高校卒業後、8月からアメリカの大学(コミカレ)に入学する方法

高校卒業後、8月からアメリカの大学(コミカレ)に入学する方法

留こみ!はアメリカに精通したスタッフが、現地の生活情報から大学進学まで幅広い留学情報の提供と語学学校選びのお手伝いさせていただいています。

 

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みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

日本の高校を卒業後、アメリカの大学に進学したいと考えている方はたくさんいらっしゃると思います。でも、どのような流れで進めて行けば良いのでしょうか?

今回は日本の高校を3月に卒業し、4月からアメリカの語学学校に入学し、8月末からアメリカのコミュニティカレッジ(コミカレ)に進学された生徒さんにお話を伺いましたので紹介させて頂きます。

高校卒業時点では英語は全然勉強していなかったそうですので、大学に入学できる英語力をどのように身に付けたのか、参考にしていただければと思います!

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プロフィール
アメリカ大学留学(コミュニティカレッジ)進学体験談

Q. 高3になる前の春休みにロサンゼルス短期留学をしましたよね。その時からアメリカの大学に行くことを考えていたのですか?

いえ、その時は全然考えていなくて、親に「行ってみたら?」と言われて留学しただけです。で、その時に3週間留学生活を送って、本当に楽しくて、「もうここしかない!」と思った感じです。

それからはもう日本の大学に行く自分は想像できなくなっていましたね。日本では特に行きたい大学や学びたい専攻があったわけでもなかったので。

Q. 高校時代は英語を勉強していましたか?

全然勉強していませんでした。高校の卒業が3月で、9月からアメリカの大学に行きたいと思ったんですけど、TOEFLの締め切りなども考えていなくて。半年あれば何とかなるだろうと、簡単に考えていました(笑)。

Q. 高校卒業後、語学学校に最初に入った時はどうでしたか?

最初はレベルが7段階ある内の下から2番目から始まりました。先生はゆっくり喋ってくれましたし、丁寧に教えてくれたので、授業についていくことは出来ました。授業は日常で使える実践的な英語を教えてもらうことが出来たので良かったです。

Q. TOEFLの勉強はどのようにされたのですか?

語学学校ではTOEFLのクラスを受けることはなく、自分で勉強をしていました。学校の先生もTOEFLのCDをくれるなどサポートしてくれましたし、学校も無料でTOEFLの教材を貸し出してくれましたので、それを家に持って帰って勉強していました。

教材の中の模擬試験も何度もやりましたし、学ぶべき単語や表現などをノートに書き出したりとか、インターネットやアプリなども色々使って、やれることは全部やった感じです。

あとは、日々生活する中で英語を使ったり、語学学校で英会話の授業を受けたのも良かったと思います。

例えばTOEFL用に勉強したことが学校の授業に出てくることもありましたし、その逆もありました。語学学校の授業では日常で使う表現などを学べましたし、ボキャブラリーが増えて英語力が底上げされて良かったと思います。

それから、学んだ言葉がテレビで出てきたり、人との会話の中で出てくるなど、色んな方向から学べたのも効率よく英語を学べた理由だと思います。それはやっぱり留学して英語を学ぶことのメリットですね。

あと語学学校ではクラスの中で発言することが多く、学んだ知識をアウトプットする場が多くありました。そうしてインプットとアウトプットを繰り返したことで、「使える英語」が身についたと思います。

Q. TOEFLは2回受験されたんですよね?

はい、2回目でサンタモニカカレッジ入学に必要な点数を取得できました。

Q. 語学留学で英語が伸びた実感はありますか?

はい、もちろんあります。

私は文法を学ぶのが好きだったので、文法はかなり伸びましたね。それからリスニングは自然に伸びて行った感じです。

スピーキングも伸びましたけど、これからもっと伸ばしていきたいところですね。今住んでいるところにはアメリカ人のルームメイトもいて、その方と話す機会も多いので、それが今は勉強になっている感じです。

Q. 大学に入ってまだ数週間ですが、どうですか?

今のところは何とかなっています(笑)。先生はみんな親切ですし、あまり難し過ぎない科目を選択したので大丈夫です。

Q. 専攻は何にされる予定ですか?

専攻はアカウンティングか、ビジネスにしようと考えています。でもこれは人気のある専攻なので、4年制大学への編入が難しいかな?と思って今は考え中です。

Q. 今は大学のESLクラス(外国人向けの英語クラス)も受講されているんですよね。

はい、受けています。こちらのクラスではエッセイを書く機会が非常に多いですね。書いて書いてまた書いてという感じです。ライティングが非常に多いので、ルームメイトのアメリカ人に教えてもらうことも多いです。

Q. アメリカのカレッジライフは、日本で思い描いていたものと比較してどうですか?

今はまだ入学したばかりということもありますが、アメリカ人の友達を作るのが中々難しいなと感じています。一人一人クラスを受講する時間帯も違うので、中々教室の外での関係を深めていくのが難しいですね。

なので、今後は色んな人との繋がりを作るために、クラブ活動などもやれたらいいなと考えています。

Q. 今のところ、留学生活で困っていることなどはありますか?

う~ん、車かな(笑)。今は車を持っていないのですが、あった方がいいなと感じています。でも、サンタモニカカレッジは駐車場が全然足りてないらしいんですよね。。。そこが悩みです。

Q. これからアメリカの大学に進学したいと考えている高校生にアドバイスはありますか?

日本にいる段階からTOEFLの勉強が出来るならしておいた方が良いと思います。本屋に行けば、CD付きの良い教材などは売っていますからね。私はTOEFLの勉強を始めたのが遅かったので、もっと早く始めておけばもっと高い点を取れたかなと思います。

Q. 日本でTOEFLスコアを取り、アメリカの大学に直接進学する人もいますが、大学進学前にアメリカの語学学校に行ったことは意味がありましたか?

はい、ありましたし、会話力はすごく伸びたと思います。特に私は高校まで英語を勉強していたわけではなかったので、語学学校で基礎的な力をつけたのはとても良かったと思います。

Q. 今後は4年制大学への編入が目標ですよね。頑張ってくださいね。

はい、恐ろしいですが(笑)。

インタビューを終えて

高校卒業まで英語の準備は全然してなかったとのことですが、たった二回でTOEFLの必要点数を取ってしまったのには私もとても驚きました。留学してから、かなり頑張られたんじゃないかと思います。

でも、話を聞いていると、受験勉強のように無理に頑張ったという感じではなく、自然にモチベーションを高めて頑張れたというような印象を受けました。英語の国で日々生活しながら、本当に大学に行くんだ!っていう良い緊張感が、自然にやる気を引き起こしたんじゃないかなと思います。

Mariaさんは非常にスムーズに大学進学できたケースだと思いますが、人によってはもう少し時間の掛かる場合もあると思います。でも、それでも諦めることなく、ぜひアメリカの大学進学に挑戦して欲しいですね。

これから大学留学を目指す方で、「英語力に自信がないから語学留学を検討したい」という方、もしくはどうしたら良いか分からない方は、ぜひお問い合わせフォームからお気軽にご連絡くださいね。

 

追記:この生徒さんの進路

この記事を書いてから約1年半。

この生徒さんから連絡を頂き、サンタモニカカレッジを無事修了し、次はカリフォルニア大学サンタバーバラ校の経済学専攻で3年生として編入するとの連絡を受けました。

おめでとうございます!!!

とってもいいニュース。嬉しいです!

微力ながらもお手伝いさせて頂いた生徒さんが、こうして自分の道を切り拓いていくのをみるのは本当に嬉しいし、励みになります!

 

ぜひ頑張って、いい大学生活を送って欲しいな~と思います!!

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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