留学しても英語は話せるようにならないという人の言葉は聞くな!

留学しても英語は話せるようにならないという人の言葉は聞くな!

当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。

 

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みなさんこんにちは、留学カウンセラーのぶっちです。

「留学しても英語は話せるようにならない」という人、いますよね。うーん、それなら私は何なんでしょ(笑)私は留学して英語が話せるようになりましたが。。。

つまり、このコメントは信じてはいけないコメントなのです。

今日はこの記事で、その理由について詳しく書いてみます。

読んだ後に、「留学しても英語は話せるようにならない」というコメントを信じるべきか信じないでおくべきか、ご自身で判断してくださいね。

 

「留学しても英語は話せるようにならない」は本当か?

これに対する回答は、Yes and Noです。つまり、留学して英語が話せるようになる人もいますし、話せるようにならない人もいます。

でもそれって、何でもそうですよね?

同じピアノ教室に通ってピアノが弾けるようになる人もいれば弾けるようにならない人もいる。

同じ塾に通って志望校に合格する人もいれば合格できない人もいる。

儲かる投資法セミナーに参加して儲かる人も儲からない人もいる。

結局人によるんです。

だったら、「留学しても英語なんか話せるようにならないよ(だから留学なんか無駄無駄、やめときな)」なんてコメントは聞く必要がないのです。

違いますでしょうか?

 

なぜ「留学しても英語は話せるようにならない」と言うのか?

ではなぜ「留学しても英語は話せるようにならないよ、だから留学なんてムダムダ」と人は言うのでしょうか?

多分二つの理由でしょう。

 

1.自分が留学しても英語が話せるようにならなかった

自分が英語が話せるようにならなかったら、人に留学を勧めないというのは気持ち的には分かりますね。

でも、「Aさんが留学しても英語が話せるようにならなかった=Bさんも話せるようにならない」とは言えません。実際に留学して英語が話せるようになる人もいるわけですから。

「いやいや、私の友達もみんな英語話せるようになってないし」と言うかも知れません。でもそれはあまり良い議論ではないですね。もしかしたらその人は留学中、そういう人とばかり付き合っていたからこそ英語が話るようにならなかったのかも知れませんから。

 

2.留学できる人に対する妬み

留学したい、でも何かしらの理由で留学できない人が、「留学したってどうせ意味ないよ」という感じで留学の負の側面を吹聴する。

そういう理由もあるでしょう。

 

で、これらの意見は聞くべき価値があるかどうかということですね。

 

成功したければ成功した人の話を聞け

留学して英語が話せるようになった人が、「留学しても英語なんて話せるようにならないよ」と言うでしょうか?言わないですよね。だってそれは事実ではないから。

だから、留学して英語が話せるようになった人がいたら、その人にこう聞けばいいんです。

「留学しても英語が話せるようにならない人もいますけど、あなたはどうして英語が話せるようになったんですか?」って。

これはすごく建設的な議論ですよね。

そしたら、「実は留学するだけではだめで、留学期間中にこういう勉強を並行してやらないといけないんだ。それをみんな知らないかやってないかどっちかなんだよね」と教えてくれるかも知れません。

これから留学しようか考えている人が意見を求めるべきは、こういう人なんです。

 

「語学留学しても英語達人にはなれない」という記事に対する反論

たまたま、「語学留学しても英語達人にはなれない」という記事がツイッター上で流れてきたので「どれどれ?」と読んでみました。(この記事は読む価値無しと思います。。。)

この記事に書いてあることの要約は以下の通りです。

一年くらい語学留学する人がいるが、彼らは留学後簡単な英語のやり取りはできるようになっているが込み入った話は無理。学校を止めて現地でバイトに精を出した生徒の方が現地人とのコミュニケーション量が多いから話せるようになっている。

著者も英語はてんでダメ。

英語は留学しなくても、インターネットなどを用いて学べばできるようになる。ただし、語学を学ぶ学習法そのものを事前に学ぶ必要がある。

この記事に書いてあった言葉を、僕なりに解説しますね。

僕も語学はてんでダメといった「自信」がある人間。なので「じゃあ語学学校でも、とりあえず行ってみますか」と、半ばフィールドワーク(つまり「学生たちが語学が上達しない原因」を探る)も兼ねて三ヶ月ほど通ってみた。

この人は英語が話せない人なわけです。ということはこの時点で、この人は英語が話せるようになる方法を知らないということです。

この時点で「この人の意見を聞く価値はあるのか?」と思ってしまいます。。。

そしてそんな人が軽い気持ちで「とりあえず行ってみますか」と語学学校に行って、それで英語が話せるようになるわけがないです。全然気合が足りないです。やるならもっと本気でやらないと。

正直「こんな記事を誰が書くのだろう?」と思ってしまいましたが、大学の先生だそうです。恐ろしいですね。。。

 

(語学学校は)「あ、こりゃ、ダメだ。使えん!」という結論。はっきりいって、限りなく時間の無駄。自分でやった方がはるかに早い。

ではなぜサッサと自分で勉強して、英語が話せるようにならないのでしょうか?語学学校に通うということは、少なからず英語に対する興味はあるはず。だったらサッサと自分でやったらいいじゃないですか。

教育者であるなら、「生徒がなぜ留学しても英語が話せるようにならないのか」を探るだけではなく、「ではどうしたら英語が話せるようになるのか」に対する自分なりの回答を教えてあげるべきではないでしょうか?

 

生徒は必死に内容を理解しようとするのだけれど、ハードルが高すぎて全体の二割も解らない

これはただ単純に、この著者のレベルに合ったクラスに入らなかっただけではないでしょうか?アメリカでは意見があれば自分から発する必要があります。「授業が分からないので下のレベルのクラスに変えてください」と言えば良かっただけではないでしょうか?

また、この著者は「自分以外のクラスメイトも2割未満しか理解していない」と書いていますが、そもそも人が授業をどれだけ理解しているかなんて分からないと思いますが。

 

授業はひたすら教員が喋りっぱなしということに。でも生徒たちは解らないので、生徒の側からすれば授業は「お通夜状態」に。沈黙が続くと同時に、教員の「講義という名の読経」が流れる。

これはほとんどの学校ではありえません。質の悪い学校に行ったか、良くない先生に当たったかのどちらかでしょう。

通常、語学学校の授業は先生の一方的な講義ということはなく、生徒にいかに話させ、学んだ知識を使える知識に変えるかということが目的となっています。ですから、先生の話す時間より生徒の話す時間の方が長かったりします。

例えば私は以前サンディエゴの語学学校の初級のスピーキングのクラスを見学させてもらったことがありますが、まさにそんな感じでした。みんな片言の英語ではありましたが、楽しく議論していましたよ。

ぜひこちらも読んでみてください。

留学エージェントの私が語学学校で授業を受けてみて感じた3つのこと

 

とっとと語学学校を辞めてバイトやネイティブの仲間を見つけた方が勝ち。

この方はロサンゼルス近郊の語学学校に留学したそうですが、そもそもアメリカでは学生ビザの語学学生がバイトをすることは違法です。違法行為をそそのかす大学の先生って一体何なのでしょうか・・・。

また、語学学校を辞める=学生ビザのステータスを失うことになりますので、アメリカに合法的に滞在することが出来なくなります。

その辺りの事情に明るくない方の記事のようです。

 

本気で語学(今回は英語に焦点を当てている)を学ぶ気があるのならば、はっきりいって、現在では現地まで行かなくても十分学習は可能だ。

もう一度書きますが、それではご自身でそうしてください。

 

(語学は)一朝一夕にマスターできると思うのは、とんでもない勘違いなのだ。

これは賛成です。

なのに、語学学校に3か月通ってなぜ「語学学校は意味がない」と結論付けるのでしょうか?

 

他の記事でも書きましたが、語学学習は飛行機が飛ぶ過程に似ていると思います。つまり、かなりの速度で滑走路を走っても、当分の間は飛べません。でも、ここで諦めたらオシマイです。ここでも継続して頑張り続けると、ようやく離陸できるのです。

この著者は「一朝一夕にはできない」と言っていますが、3か月で「語学学校は意味がない」と諦めたようです。これでは「僕は英語学習の継続はできない。だから君たちも語学留学なんてしても無駄だぞ」と言っているようにしか聞こえません。

厳しい言い方をすると、負け犬の遠吠えのようです。

 

どれくらいの期間語学留学をすると英語が上達するのか?

ではどれくらいの期間語学留学をすると英語が上達するのでしょうか?

「上達」は人によって定義が異なりますので一概には言えませんが、僕の場合は3か月留学した段階で明らかな英語力の向上を感じました。もちろん3か月でペラペラではありませんが、3か月前には知らなかった単語やフレーズを使って会話ができている状態です。

もっと細かく分けてみると、例えば留学1か月くらいでリスニングに慣れてきた感覚がありました。知らない単語が多かったため、聞こえても理解できないという状況ではありましたが、かなり聞こえる状況になったと思います。

もっと細かく言えば、1週間で「英語を使うことへの抵抗が減った」という人もいるでしょうし、逆に元々が中級以上だった人は1年間でネイティブとの会話に支障がないくらいまで行ける人もいるでしょう。

いずれにしても、先ほどの著者の言う「語学学習は一朝一夕にはいかない」というコメントには賛成です。日々の努力しかないのです。

 

もし本当に留学しても英語が全然話せるようにならないのならば

留学しても本当に誰一人として英語が話せるようにならないのであれば、留学産業なんてとうの昔になくなっていると思いませんか?

誰一人としてピアノが弾けるようにならないピアノ教室があったら、そのピアノ教室が何十年もビジネスを継続できると思いますか?

ということは、上達している人もいるからこそ、留学産業が残っているとは考えられないでしょうか?

事実、私も含め、語学学校を経由して現地の大学に行く人は多数います。例えば僕は、渡米時点では大学に入れるような英語力は全然なかったです。でも語学学校で頑張って、現地の大学に入れるようになったのです。

たった数か月の語学留学でネイティブの大学生と同じようになれるとは言わないけど、ネイティブと同じクラスが受けられるレベルにはなっているのです。

それってすごくないですか?

それでも語学留学は意味がないと言えますか?

 

失敗した人の意見は反面教師にせよ

失敗した人が「あんたも失敗するよ」と言っても、それを額面通りに受け取ってはいけません。

なぜその人は失敗したのか、どんな取り組みをしていたのか、詳細を聞きましょう。そして反面教師にしましょう。

「ちゃんと学校も行ってたし、勉強もしてたよ」というのであれば、どんな勉強をどれくらいしていたのか聞きましょう。どんな友達と時間を過ごしていたのかも聞きましょう。

そして、留学で英語が話せるようになった人との違いを探しましょう。

違いが見つかったら、あなたはそれを実践すればよいのです。

 

まとめ

留学に限らず、「あなたには無理だと思うよ」「やっても無駄だよ」「やめときな」という意見はたくさん聞きます。

でも、その言葉をすべて信じる必要はありません。

あなたが「やりたい!」「やれる!」「やってやるんだ!」と思うなら、やりましょう。実行しましょう。

結局これです。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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