あなたの英語が通じないのは、ひょっとしてこんな理由?

あなたの英語が通じないのは、ひょっとしてこんな理由?

ロサンゼルス、Arts Districtのバーにて

留こみ!はアメリカに精通したスタッフが、現地の生活情報から大学進学まで幅広い留学情報の提供と語学学校選びのお手伝いさせていただいています。

 

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みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

先日アメリカに行ってきて、「ひょっとして、日本人の英語が通じないのはこんなところに隠されているのでは?」と思った出来事があったので共有したいと思います。

アメリカのバーやレストランに行って感じること

金曜日や土曜日の夜ともなれば、各都市の繁華街のバーやレストランは人がごった返します。ニューヨークでは、平日の夜もごった返していましたが(笑)

そして、どこもここも大賑わいです。音楽も音量が大きいし、アメリカ人の声も非常に大きいです。要するにうるさいのです。

そんなバーやレストランに日本人だけで行ってみると、あることに気づきます。日本人同士日本語で話しているのに、隣のテーブルや、時には更に遠くのアメリカ人の声の方が良く聞こえるのです。

男性で声の低い人だったり、声の小さい女性などですとほとんどかき消されてしまいます。ビックリするほど聞こえません。というか、ビックリするほどアメリカ人の英語しか聞こえてきません。

ここで分かったのは、日本人とアメリカ人では発声の仕方がまったく異なるということです。

アメリカ人の声は、言うなれば10mも20mもスパーンと通り抜けていくのに対し、日本人の声は口元からヒュ~っと下に落ちてしまうようです。

日本人とアメリカ人では発声方法が異なる

一般にアメリカ人などの英語話者は腹式呼吸で日本人は胸式呼吸と言われます。「だからどう」というのは専門家に任せるとして、現実問題として日本人の声は「届かない」のです。

そして残念なことに、その日本人が英語を話してもアメリカ人の様に声が通り抜けるのではなく、やはり聞こえないのです。

ですから、バーのカウンターでバーテンダーに注文する時などは、日本人的感覚からするとかなり大きな声で発しないとまったく注文が通りません。声の小さな女性であれば、叫ぶくらいの感覚が必要になるかも知れません。

それくらい、日本人の声は届かない、ということを知っておくことが大切でしょう。

「通じない」ではなく「聞こえない」のかも?

つまり、単純なことを言うと、あなたの英語は「通じない」のではなく、「そもそも聞こえない」のかも知れません。

バーやレストランに限らず、屋内でも屋外でも色々な騒音があります。屋内なら他の人の話し声、扇風機の音、お店の音楽、屋外なら車やヘリコプターの音などがありますよね。そんな騒音にかき消されてしまっているのかも知れません。

もちろんそれ以外にも発音の問題などもあるでしょう。それから発音に自信がないために、あなたも少しごまかしがちに小さな声で発しているのかも知れません。

色々な要素があると思いますが、そもそも聞こえないものは通じるわけがありません。聞こえにくいものを聞くということは非常に疲れますから、相手も面倒臭くなって「あなた何言っているのか良く分からない」という反応をするのかも知れません。

これを知っておくと良いですね。

英語の時はお腹から大きな声を出す。それだけでも、意外に通じるようになるかもしれませんよ。

まとめ

通じる、通じないの前に、まずは大きな声で話しましょう。どれくらい大きな声で話すべきかは海外に行けばすぐに分かりますし、日本に観光で来ている英語話者の声の大きさを聞いても分かるでしょう。

発音があいまいでごまかしたとしても、ネイティブはお見通しです。ごまかしきることは出来ないでしょう。

だったら、多少間違った発音でも良いので、まずはしっかりお腹から声を出すことを意識してみましょう。それだけで、相手の受ける印象も変わって来るかも知れませんよ。

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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