結果とプロセスのどちらを重視すべきか?その理由とは?

結果とプロセスのどちらを重視すべきか?その理由とは?

留こみ!はアメリカに精通したスタッフが、現地の生活情報から大学進学まで幅広い留学情報の提供と語学学校選びのお手伝いさせていただいています。

 

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こんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

あなたは「こうなりたい」「こんな結果を出したい」というような願望がありますでしょうか?「〇〇大学合格」とか「TOEIC900点」とか「お金持ちになる」とか。

そういう願望は持っていた方が良いですね。それがモチベーションになって、人生を謳歌できると思うから。

でも、結果はすぐ出なかったりします。そのプロセスは長かったりします。結果のことばかり考えていると苦しくなってしまいます。

だから僕のお勧めとしては、結果にフォーカスするんじゃなくて、プロセスを楽しむこと。

プロセスを楽しむことの重要性を、家でのちょっとした気づきから書いてみたいと思います。

 

いたずらをする息子と怒る母

今朝の話です。妻は仕事に出かける前のわずかな時間を使って、3歳の息子と積み木をしていました。車を入れるガレージを作っていたのです。

私は朝の支度をしていて見ていませんでしたが、「なんで何回も壊すの!」「もう作らないからね!」「だーかーらー、壊さないでって言ったでしょ!」なんて会話が聞こえてきます。

はい、我が家の日常です(笑)。

 

この会話を聞いていて思いました。

あぁ、妻は「ガレージを作る」という結果を残そうとしているんだなと。

そして息子は、「何かを作ったり作ってもらったりして、それを壊すというプロセスを楽しんでるんだな」と。

 

分かりますか?

妻は結果を出そうとしてる。そしてその結果を壊されるから怒っている。

でも息子は「壊したい」「壊したらガチャーンって感じで楽しい」と、その一連の流れを楽しんでいるんです。最終的にガレージができるかどうかはさほど重要ではないのです。

 

結果を残そうとしている妻と、プロセスを楽しもうとしている息子、どっちがこの積み木遊びを楽しんでいたでしょうか?

それは明らかに息子ですね。

つまり、結果よりプロセスを重視した方が楽しめるのです。

 

そもそも結果はそんなにすぐ出ない

結果を重視しても結果はすぐには出ません。どんなに願っても、明日TOEIC900点になったり成功者になったり歌手になれることはありません。

頑張っても頑張っても、結果はすぐには出ません。先が見えない中を走り続けるしかないんですよね。

で、結果にフォーカスすると、「私はこんなに頑張ってるのに〇〇になれない」「やっぱり私には無理なんだ」って思い始めてしまいます。

すると続かない。結局何も変わらない。結果にあれだけフォーカスしていたのに、結果は出ずにおしまい。

それじゃぁ悲しいですね。

 

プロセスにフォーカスするとどうなるのか?

一方、プロセスを楽しむという考え方ができるとこれは変わってきます。

TOEIC900点にはいつかなりたいけど、その前にまず今日のオンライン英会話のお話しを楽しもう。

成功者にはいつかなりたいけど、その前にワクワクするような起業プランを考えてみよう。

歌手にはいつかなりたいけど、まずは明日カラオケで思いっきり楽しもう。

そうやって、結果にたどり着くまでの道のりを楽しむ。すると、少しずつ前に進んでいきます。道のりを楽しんでるから、あんまり努力を努力と思わない。楽しい。

受験勉強のような長く苦しく楽しめないものでも、「今は〇〇大学の模試がC判定だから次はBを狙おう」とか、「学内の試験順位が今は60位だから次は50位以内を目指そう」とか。そうやって、ゲームのように楽しんでいく。

そうすれば、楽しく前に進んでいくことが出来ます。

 

ゴールが見えないことを嘆くな。

とは言っても、今日のオンライン英会話を楽しんだからと言って、TOEIC900点が近づいているようには思えないかもしれません。今日カラオケに行ったからと言って、いつか歌手になれそうな感じは全然しないかも知れません。

 

こんな話を本で読んだことがあります。

目標を達成するのは、ロサンゼルス(アメリカ西海岸)からニューヨーク(アメリカ東海岸)まで、夜の暗い道を、車のヘッドライトだけつけて走るようなものだと。(アメリカ大陸横断ね。)

先は見えない。今自分がニューヨークに近づいているのかすら分からない。

でも、東へ東へ走り続けるしかない。それしか方法はないんです。

「ニューヨークはまだかーーー」って嘆いても、ニューヨークにたどり着けるわけじゃないんです。

だったらその道中、歌でも歌って楽しくドライブするしかないですね。

 

結果は重視しなくて良いのか?

ではプロセスだけにフォーカスし、結果は重視しなくて良いのでしょうか?

僕の考えとしては、まずはプロセスを楽しむこと。そしたら結果はついてくると思っています。そして、例え結果が出なかったとしても、そのプロセスをずっと楽しめたらそれで良くないですか?

 

例えば東京大学に入学したいとして、勉強を頑張っていたとします。頑張っても頑張ってもA判定にはならず、受かる気もしません。結果だけにフォーカスしていたら、苦しみしか生まれません。

でも、「あー数学のこんなの分かるようになったなー。」「歴史は苦手だったけど、戦国時代はなんかいろんな武将がいて面白いな。」っていうようなプロセスを重視したとします。勉強を苦しいものとしてではなく、楽しいゲームとしてとらえる。

その結果、東京大学に受かるかどうかは分かりません。頑張れば必ず望む結果がでるというわけではありません。

例えば東京大学ではなくて〇〇大学に行くことになったとしても、それで人生敗北ではありません。〇〇大学ですっごくいい先生に出会って人生が変わるかも知れないし、楽しんで学んだ歴史が好きになってそういう道に進むことになるかも知れないし、何があるか分かりません。

だから、まずはプロセスを楽しむ。そして、結果は「なるようになれ!」って感じ。

そして出た結果は受け止める。それが自分の望まないものであったとしても。

それでも受験時期を楽しみながら勉強できたんだから、良くないですか?

 

人生はすべてプロセス

そもそも、人生に結果はありません。東大に合格するのも、人生80年の内の一プロセスです。東大に入るのも人生、東大に落ちて〇〇大学に行き、その後違う道に進むのも人生。

この二つは違う人生になるというだけで、どちらが良いというわけではありません。だって、東大に入ったからと言って必ず幸せになるとは限らないでしょう?

あなたがこだわる結果は、人生という大きな枠組みで考えるとすべてプロセスです。

だったら、そのプロセスを楽しむ方法を考えませんか?

積み木でガレージが出来ても出来なくても、どっちでもいいじゃないですか。積み木の時間を楽しめれば。

だって、人生はファミコンのゲームみたいなもんです。すべて問題なくクリアしちゃったら全然面白くないでしょう?問題があったり思ってもみなかった方向に行ったりするから面白いんでしょう?

人生というゲーム、楽しみましょうよ。

 

最後に

朝の妻子の会話を聞いて思いついたことをこのブログで書いてみました。妻が読んだら「キーーーッ!」ってなるブログかも知れません。そんなん知らんし(笑)。

でもまぁ楽しく笑って人生過ごしたいですね。それが受験勉強のように苦しい時期だったとしても。

そんな感じ。

最後まで読んでくれてありがとう。

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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