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みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。
そろそろ寒くなってきて、どこか暖かい場所に行きたい!と思う今日この頃です。かといって夏の暑さも苦手です。。。
さて、私のように暑さも寒さも苦手な人が、アメリカで気候の良い街に行きたいと考えたらどこに行くべきでしょうか?
今回この記事では、アメリカの気候の良い街がすぐに分かる方法を皆さんにご紹介したいと思います。
これからアメリカに行く方、住む方で、自分の行く街が決まっている人もそうでない人も、アメリカの各都市の過ごしやすさが簡単に分かりますのでぜひ見てみて欲しいと思います。
Contents
調べる方法というと何か難しい手順を踏む必要があるのかと思うかも知れませんが、心配いりません。すべて一発で教えてくれるサイトをご紹介します。
まずはTHE PLEASANT PLACES TO LIVEというページに行きます。
少しスクロールして下に行くと、このようなアメリカの地図が出てきます。この地図は地域ごとに小さな丸でできていますので、そこにカーソルを当てると心地よい気候の日の年間日数が表示されます。
心地よい気候日とは、このサイトでは次のように定義されています。
平均気温が約13~24℃、最低気温が約7℃以上、最高気温が約30℃以下、かつ強い雨や雪の降らない日
注)上記の気温は、華氏で表示されている温度を摂氏に直しています。
この定義に当てはまる心地の良い日が年間に何日あって、各月は何日というのがこのサイトで分かります。
では試しに、ニューヨークを見てみましょう。ニューヨークの〇をクリックすると、このようなポップアップが出てきました。右上に67days/yrとありますが、これは先ほどの定義に当てはまる心地の良い気候の日が年間67日あるということです。
その下にグラフがありますが、これは月別の日数を表しています。左からJ、F、M・・・となっていますが、これはJanuary, February, March・・・ということで1月、2月、3月・・・ということですね。
12月、1月、2月は0日ということで、やはり寒い日が続くということが分かります。3月から少しずつ出てきて6月まで増え、7月はまた減っています。今度は暑い日が多いということでしょう。
こんな風にして、各地域の心地の良い気候の日の日数を調べることができます。
ただし、この地図は地域がかなり細かく分けられていますので、あなたが行く場所がどこにあるかが分からないこともあるでしょう。そんな時は、郵便番号を記入しましょう。
行先のホテルや学校の住所が分かれば、その郵便番号を入力します。
例えばこのホテルの場合は10019ですね。アメリカの住所は「番地、ストリート名、市名、州名、郵便番号、USA」となっていますので、州名の後に書いてある5桁の番号を入力します。
もし分からない場合は郵便番号が調べられるこのサイトに行ってください。
都市名が分かれば一番上のAddressのの枠に記入し、「Find Zipcode」をクリックしましょう。例えばシカゴの場合、Chicagoと入力すると60604と出てきました。
もし分からない場合は、地図をズームインして好きなエリアの郵便番号を調べましょう。今回はその地域の気候を調べるのが目的ですので、例えば上のシカゴの場合、60604でなく60605や60607でも構いません。
試しに今回は60601という番号を使って、先ほどのサイトに入力してみましょう。
するとシカゴのデータが出てきました。シカゴの心地よい日の日数は年間74日のようです。ニューヨークよりは少し多いようですね。
冬はシカゴの方が寒いと思いますが、ニューヨークの冬もシカゴ同様寒くて心地よい日には数えられないので、ここにはカウントされません。夏はシカゴの方が少し過ごしやすいのでしょうね。
このように、自分の行く場所の心地よい気候の日の日数を調べることができます。
これからアメリカに留学する場合など、行先の街を決める上で気候を踏まえて検討したい場合はどうしたらよいでしょうか。このページの小さな〇を一つ一つ見て心地よい日の一番多い街を探すのも大変ですね。
でも大丈夫です。まず先ほどのサイトにはトップ5とワースト5が記載されていますので、そちらを紹介したいと思います!
1位 ロサンゼルス、カリフォルニア州 年間183日
2位 サンディエゴ、カリフォルニア州 年間182日
3位 オックスナード、カリフォルニア州 年間166日
4位 シミバレー、カリフォルニア州 年間156日
5位 サンフランシスコ、カリフォルニア州 年間153日
1位 マックアリスター、モンタナ州 年間14日
2位 レノの北東、ネバダ州 年間15日
3位 クランシー、モンタナ州 年間15日
4位 ダグラス、ワイオミング州 年間15日
5位 セダービル、カリフォルニア州 年間16日
なんとトップ5はすべてカリフォルニア州でした。しかもサンフランシスコ以外の4都市は南カリフォルニアです。やはり評判通り、天気が良いんですね。
ではアメリカの他の主要都市はどうか、このサイトを参考に紹介したいと思います。
シアトル:年間83日
シカゴ:年間74日
ニューヨーク:年間67日
ヒューストン:年間67日
アトランタ:年間62日
フェニックス:年間59日
ラスベガス:年間58日
ボストン:年間56日
フィラデルフィア:年間56日
サンアントニオ:年間55日
ジャクソンビル:年間55日
インディアナポリス:年間52日
ワシントンDC:年間48日
ソルトレークシティー:年間38日
デンバー:年間37日
街によって全然違いますね。シアトルは雨がよく降ることで知られていますが、心地よい日の日数は高めに出ています。霧雨のようなものはカウントしていないようですので、その辺りが影響しているのだと思います。(アメリカ人は小雨程度では傘を差さない人が多いですので、その辺りは日本人と感覚の違いがあるのでしょう。面白いですね。)
という訳で、こんなデータを参考にアメリカの渡航先を考えるというのも良いと思います。
ここまで読んで、「ハワイは?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?確かにハワイは常夏のイメージがありますから、年中を通して暖かそうです。
また、アラスカのデータもありません。アラスカというと寒そうですので、イメージとしてはワースト5の中に入ってきたりするのかな?と思いましたが出てきませんでした。
どうしてかと思い郵便番号を入力してみましたが、データが出てきませんでした。このサイト上ではデータがないようです。残念ですね。
他にも色々とサイトを探してみましたが、データに基づいたランキングはなかなかありませんでした。ただし、以下のサイトのように、ハワイ(ホノルル)を気候の良い街として取り上げているサイトがあったこともお伝えしておきます。
アメリカの中ではカリフォルニアとハワイの気候が良いと言って問題ないでしょう!
実際問題として、心地よい気候と感じるかどうかは人によりますし、同じ気温でも晴れているか曇っているかだけでも感じ方は違います。
基本的にはこのようなランクづけは難しいところがありますので、このサイトも「心地よい気候の日」を簡単に定義しています。ですので、ここでのデータはあくまで一つの目安と考えていただければと思います。暑さと寒さで耐えられない日が少ない街が分かる、くらいのイメージですね。
しかし、こんなサイトを作るなんて、アメリカ人の発想の豊かさには本当に驚かされます。面白いですよね。
今後アメリカに行かれる方が、暑さと寒さで参ってしまわないよう、この記事がお役に立てればうれしく思います。
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