当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。
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こんにちは。アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。
これまで留こみ!には、「留学先の学校を退学になったから転校手続きをして欲しい」という問い合わせが何件も来ています。
しかしよく話を聞いてみると、そもそもどういう時に退学になるのかを理解されていないケースがあります。
この記事は、「こんな時に退学になるよ」ということと、退学になった場合の対処法について書いてみたいと思います。
Contents
そもそもなぜ留学先の学校を退学になるのでしょうか?
理由は三つです。
語学学校でも、テストを何度も不合格になれば退学ということはあり得るかもしれませんが、こういうケースはほとんどなく、語学学校の場合は出席率がすべてだと思います。
ではなぜこのような状況になってしまうのでしょうか?
こんな人が退学になりやすいようです。
語学留学というのはサボろうと思えばいくらでもサボれてしまいます。高いお金払って外国に留学しているのににわかには信じられませんが、人間楽しい方に流されるものなんですね。
遊んでばかりいると、次第に学校に行かなくなります。そして出席率が8割を切ると学校から警告が出されます。でも、遊び呆けている人は学校からのメールなんか気にしなかったり、そもそも学校からのメールの英語が読めなかったりします。
警告を無視し、状況が改善しなければ退学です。
そもそもアメリカに語学留学する場合、アルバイトは違法です。でも、している人もいるようです。アルバイトばかりして疲れてしまい、学校に行かなくなるケースがあるようです。その後は遊び呆ける人と同じです。
このケースも意外に多いです。これらの場合は、すぐに学校スタッフに言うべきです。ヘルプを求めるべきです。
でもホームシックの人は、そもそも英語でのコミュニケーションの難しさがホームシックの原因となっているケースがあります。
また病気の人も、病院に行って英語でコミュニケーションを取る自信がなかったり、またはアメリカは医療費が高いと聞いて何とか病院に行かずにしようとしたりするケースがあるようです。
こういうケースも、出席率が下がったり大学の成績が悪化する原因となり得ます。
遊び呆けたりアルバイトが理由で学校に行けなくなるのは論外です。
でも、ホームシックや病気で学校に行きたくても行けない場合は学校のスタッフに連絡すべきです。学校に行けなくなったらすぐにです。
ただホームシック、病気と口で言っても証拠がなければ信じてもらえないでしょうから、まずは病院に行き、診断書を書いてもらう必要があります。学校に行けない正当な理由があることを証明する必要があります。
これなしで何を言っても無駄でしょう。
そもそも学校はあなたを退学処分にするかどうかは感情で決めているのではなく、法律に従って判断をします。
学校は生徒にI-20を発行しています。I-20とは、留学生が合法的に学生としてアメリカに滞在するために必要な書類です。
学校もI-20を発行できる団体として認可されるために、かなり厳しい規則を守らなければなりません。出席しない、最低限の成績を修めない留学生を学生として残しておくことは、すなわち学校の信頼を傷つける行為なのです。
ですから、駄々をこねてもどうしようもありません。
留学してすぐ、入学日などに学校でオリエンテーションがあるはずです。ここで、出席率が8割を切った場合は警告が出されるとか、GPAが2.0を切ったら退学となるというようなことは説明があるはずです。
それが理解できなかったというのは言い訳にはなりません。(現実に理解できない人はたくさんいると思います。だからこそ、僕はこういうことを日本語で発信しています!優しいでしょ(笑))
そもそもアメリカに何かを学びに行って、学校に行けないような状況になったら、誰かに相談するのが普通ですよね。小学校でも中学校でも、熱が出て学校を休む時は学校に連絡しますよね?
それが普通です。なのに留学したらそれをしなくてよくなるということはありません。
(語学学校や大学みたいに自由な場では、多少授業をサボっても連絡する必要はないでしょう。でも、休みすぎたらヤバくなるのは普通の事ですよね。)
じゃぁなぜ留学生は学校に相談しないかというと、やはりこれは英語力不足がある気がします。
英語でどう相談していいか分からない。話が通じないかも知れない。英語で話すのが怖い。
でも、そんなことで退学になっちゃうって、もったいないですよね~><
だったら、誰かに助けを求めましょうよ。
語学留学だったら、日本人のクラスメイトでもいいじゃないですか。留学エージェントでもいいじゃないですか。ホストファミリーでもいいじゃないですか。誰か助けを求めることのできる人がいるはず。その人に助けを求めましょうよ。
大学留学だったら、そもそも一定の英語力はあるはず。そして厳しい授業を受ける準備が出来ているはず。だったら、自分で行動しましょうよ。「学校お休みします」って言ってくれるお母さんがいなくても、何とかしなきゃ。できなければ、誰かに頼まなきゃ。
日本では困っていたら、誰かが助けてくれたかもしれません。
でもアメリカでは、自分から助けを求めないと助けてくれません。
でも、助けを求めれば親身に助けてくれるのもまたアメリカです。
だから自分から動きましょう。
「退学になりそうです!助けてください」なんてことを、Yahoo!知恵袋のようなインターネットサイトで聞く方がいます。でもそれって、聞く人間違っていますよね。
なぜアメリカに留学して、日本のネットユーザーに助けを求めるのですか?アメリカにいるのに、英語を使う気がないのでしょうか?それともアメリカで助けてくれる人が一人もいないのでしょうか?
どういう理由があるのかは分かりませんが、見知らぬネットユーザーが、退学になりそうなあなたの事をタダで助けてくれることはないでしょう。中にはそういう方もいるかも知れませんが、そこに依存している段階でちょっとどうなのかなと思います。
留学は体験です。ただ英語を学ぶだけじゃなくて、苦難を乗り越えるのも留学の一部です!そんな体験を楽しみましょうよ!
では、実際に学校から退学処分の連絡を受けたらどうしたら良いでしょうか?
まずすべきこととしては、これまでの経緯を話し、退学処分を免れる方法や、ステータス回復の方法を確認しましょう。
体調不良が原因で学校に通えず退学処分になった場合は、医師の診断書を見せて状況を説明しましょう。
これで何とかなれば、新たなI-20を発行してもらいましょう。
1.の方法で、交渉しても学校に戻れない場合は、転校先の学校を探しましょう。留こみ!で転校先の学校を探すこともできますので、その場合は現在通われている学校名をご連絡下さい。
ただし、退学処分になった理由などにより、転校先として受け入れてくれる学校が確実に見つかるかどうかは分かりません。
見つからない場合は、留学を終了し、帰国するしかありません。
学生として問題のない状況に戻る方法(ステータス回復)についてはこちらの記事をご参照ください。
F1ビザでアメリカ留学中、Out of Statusになった場合の対処法
まずそもそもの話として、問題が起きたら相談しましょう。これに尽きます。
退学になってからでは遅いのです。
病気になった時点で病院に行けば治るかも知れませんが、死亡してから病院に行っても仕方ないのです。
事態が悪化する前に助けを求めましょう。
留学とは、ほとんどの方にとって一生に一度の経験です。
その経験を、退学という形で終えるのはあまりにもったいないことです。
願わくば退学になる前にこの記事を読んでいただき、望まない帰国を余儀なくされる方が一人でも減ることを祈っています。
もし退学になってしまった場合、留こみ!でもお手伝いできる可能性がありますので、そんな時はお気軽にご相談くださいね。
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