WBC準決勝で日本がアメリカに勝てなかった、たった1つの理由

WBC準決勝で日本がアメリカに勝てなかった、たった1つの理由

留こみ!はアメリカに精通したスタッフが、現地の生活情報から大学進学まで幅広い留学情報の提供と語学学校選びのお手伝いさせていただいています。

 

・・・

みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

WBC負けてしまいましたね~。これまで良い戦いをしてきた侍JAPANだっただけに残念です。

でも、なぜ負けてしまったのでしょうか?次回はどうすれば勝てるのでしょうか?

中学校まで野球部だったとはいえ私ぶっちはただの野球ファンであり素人ですので、専門家とはちょっぴり違う見方をしてみたいと思います。

ミスが失点に繋がってしまった

今回の試合はとても投手陣がとても頑張っていたと思います。なんてったってメジャーのスーパースター軍団相手に6安打2失点ですからね。さすがだと思います。

でも、取られた2点はいずれもミス絡みのもの。

これまでスーパープレーを連発してきた菊池選手の何でもないゴロのエラー、チームをプレーでも精神的にも引っ張ってきた松田選手の捕球ミス、このたった2つのミスで負けてしまいました。

2つのミスで2失点ですから、とても残念ですね。

でも、世界トップクラスの相手と対戦する時は、ミスはやはり致命的なんだな~と思いました。

ではなぜミスしてしまったか?

ではなぜあの2つのミスが発生したのでしょうか?

ただの一野球ファンである私の考えでは、

  1. 天然芝のグラウンドに慣れていなかったから
  2. 完全アウエーの状況で普段のプレーが出来なかったから
  3. 環境の違いから、時差ボケなどもあり集中力を発揮できなかったから

の3つが折り重なったのではないかと思います。

では、次にまた同じような試合をする時に、この3つがクリアーできないとまた同じようなミスをしかねないわけです。

だから、これを改善する必要がありますね。

打撃陣も全然打てなかった

それから、打撃陣もたったの4安打1得点に抑えられてしまいました。これまで打ちまくって勝ち上がってきたのがウソのようでした。

もちろんメジャーのエースや抑えクラスの人が次々に出てくるのですから難しいとは思います。しかも、初めて対戦する場合はピッチャー有利でバッターは不利らしいですしね。

仕方ないと言えば仕方ないかも知れません。

でも、気になったのはボテボテのゴロの多さ。

これはきっと、手元で動くメジャーのピッチャー特有のボールに対応できなかったということでしょう。これは大会前から話題になっていたことでしたが、日本の一流の選手たちもうまく対応できなかったようです。

昔松井秀喜選手がメジャーリーグに移籍してすぐ、ゴロばかり打って「ゴロキング」と言われていた時期があったことを思い出しました。

あの松井選手でも対応に時間がかかるのですから、日本の選手がアメリカですぐ対応できるわけはないですよね。

このままでは次回もまた負ける

守備面、攻撃面共にうまく行かなかった理由を書いてみましたが、その共通項を考えてみると、普段と違う環境で試合をしたということです。

普段と違う国、球場、ボール、審判、雰囲気、相手選手、応援、気候などなど全部です。

これらの違いに対応しきれなかったということだと思います。

逆にアメリカはその点楽でしょう。いつもの環境で試合が出来るわけですからね。

でもそれを言っても仕方ありません。WBCが開催され続ける限り、野球発祥の国・かつスポーツマーケットが世界最大の国であるアメリカで開催され続けるでしょうし、そもそも日本だって2次ラウンドまではホームのとてもやりやすい環境で戦ってきたわけです。

もしかしたらアウエーだったらオランダやキューバに負けていたかも知れませんしね。

だから、アウエーであることが理由で負けたのであれば、アウエーに慣れるしかありません。

そして今回、アウエーの環境に慣れていたのは唯一のメジャーリーガーの青木選手一人だけでした。(その青木選手でも思うような結果が残せなかったのは、それは仕方ないでしょう。相手も一流ですからね。)

でももしここで、何人もアウエーでの戦いに慣れている選手がいたらどうだったでしょうか?今回とは違ったのではないかと思います。

このまま日本でプレーすることが本当に正しいのか?

今回の選手は今後も日本でプレーすれば、昨年までと同様に良い成績を残し、高い給料をもらうことでしょう。

でも、このままだときっとまた次回も勝てないと思います。

例えば日本に居続けたら、「手元で細かく動くボール」には今後も対応できないでしょう。

日本の一流選手は実力ではアメリカと差はないかも知れませんが、不慣れな環境である海外での経験を積まないと、ホンの些細なミスで今回のように勝敗が決まってしまうのです。

だから、野球に限らず、世界で戦いたいと思う人は普段から世界で挑戦しないとダメだと思いました。

例えば野球以外の他のスポーツもそうですし、ビジネスなどでもそうだと思います。外国人相手に英語でディスカッションするケースなどでは、慣れていないと普段の力は出せませんからね。

そして、日本人はこの経験が本当に足りていないと思います。

今回のWBCでも、日本では出せた実力がアメリカでは出せなかった。元々持っている実力の差で負けたというよりは、その実力を発揮できたかどうかで今回の試合は決まってしまった気がします。

メジャーに行こう。

だから、私個人的な意見としては、もっと日本人選手がメジャーリーグでプレーするといいなぁと思っています。

今回のWBCで評価の上がった選手や海外志向が芽生えてきた選手はぜひ挑戦してもらいたいなと思います。

「みんなが海外に行ったら日本のプロ野球がつまらなくなる」という意見もありますが、メジャーで活躍する日本人が増えれば野球をやる子供がもっと増えるでしょう。そうすれば全体的なレベルアップに繋がるので、長期的に考えればいいのではないかと私は思っています。

まとめ:海外に行こう。

いや~、今は悔しいです。この悔しさをただただアウトプットしたくて、このブログ記事を書きました。

でも、今回の負けを我々一般人が教訓として活かすことも出来るんですよね。

「日本で一流になってから世界に出よう」じゃなくて、最初から世界を目指していいんだ、いや、目指すべきなんだというのは私が感じたメッセージです。

だって、侍JAPANが示してくれたように、ポテンシャルでは日本人は高いものを持っていますからね。

だったらそれを世界で発揮しましょう、という話です。

 

あなたはどう世界で活躍しますか?

そのためにすべき最初の一歩は何ですか?

 

 

The following two tabs change content below.
田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

無料E-Book:
「絶対に失敗しないアメリカ語学留学」
ブログには書けない、あなたの留学を成功に導く完全ノウハウ

無料E-Bookダウンロードはこちら
ページトップへ
お問合わせ