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留こみ！はアメリカに精通したスタッフが、現地の生活情報から大学進学まで幅広い留学情報の提供と語学学校選びのお手伝いさせていただいています。
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こんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。
アメリカに行く際、帰国日が決まっていれば往復券チケットを買いますよね。
では帰国日が決まっていない場合は？または帰国時に利用する空港が決まっていない場合は？
そんな時気を付けなければならないことをお伝えします。
結論を一言で言うと、アメリカから出国する航空券のチケットは、渡米時点ですでに確保しておかなければならないということです！
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アメリカにフラッと行って、好きな街を旅し、満足したら帰国する。計画のない旅。チケットは片道だけ。
またはアメリカにESTAで短期留学し、帰国前にニューヨークなどに寄ってから帰りたい。でも日本出発時点では細かい計画は立ててないから、現地に行ってから航空券を買いたい。
そんな希望を持つ方は多いのではないかと思います。
ではそれは制度的にできるのでしょうか？
結果から言うと、ESTAでアメリカに行く場合、アメリカを出国するチケットなしではアメリカに入国できません。というか、日本からアメリカに行く飛行機に乗せてくれません。
ですので、日本を出発する時点で、アメリカから出国するチケットが必ず必要です！
例えばロサンゼルスやサンディエゴに行った後に、メキシコにちょっと行く。シアトルの後にバンクーバーにちょっと行く。ニューヨークからナイアガラの滝を見るためにカナダ側にちょっと行く。
そんな場合はどうなるのでしょうか？これは「アメリカからの出国」と見なされるでしょうか？
答えはNOです。
基本的には、カナダ、メキシコ、その他のアメリカ近隣の島国（バハマなどカリブ海の島国など）への出国は出国と見なされません。
つまり、日本からアメリカに行く際、アメリカから他国（カナダ、メキシコ、近隣の島国を除く）へのチケットを持っていなければならないのです。つまりアメリカ発日本行き、イギリス行き、ブラジル行きなどのチケットを持っていないといけないのです。
ESTAでアメリカに滞在できる日数は90日間です。
では90日目にカナダやメキシコにちょっと出て、すぐアメリカに戻ってきたらまた90日滞在できるのでしょうか？
答えはNOです。
アメリカ国務省のウェブサイトには以下の記載があります。
「Therefore, the length of time of your total stay, including the short tirp, must be 90 days or less.」とあります。日本語にすると、「アメリカ滞在のトータル日数は、カナダ、メキシコ、近隣の島国への旅行日数も含めて90日以内である必要があります。」
つまりこういうことです。
アメリカに80日滞在→カナダに4日滞在→アメリカに戻って滞在できる残り日数は6日だけ、ということです。
カナダやメキシコに一時的に行ってアメリカに戻り、また90日滞在できると考えていると不法滞在になってしまいますので、十分に注意しましょう。
学生ビザなどを持っている場合は、日本からアメリカへの片道券でも大丈夫です。
この記事で注意を促したいのは、ESTAの方ですね。
もしこれらのルールを知らず、日本の空港でアメリカ行きの飛行機への搭乗拒否されたらどうしたら良いでしょうか？
方法は一つだけ、その場でスマホやPCを使って帰りのチケットを買いましょう。
後々プラン変更をする可能性のある人は、キャンセル料の掛からないチケットが買えればなお良いですね。
旅には色々なケースがありますので、ここですべてのケースについて書くことはできませんが、心配事がある場合は事前に必ず確認するようにしましょう。利用する航空会社に電話すれば教えてもらえると思いますし、アメリカ大使館でも教えてくれると思います。
留学する方は、学校のスタッフに聞くか留学エージェントに確認するようにしましょう。留こみ！でももちろん確認いたします。
一番危ないのは、「まぁなんとかなるでしょ」という甘い考え方。一度不法滞在をすると、次回以降はESTA取得が出来なくなり、アメリカ旅行が非常に難しくなりますので、気を付けてくださいね！
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