どこでどんな犯罪が起きているかを知ることができます。

honolulu crimesこの写真はワイキキ、ダウンタウン周辺にズームした地図です。見てお分かりの通り、ほとんどの犯罪はTheft(窃盗)とBurglary(侵入盗)であることが分かります。

「観光で行く私に侵入盗は関係ない」と思わないようにしてください。なぜならこれらの侵入盗は、ホテルなどでも起こり得るからです。ホテルでも貴重品はセーフティーボックスに入れ、部屋にいる間はチェーンロックをしましょう。

また、もし自分が行くホテル、語学学校、ホームステイ、寮などの住所が分かっている場合は、上部「Address」の所に住所を記入して検索してみましょう。その住所の近辺でどんな犯罪が起きているのかがよく分かります。

このサイトの詳しい使い方は「観光地は危険と隣り合わせ!サンフランシスコの治安情報!」で紹介しておりますので、もしご興味がありましたら併せてご覧ください。

ハワイでの日本人の犯罪被害

ではハワイで日本人はどんな犯罪被害を受けているのでしょうか。在ホノルル日本国総領事館のページに以下の記載がありましたので、引用したいと思います。

2015年7~9月の間に、日本人が凶悪犯罪に巻き込まれた事件としては、ひったくり被害の際に転倒して負傷した事件や、拳銃の様なものを突きつけられて財布などを強取された事件が報告されています。また、一般犯罪としての窃盗被害が21件報告されています。

特に、観光客に人気のビーチ等における車上狙い被害が10件報告されており、全体の半数を占めています。中には、車を離れて10分程度で被害に遭った事案も報告されていますので、たとえ短時間の駐車であっても、車内に貴重品や旅券を残さないよう十分注意する必要があります。

また、ワイキキ地区、アラモアナ地区、チャイナタウンやダウンタウンでは、ひったくりや置き引き被害に遭う例が後を絶ちません。外出する際は、不必要に多額の現金や貴重品を持ち歩かないようにしてください。

まとめ

ハワイはパラダイスですし、実際に街を歩いてみても危険な雰囲気というのはまったくといって良いほどありません。だからこそ、気が緩んでしまうのです。そして、気の緩んだ日本人は、犯罪者にとっては格好のターゲットになってしまうのです。

銃犯罪など命にかかわる事件は非常に少なく、その点では安心できますが、モノやお金を盗まれる危険性には注意する必要がありますので、その点を頭に入れつつハワイを楽しんでいただきたいと思います。

 

留こみ!ではハワイ留学のご案内をしておりますので、ぜひこちらのページも併せてご覧下さいませ。

ハワイの留学情報はこちら!

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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