ロサンゼルス、ポートランド、シアトルを旅して感じた10個のこと

ロサンゼルス、ポートランド、シアトルを旅して感じた10個のこと

留こみ!はアメリカに精通したスタッフが、現地の生活情報から大学進学まで幅広い留学情報の提供と語学学校選びのお手伝いさせていただいています。

 

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みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

私は2018年のゴールディンウィーク期間中に西海岸のカリフォルニア州ロサンゼルス、オレゴン州ポートランド、ワシントン州シアトルに行き、語学学校や大学を訪問してきました。

ロサンゼルスは毎年のように行っていますが、ポートランドとシアトルは二度目の訪問です。

そこで感じたことをシェアさせていただきますね。これから旅行に行く方、または留学先を選んでいる方には参考になると思います!

ロサンゼルスは大都会ながら意外と自然が豊富

ロサンゼルスはニューヨークに次いでアメリカ第二の大都市でありながら、自然が豊富です。街中は緑が多いですし、周囲には山や海があります。

こんな感じのハイキングも出来ちゃいます。左奥にはダウンタウンの高層ビル群が見えますね。

逆側には小高い丘があって、あの有名な「Hollywood」サインが小さく見えます。

ハリウッド山の頂上には馬がいました。ふもとから馬で上がってきたんですね。

こちらはベニスの運河です。のほほんとしています。海水が入っているので、カレイかヒラメのどちらかが泳いでいるのが見えました。

こちらはベニスビーチ。夕日がとても綺麗です。

ヤシの木が並んでいていい感じです。ロサンゼルスはやっぱりビーチが近いというのが嬉しいですね。

ロサンゼルスの交通の便はやっぱり・・・

ロサンゼルスと言えば車社会。交通の便は悪いです。

とは言え、最近は地下鉄も延伸工事をしていますしかなり改善されてきています。車なしでも快適に過ごせる、アメリカの人気都市10選で、第9位ですからね。

また、Uberもとても便利ですから、昔ほどは不便さは感じません。

それでもまだまだだなと感じることはありました。

一つは、ロサンゼルス空港までバスで行こうと思って13時前にUnion Stationに行った時のこと。時刻表には13時00分と記載されていますからチケットを買ったのですが、「今日は特別、次のバスは13時半になるよ」と言われました。チケット売り場の人も理由は分かりません。

そして13時半を過ぎたころ、人だかりができて何かを話していました。聞いてみると、「今日は14時半までバスが来ないんだって」と。

こんなことをバスの係員が言うのではなく、たまたまどこかしらから情報を得たお客さんがみんなに話してたのです。正式アナウンス無しです。

こりゃダメですね。飛行機乗れない人がいたらどうするんでしょ。結局私はバスのチケットは破棄し、Uberで空港まで行きました。

もう一件、ロサンゼルスの同じくUnion Stationから、大谷選手のいるアナハイムの球場に行く時。電車一本で近くまで行けるはずです。

時間の余裕もあまりありませんでしたが、チケットカウンターはすべて閉まっていて、券売機のみ置いてあります。

急いで券売機でチケットを買うも、券売機の反応が異常に遅い。一つボタンを押すと数十秒動きません。

そして極めつけは、クレジットカードが何度やっても通らない。カードを通すと、「処理中」みたいな画面が出てきて、そこからまったく動きませんでした。現金はお札を入れても入れても返ってきてしまいます。アメリカのドル札は大抵ボロボロですからね。

ということでチケットが買えず。ここでもUberで高い費用を払って球場に行く羽目になりました。

そんなこんなで、ロサンゼルスの公共交通は良くなってきているとはいえ、全然ダメですね・・・><

ポートランドは人が落ち着いている

路面電車が便利です。

自転車の街、ポートランドの象徴のオブジェ。

これは私の受けた印象ですので、人によっては違う印象を持つかも知れませんが、ポートランドは人々が落ち着いている感じがしました。ポートランドの前はロサンゼルスに行っていましたが、ロサンゼルスの「イェ~イ!」みたいな雰囲気がなんかないなと。

人々がつまらなさそうにしているとか、そういう意味ではありません。なんかもっとこう地に足着いた感じがしたんですよね。

イメージ的にはパーティーして大はしゃぎする感じじゃなくて、コーヒーショップで静かに、かつ楽しい会話を楽しむみたいな。

体育会系な感じじゃなくて、大人な感じ?がしました。

落ち着いた環境で勉強するにはいい所でしょうね。

アメリカの鉄道、Amtrakはとにかく遅い!

Amtrak アムトラックアメリカの鉄道網は日本と比較するとお粗末です。国土が広すぎてみんな飛行機に乗るから、鉄道が発達しないのは仕方ないんですよね。

今回私はポートランドからシアトル郊外のタコマというところまでAmtrakに乗りましたが、遅いのなんのって。ずっと時速80キロくらいで走っている感じです。

その代わりと言ってはなんですが、運賃は安いです。200km以上の距離を走って$28(約3000円)でした。200kmというと名古屋から神戸くらいまであり、新幹線に乗ると7000円以上します。でも名古屋神戸間を普通の電車で行くと3時間20分で4200円だから、40%高いくらいか。うーむ。

それから、タコマに着いたら「向かいから来ている電車が壊れて動かないから、降りる人は先頭車両から降りて」なんて言われました。

壊れている電車(シアトル方面から来た電車)の乗客に対しては、「シアトルに戻りたい人は連絡してください!」なんて言っていました。最低ですね(笑)

ま、いずれにしても安くて遅くてあまり信頼の置けない電車であることは確かなようです(笑)

シアトルは経済が絶好調

Amazon Seattle アマゾン シアトルAmazon本社ビル。夕方5時前なのに、社員がずらずらと出て行っていたのは働き方が日本と違うからでしょうか。

シアトル seattleシアトル seattleシアトル seattleシアトルは坂が多いです。

シアトル seattle スターバックス1号店 starbucksスターバックス一号店。定番は一応押さえておきます。

シアトルでは至る所で高層ビルが建設されていました。前回シアトルに行ったのは6年くらい前ですが、その時よりかなり高層ビルが増えた気がします。実際、地元の人もそう言っていました。

曰く、景気が良いそうなんですよね。シアトルは第二のシリコンバレーなんて呼ばれていますし、マイクロソフト、アマゾン、スターバックス、ボーイング、コストコといった世界的企業の本拠地でもあります。

それから、GoogleやFacebookも進出してきているらしいんですよね。

そんなこともあって、元々さほど大きくないシアトルの街が、どんどん大きく成長しているんだな~という感じがしました。

そのせいもあってか、前回訪問時よりもホームレスの数が確実に減っていたように思います。

ポートランドとシアトルは住みやすそう

シアトル seattleLGBTコミュニティもあるようで、横断歩道が虹色でした。正面のスタバの入り口も虹色になっています。

ポートランドとシアトルの方と話して必ず話題に挙がるのが、住みやすい街ということ。大都会すぎないですし、何でもそろいますし、自然が豊かですし、ニューヨークやサンフランシスコほど生活費が高いわけでもありません。

それからポートランドは交通の便も発達していますし、車なしでも生活できる街ですからいい感じです。

両都市とも郊外はちょっとしか見れてませんが、郊外ならもっと住みやすいと思います。

気になるのは天気。やっぱり秋~春はどんよりとした曇り空で、霧雨が毎日のように降ります。でも現地の人は傘なんか差さないらしいですね。

「確かに長い冬はうんざりしますけど、その分夏がほんっと~に素晴らしいんです。それでまたこの街が好きになれるかな。」ってシアトルの方が言っていました。

車なしでアメリカに行くならUberは必須

anaheim uber アナハイム ウーバー大谷選手の本拠地、アナハイムのエンジェルスタジアムの外にはウーバー乗り場が。

今やアメリカに行く時にはUberが必須ですね。Lyftという同様のアプリも使ってみましたが、私はUberの方が合っている感じがしました。

まず、結構な距離を走ってもそこまで高くありません。ロサンゼルスのUnion Stationからアナハイムの球場まで1時間くらい走りましたが、それでも5000円くらい。日本で1時間タクシーに乗る気にはなれないですが、Uberならオッケーですね。

昔はアメリカのニューヨーク、ボストン、サンフランシスコ以外に行く時は大抵レンタカーを借りていましたが、今はレンタカーをしなくなりました。公共交通とUberを上手く組み合わせて使えば、かなりどこでも行けると思います。

アメリカ留学に必須のUberとは?知らなきゃヤバい、この快適さ!

Uberは楽しい!

Uberは便利なだけじゃなくて、楽しいです。何が楽しいかって、人との会話が楽しいですね。

運転手と二人きりの時は、気軽に話しかけてみます。英語の練習ですね。その街の景気とか、その街で今起こっていること、その街の生活環境などは話を聞くと楽しいですしタメになります。

あとは、Uberは安い乗り合いサービスもあります。そこでは、アメリカ人同士の会話をじっくり聞いたりすることができるんですよね。

今回私が乗った時は、ドライバーも乗り合いで乗った若い女性2人も両方イギリス人だったらしく、イギリスの社会問題の話をしていました。ドライバーはずっと昔にイギリスからアメリカに移住した人で、女性2人はイギリスから来た観光客です。

イギリスのEU脱退がどうとか、教育費の高騰が社会問題になってるとか、シリアはどうとか、中々聞けない話が聞けただけでとっても楽しかったです。

アメリカ人はとにかく話し好き

そもそもアメリカ人は知らない人と話をするのが大好きです。聞かれた質問に「Yes」「No」とだけ答える日本人みたいなのを一番つまらない奴と思っていますね(笑)

例えば野球場に一人で行くと、今回は左隣りのおじさんが「大谷を見に来たのか?」「日本でも大谷を見たことあるのか?」「これからも二刀流で成功すると思うか?」などなど話しかけてきました。

そこで「Yes」「No」だけじゃなくて自分の考えを伝えると、「こいつ話のできるやつだな」と思ってもらえてどんどん会話が広がっていきます。こういうことが毎日のように起こるので、楽しいですね。

ちなみにこの時も、私の席の後ろと右と左のグループで、「あそこの大学はパーティースクールだ」とか、「その靴はどこで買ったのか」とか、何だかんだ色々話が盛り上がっていました。

ホントお喋りだな~って感じですが、それに加われるのはとても楽しいですね。

英語が話せるのはやっぱり強い

私もそんなネイティブのように英語がペラペラとまではいきませんが、それでもどんな話題でも話はできるので、それは本当に楽しいです。

あとは、今回の旅ではシアトルの球場でiPhoneを落としたんですが、英語が分からなければ球場に問い合わせをしたりすることもできず、iPhoneが戻って来ることもなかったと思います。

たかが旅行の数日間とはいえ、生きていくために、自分の必要なものを得るために、そして何より楽しむために、英語が話せて良かったなと思いました。

まとめ

たった8泊10日の旅行でも色々なことを感じ取ることができました。いつもの行動範囲を出てみるということは、色々なことに気づかせてくれますね。

だから旅行でもいいですし、1週間の短期留学でもとても良い経験ができると思いますので、機会があればぜひあなたもアメリカに出かけてみて欲しいと思います。

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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