留学すべきか日本の大学に進学すべきか、受験生へのアドバイス

留学すべきか日本の大学に進学すべきか、受験生へのアドバイス

留こみ!はアメリカに精通したスタッフが、現地の生活情報から大学進学まで幅広い留学情報の提供と語学学校選びのお手伝いさせていただいています。

 

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みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

高校3年生の受験の時期ともなると、「本当に日本の大学に行って良いのか?本当は自分は留学したいんじゃないか?」なんて考えますよね。特に日本で希望していた大学に行けなさそうな状況になってきた際には、悩むと思います。

今日はそんなご相談を高校三年生の受験生からいただきましたので、この記事にて回答させていただきます。

ご相談内容

こんにちは。現在高校三年生で受験期の真っ最中です。

私は以前からアメリカに憧れており、アメリカの四年制大学を卒業したいと思っていましたが、高額な学費や生活費など金銭面の負担が多く、留学を諦めていました。

しかし、日本の大学で4年間何となく授業に出て就職するために奨学金を借り、親に負担をかけてまで行く意味はあるのかという悩みをずっと抱えてきました。

試験も近づき自分が進む道に間違いはないのかという思いが強くなり、今回留学についてご相談させていただきました。

(個人情報保護のため、一部内容を変更しております。)

なるほどですね。この悩みは、

  • アメリカの大学に留学するのは高すぎる
  • 日本の大学に進学して本当に良いのか?

という二つに分けられるようですね。

アメリカの大学は学費が高い?

確かにアメリカの大学は高いです。毎年のように値上がりしているようですし、公立でも高く、私立なんてとんでもない!という風に感じられるかも知れません。

アメリカ人の多くは教育ローンで学費を賄い、就職後に返していく方法が一般的ですが、中には教育ローンが払えずに破産してしまうなんていう話もあったりします。

ではどうするか。

一つは、「費用で選ぶならここ!学費の安いアメリカの大学10選!」でご紹介したように、費用の安い大学を選ぶということですね。

このご相談者の方は特定の行きたい大学があるようですのでこの方法は当てはまらないかも知れませんが、「とにかくアメリカの大学に行って、英語ペラペラになって、外国人の友達いっぱい作って、専門分野について学びたい!」というのであれば良いでしょう。

もう一つは、4年間の内最初の2年をコミュニティカレッジに行くことで費用を抑えることが出来ます。

それでも日本の大学に行くよりはどうしても高くついてしまうかと思いますので、そこはご両親と話し合い、教育ローンや奨学金などについても調べてみましょう。

日本の大学に行く意味はあるか?

もう一つの悩みは、「日本の大学で4年間何となく授業に出て就職するために」とある通り、日本の大学に進学して本当に良いのか?という点ですね。

進学校の高校に在籍している場合は、多くの人が当たり前のように大学に行くと思いますので、自分も大学に行き、サークル活動に精を出し、時期が来たら就職活動をしてサラリーマンになるんだと考えてしまうのも仕方ないと思います。

そこに疑問を持って、「本当に自分はそれがしたいことなのか?」と気づけたことはとても良いことだと思います。気づかずに流れに乗り、年を取ってから「自分は本当は〇〇がやりたかった、若い時に〇〇をやっておけば良かった」と後悔する人はたくさんいますからね。

今高校三年生の段階で気づけたことは良かったと思います。

じゃぁどうするか、ですね。

まず本当にアメリカの大学に行きたいのか、行きたいのであれば費用的になんとかなりそうなのか調べてみましょう。

とりあえず今は受験に集中し、受験が終わってから調べても遅くないと思います。アメリカの大学入学時期は秋ですからね。今はもう1月ですので、ここで勉強をストップさせて中途半端に悔いの残る受験をするより、やれることはやって、それから切り替えて調べた方が良いでしょう。

そして、アメリカの大学にそこまで行きたいわけではなかった場合や、金銭的にどうしても無理そうだと分かった場合は、日本の大学で何ができるかを考えてみましょう。

別に日本の大学に行くからといって、みんなと同じように過ごす必要はないわけですからね。

大学在籍中に猛烈に英語を勉強して交換留学したり、夏休みなどに短期留学するという方法もあるでしょう。

専門分野をしっかり勉強して、アメリカで学会などに出られるくらいになるというのもいいでしょう。

就職活動やサラリーマンになることが嫌であれば、学生起業をするのもいいでしょう。バックパッカーで世界を旅するなんてのもいいですね。

可能性はいくらでもあります。やろうと思えば、アメリカに留学するのと同じくらいの成果を日本で挙げることもできると思います。アメリカの大学に行っても、英語がそこまで上手くならない人もいますし、落第する人もいますからね。

どこに行くかという環境も大事ですが、最終的にはその環境の中で自分がどう動くかが大切です。

私が留学を勧めるのは、留学先には色んなチャンスがあって、自分を成長させるのに良い環境があると思うから。私自身がそれを体験したから。

でも、日本にいながらにして英語がペラペラの人もいるし、すごいことを成し遂げる人はいっぱいいます。

そういう人を目指せばいいんじゃないかな。

まとめ

その時に与えられた環境でベストを尽くしていれば、自分に最適な状況になると私は思っています。例えアメリカ留学が出来ず日本にいることになったとしても、そこでベストを尽くせるかどうか、そっちの方が余程大切だと思います。

だから、今やれることは、まずは受験勉強を走り切ることなんじゃないかな、と思います。

頑張ってくださいね。

そしてもしまた留学についてのご相談があれば、ぜひご連絡下さいね!

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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