3歳の息子が水溜まりで飛び跳ねる。動画は記事の下の方にて
留こみ!はアメリカに精通したスタッフが、現地の生活情報から大学進学まで幅広い留学情報の提供と語学学校選びのお手伝いさせていただいています。
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みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。
あなたの人生、やりたいことがやれていますか?楽しいと思えることをしていますか?
なかなかそんな人は少ないのでしょうか。僕もその考え方をするのが難しかったりする一人です。
でもそれっておかしくないですか?人生楽しみながら生きられないなんて。人生苦労しなければ前に進めないと思うなんて。
そんなことを考えたので、このブログで共有してみたいと思います。
Contents
まず人生は、苦労しなければいけないものなのでしょうか?
僕はそうではないと思います。子どもを見ているとそう思いますね。
僕には3歳の息子がいるんですが、苦労しなければならないなんて微塵も思っていません。思っていたらおかしいでしょう(笑)
でもなんか、「苦労は買ってでもしろ」「人生そういうもんだ」なんていう言葉が普通に聞こえてくる。
ということは、この考え方は生まれ持ったものではなくて、成長過程で身につけたものなんですよね。
成長過程で身につけたということは、誰かの影響を受けているでしょう。
親から聞いた言葉、先生に言われたこと、友達はこうしているから、進学するにはこうしなければいけない、就職するにはこうしなければいけない、仕事の場ではこうしなければいけない。
僕たちはそんな「外部の考え方」をたくさん取り入れてきました。それが良いか悪いかは別として。
でも、この考え方って、本当に正しいものでしょうか?
例えば常識。日本の常識とアメリカの常識は違います。くしゃみする時の作法すら日米で異なります。
ということは、常識ですら絶対的なものではないのです。疑ってかかっていい。
常識というのは、世間一般で広く信じられていることです。
それすら疑っていいということは、親の言うこと、先生の言うこと、友達の言うこと、その他もろもろ、全部疑っていいのではないでしょうか?
だってそれらは真実ではなく、一意見に過ぎないから。
僕らはたまたまある父、母のもと生まれ、その人の考え方を取り入れてきました。たまたま通った小学校で出会った先生の考え方を取り入れてきました。そこでたまたま出会った友達の考え方を取り入れてきました。
これらはすべて、たまたまです。あなたがアメリカに生まれていたら、ヨーロッパに生まれていたら、アフリカに生まれていたら、または隣の街に生まれていたら、全部違ったはずです。
ということは、僕らが受け入れてきた考え方は、たまたまそういう設定になっていたというだけなのです。
大人になってからは、自分の考え方は自分で決めていると思うかもしれません。
でも、それもたまたまです。
たまたま日本という資本主義の国に生まれたから、頑張っていい学校に行って、頑張っていい会社に入って、頑張って働いてとか、成功を目指してとか、家族を築いてとか、安心した老後を目指して貯金してとか、そういう価値観になっているわけです。
本屋さんに行けば孫正義やホリエモンのようなビジネスマンの本が売れていたり、自己啓発書が溢れていたりします。
「俺はホリエモンが好きだからこの考え方を取り入れたいんだ」というのも能動的に選んでいるようで、たまたま日本に生まれてたまたまそういう価値観に触れたからです。
あなたが例えば飢餓がまん延している国に生まれたとしたら、ホリエモンのメッセージは響かないでしょう。あなたがもし信心深い宗教家の家庭に生まれていたら、ホリエモンよりイエスやアッラーや仏陀のメッセージに惹かれていたでしょう。
だから、全部たまたまなのです。
だから、「勉強していい学校に行きなさい」と言われて育っても、あなたは本当はそれを望んでいないかも知れません。この「こうあるべき」と「本当はこうしたい」という気持ちに乖離があると、あなたは幸せを感じにくくなります。
そして、そんな日々をこれまで生まれた日からずーーーーーっと送ってきました。〇〇をしたい!と思っても、「それはやっちゃダメ!」「あんたに出来るわけないでしょ!」「普通そんなことしないでしょ!」と言われ続けてきたのです。
だから、自分の気持ちに制限を設けるのが当たり前になっている。手足を縛られる状況が当たり前になっている。
こんな話があります。
赤ちゃんの象の足に鎖をかけます。すると赤ちゃんは動けません。そしてそのまま大きくなりました。
赤ちゃんは大きくなって、鎖なんて余裕で千切れる力がつきました。でも、その象は鎖を千切ることはないそうです。それは、赤ん坊時代に鎖から動けない状態を当たり前として受け入れてしまったから。
僕たち人間の大人も、そういう状態だと思います。「自分にはできない」とか「やるべきではない」という制限が、潜在意識のレベルで深く刻み込まれている。それを大人になって、意思の力で変えようとしているわけです。
でもそれは簡単にはいきません。だって、顕在意識は海面から見える氷山の一角で、その下に大きな潜在意識が隠れているのだから。
ではどうしたらいいか。僕もずっと考えたり学んだり試していますが、いまだに分かりません。
でも一つ言えるのは、今の自分に出来る小さなことから変えていくこと。
例えば「留学したい!」と思っても、海外が怖かったり、一人で住むことが怖かったり、親が反対したり、お金が十分になかったり、英語が話せなかったりと色々できない理由ばかり考えてしまう。だから留学できない。
でもここで諦めたらおしまい。
だから、今の自分にやれる小さなステップからやっていくしかない。
例えば、こんなことなら出来ますよね。
こんなところからまずは始めてみましょう。
止まって頭で考えていても、状況は何も変わりません。
でも、少しずつでも動き出したら、その違いに気づいた周りの人がサポートしてくれたり、情報をくれたり、人を紹介してくれたりするかも知れません。
それはこの先どうなるかは分からないけれど、動き出さないと何も始まりません。
最終的に、いつどういう形で留学できるようになるかは分からないままかも知れません。でも、動き出さないと何も始まらないのです。
だから、小さな一歩から動き始めましょう。
なんでこんなことを考えたかというと、きっかけは息子を見ていて「自由だな」と思ったから。
息子には自由に生きて欲しいと思ってる。
変な制限は設けたくない。水溜りに「入るな」って言うより、「入りたいなら入れば?」って言いたい。
好きにやらせた動画がこれ。 pic.twitter.com/ZFanwPuiJB
— 田淵隼人(ぶっち)🇺🇸アメリカ留学の「留こみ!」代表 (@RyugakuMaster) 2019年6月15日
僕の中では、「水溜まりには入らないもの」という固定観念が出来てしまっている。でも息子を見ると、水溜まりに入りたそう。でも、3歳にしてもう既に、「水溜まりなんて入っちゃダメなんだよね???」というような固定観念が芽生え始めている気がした。
だから、「入りたければ入ったら?」と言った。そうしたら嬉しそうにバシャバシャして、びしょ濡れになった。
本来僕らは、やりたいことがいっぱいある。それをやるために生まれてきた。
だったら、今からでも遅くないから、ちょっとずつやりたいことをやろうって、そんな風に思ってる。
大きな変化を最初から起こせるならそれでもいい。学校や会社辞めてやりたいことやったっていい。
でもそれは難しいという人も多いと思うから、ちょっとずつやろう。少しずつ、でも着実に。
そんなことを思ったのでした。
人生、考えても変わらないと思う。だって、「考え」は、これまでの人生で受けてきた影響を色濃く反映するから。
だから、考えるんじゃなくて、「やりたい!」という気持ちに従うこと。それを少しずつ増やしていくこと。
それが人生を変える方法であり、人生を楽しむ方法なんじゃないかと思っています。
僕もまだまだ全然だけど、そんなことを考えて日々過ごしていますっていうのを、ブログという形で残したかった次第です。
読んでくれてありがとう。
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