留こみ!はアメリカに精通したスタッフが、現地の生活情報から大学進学まで幅広い留学情報の提供と語学学校選びのお手伝いさせていただいています。
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みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。
留学する前に、「半年間留学して、その後帰国して、それから大学を卒業して就活して」というようなプランを描きますよね。
でも、そんなプランがすんなりと描ければ良いですが、これが中々難しかったりもします。「留学はしたいけど、そもそも『なんで留学したいの?』と聞かれてもうまく答えられないし・・・」という感じですね。
今日はそんなお悩みを頂きましたので、この記事でご紹介させて頂きます。
Contents
私の一番の悩みは、留学する目的がはっきりしていないことです。
「留学したい!」と思っているものの、何を学びに留学するのか、何をしに留学するのかということが明確になっていません。 このようなはっきりとしない状態で留学すると、
日本に帰ってきてから留学経験をどう活かしていけば良いのか分かりませんし、就職活動でもただ単純に「留学していました。」 だけでは通用しないと思います。
「留学していただけで、何ができるの?」と聞かれたら答える自信がありません。 だからこそ、アメリカや、外国でしか学べない、
何か強みとなるものはないのかな、、と思っています。
はっきりとした目的、目標、夢をもって留学したいと考えています。
これまで留学の目的に関するたくさんの記事を書いてきました。なぜかというと、皆さん同じような悩みを持っているからなんですよね。
この方もそうだと思います。留学はしたい。だけど、留学してどんな自分になれるかがはっきりと見えないから決心がつかない。
そんな風に悩み、留学しないことに決める方もたくさんいると思います。
でも、それはもったいないし、きっと10年後20年後、「あの時留学しておけばよかったな~」なんて後悔すると思います。
少し年上の世代の方が、「若い頃あれやっておけば良かったな~」なんて言っているのを聞いたことありませんか?今ここで留学を断念すると、かなりの確率で同じように後悔することになると思います。
であれば、今から「留学すべき理由」を考えて、留学したいならしちゃいましょう。
この方は「アメリカや、外国でしか学べない、
ではまずこの点について考えてみましょう。
就職活動では、企業は生徒が「どんな人か」「何ができる人か」「ポテンシャルはどうか」といったところを見ています。
それを知るために、「これまで何を頑張ってきて、何を得た/学んだか」ということを聞いてきます。私も以前は企業で面接官をしていましたので、よく分かります。
そしてこの回答は、エピソードで語れるものが良いですね。
毎日毎日何人もの生徒を面接していると、みんな「勉強を頑張りました」「サークルでこんなことしてました」「部活でこんなことを」「バイトでこんなことを」etc etc… なんて話しますから、「あぁまたそれね」という感じがして、あまり面接官の印象に残らないのです。
でも逆に、面接官が「えぇっ!」と思うような体験と、「うわ~頑張ったんだね」と思えるような回答があると、非常にインパクトがあります。面接官があなたに共感してくれれば、「採用したい!(この人と一緒に働きたい)」と思ってしまうものです。
面接官も人間ですからね。数字も大事ですけど、感情を動かすことの方がもっと有効です。
で、留学なんて色んな体験盛りだくさんなわけです。
楽しい経験はもちろんですが、それ以外にも英語が通じなくて辛くなる経験、人種差別を受ける経験、クラスのディスカッションについていけずに悔しい思いをする経験、ホームシックになる経験など色々です。
そしてその経験をした時に、どう行動し、どう頑張ったか。
徹底的に英語を勉強した、グループで何かに挑戦した、人見知りだったけど外国人といつも一緒にいたら積極的になれた、なんて話でも良いです。
留学を経て、こんな人間になれた!というところを伝えると良いですね。
そしてそれは、必ずしも「アメリカで〇〇を学ぶ」や「アメリカでこんなことを成し遂げる」というような、留学前に思い描いていた目的や目標と一致していなくても大丈夫なんです。
それから、留学中に英語という外国語を使って人とコミュニケーションをするということや、異文化の人達と毎日過ごすこと、これ自体が大きな経験です。
仕事をする時も、色んな人とコミュニケーションをしながらします。
例え日本で日本人の同僚やお客さんと仕事をする時でも、外国人とコミュニケーションをした経験は非常に活きてきます。
例えば、日本について全く知らない人に日本の日常を伝える経験は、あなたが就職してから営業や販売をする時に活きてくるかも知れません。新しい製品やサービスについてプレゼンする時に役立つかも知れません。または上司に「このプロジェクトをやりたいんです」と説得する時に役立つかも知れません。
他にも、海外とのやり取りがある仕事であれば英語力はもちろん活きてくると思いますし、「日本人と外国人はこんな違いがあるから、ここはしっかりと説明しないと通じないな」というような異文化理解も仕事をスムーズに進める上で役立ちます。
こんな風に、留学経験は仕事をする上で絶対必要なスキルを伸ばしてくれるんですよね。
「〇〇ができる」というスキルには、目に見えるものと見えないものがあります。
目に見えるものの例としては、TOEIC〇〇点、〇〇大学卒業、〇〇検定合格などですね。
目に見えないものの例としては、異文化理解、コミュニケーション力、バイタリティ、行動力、実務遂行力、PDCAを回す力などですね。
これらはどちらも重要です。両方あれば強いでしょう。
でも、この相談者さんの言う「〇〇ができる」というのは、前者の「目に見えるスキル」に限定されている気がします。
留学でTOEIC900点取得!というのもすごいと思いますが、それと同じくらい「これまで何をしても頑張れなかった自分が留学を経験して自分の限界に挑戦することの楽しさを知った」とか「シャイだった自分が積極的になれた」ということもすごいと思います。
履歴書には「目に見えるスキル」しか書けなくても、面接ではあなたがどんな「目に見えないスキル」を持っているのかを面接官は聞き出そうとしますから、こちらも軽視することはできません。
また、社会で生きていくには「目に見えないスキル」の方が重要だったりします。
留学前には明確な目的が見えていなくても、あなたがこれから生きていく上で重要なスキルを身に付ける機会を留学では得られるのです。
もう一つ大切なのは、留学をするとこれまで見えていなかったことが見えてくるということです。
例えば日本で高校→大学と普通に進学すると、リクルートスーツを着て就活して、日本で就職することが当たり前のように思えてくるのではないでしょうか。
でもこれは海外からしたら異常なわけです。
「なんでスーツがみんな真っ黒なの?」「なんで4月に一斉入社するの?」「なんで同じ会社で何年も働くの?」
外国人からしたら日本の「普通の就職」は「異常」でしかありません。
そして、海外に行ってみることで初めて「確かに言われてみれば、別にみんなリクルートスーツ着て就活して4月に入社して『石の上にも三年』なんて考えなくてもいいよな」と気づけるのです。
この気づきが非常に大切です。自分が当たり前と思っていたことが実は当たり前でも何でもなく、ただ親や先生やテレビや新聞や周りの人の言う当たり前の受け売りでしかないことに気づくことが重要なのです。
これに気づけたら、「じゃぁ違う道を探してみよう」と思うかも知れません。
別に日本で就職せずに海外でしてもいいですし、起業してもいいですし、すぐに働かずに回り道をしてもいいですし、投資家になってもいいですし、自給自足でもいいですし、旅人でもいいですし、発明家でもいいですし、何でもありです。
「いやいや、そんなのイヤだ、絶対日本の企業に就職できなきゃ困る」と今は思うかも知れませんが、海外に一度行ってみると、「別にそうじゃなくてもいいかもな」と思うかも知れません。
そしたらそれは、人生の幅が広がったということなのです。自分に合わない価値観が一つはがれたということなのです。
自分に合わない価値観がはがれる度に、自分にピッタリの人生が送れるようになっていきますから、あなたの人生は楽しくなっていきます。
これを幸せと呼ばず何と呼びましょうか?
今現在の立ち位置から見える将来を考えた時、留学はその将来への大きな一歩となるでしょう。
同時に、海外留学はあなたに新たな将来の可能性を示してくれます。
今はそれが見えなくて、留学すべきなのかどうか分からないかも知れません。
でも、留学してみれば「小さなことで悩んでいたんだな」ということに気づけると思います。大きな視点に気が付くことができたあなたは、「留学して良かったな」と思えると思います。
そんな挑戦を、してみませんか?
この記事を読んで、またご質問があればお問い合わせフォームからご相談くださいね。
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