【スキル別】アメリカ大学留学に必要な英語力を身につける方法

【スキル別】アメリカ大学留学に必要な英語力を身につける方法

アメリカの大学では毎学期これくらいの教科書と格闘することになります。

 

当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。

 

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みなさんこんにちは、留学カウンセラーのぶっちです。

前回は「英語が不安?アメリカの大学に留学したいならこれを読め!」というタイトルで、大学留学に必要な英語力と心構えについてお話しました。

まだ読まれていない方は先にそちらを読んで下さいね。

で、今回は、「じゃぁその英語力を身につけるにはどうしたらいいの?」「何か英語力が足りなくても乗り切れるワザはないの?」といったテクニック的な部分をお話したいと思います。

むやみやたらに英語を勉強するのではなく、この記事を読んでポイントを押さえておいて下さいね。

それではスキル別に行ってみましょう!

リスニング

リスニングは慣れです。とにかく英語を聞く機会を増やしましょう。

毎日ニュース番組を英語で見るとか、TEDを聞くとか、大学の授業をYoutubeで見るのもいいですね。(例えばUC Berkeleyの授業はYoutubeでたくさん見ることができます。)日本語字幕もつけられますので、内容をある程度理解した上で聞くのも良いでしょう。

ここで大切なのは、聞き流さないこと。聞き流しちゃうと、脳は反応しないんですよね。だから、理解しようとして聞くこと。そしてある程度理解できるものを聞くこと。

私は留学前、インターネットで海外のラジオのトーク番組をつけっぱなしにしていたことがあるんですが、全然ダメでしたね。効果がゼロだったかは分からないですが、内容が分からないので気が付くとよく寝てました(笑)。

それからもう一つ、「英語が聞き取れないのは日本語と周波数帯が違うから。英語の周波数を聞き取れるようにトレーニングする魔法の教材」みたいなものを使ったことがありますが、これもダメでしたね。効果がゼロだったかどうかは分かりませんが、全然効果を実感できずに、オークションで売却しました(笑)。

だから、近道はないですね。ただただ聞く機会を増やすこと。

でもそれを「勉強」としてやろうと思うと、続かないんですよね。だって効果はすぐには出ないから。

だから、僕は語学留学するのが一番いいと思いますね。留学先では生き延びるために必死になって英語を聞き取ろうとしますし、そもそも耳に入ってくる英語の量も格段に多いですから、3か月もすれば成長を実感できるほど伸びますよ。

それに、現地では「教材のような英語」だけじゃない、色んな英語に触れる機会があるのでとても実践的ですね。

リーディング

リーディングも慣れだと思います。楽しそうなトピックのものを探して毎日読みましょう。新聞を読むのが楽しいならそうしましょう。毎日1~2記事でいいから読んでると慣れてくると思います。

新聞以外のものを読む時も、自分の興味のあるものを読むこと。英語教材を読んでもあんまり楽しくないから続かないですよね。それよりは、好きなミュージシャンのインタビュー記事でもいいと思いますし、お勧めはGoogle Newsで好きな言葉で検索してみること。

例えば「Japan」で検索すると日本に関するニュースが色々出てきます。すると、日本のニュースが海外ではこん な風に報じられているんだな~っていうのが分かって面白いですね。

でも、まだこうした一般的な英語を読むのがレベル的に厳しいのであれば、少し簡単なものを探して読むようにしましょう。日本語と英語の二言語で書かれた本などもたくさんありますので、自分のレベルに合ったものを、毎日少しでもいいから読むようにしましょう。

ライティング

ライティングを伸ばすには、英語を書く機会自体を増やす必要があります。

例えばFacebookに英語の投稿をしてもいいし、Twitterで英語ツイート専用のアカウントを取ってもいいでしょう。専用アカウントなら友達に見られることも無いでしょうし、そこで人とコミュニケーションを取れば楽しいですね。

でも、大学でアカデミックなレベルの英語を書くのは難しいもの。大学に入ってからは、書いたものは必ずネイティブにチェックしてもらうようにしましょう。

私は留学時代、最初の2年くらいはチューターを雇って直してもらっていました。(チューターは学校でも探せますし、私はCraigslistというサイトで探しました。)非ネイティブである留学生がネイティブのチェックなしで大学に提出するエッセイを書くのは無理ですからね。。

でもそうすると、書いた文章全部直されるんですよね。。。私の目の前で、私の書いた文章の意味をネイティブが「う~ん・・・」と唸りながら読んでるのを見るのは気分の良いものではないです。というか腹が立ってきますね(笑)。でも耐えるしかないです。

留学後半ではpapercheck.comという、文章校正のサイトを使っていました。夜中までペーパー書いて、3時間でチェックしてくれる特急便とかでオーダーして、その間に仮眠を取って起きたころには英語が直されている、という優れものです。で、チェックして問題なければそれで提出する、みたいなことをしてました。

直された英語を後で復習して「自分の英語」にしていけたらさらにグングン伸びるでしょう。でも私は大学時代はくたばってましたのでしませんでしたけどね(笑)。

スピーキング

スピーキングは日々の積み重ねが大切です。一朝一夕には伸びません。必ず毎日「英語で言葉を発する」という機会を設けましょう。それは別に独り言でもいいわけですからね。

留学先でアメリカ人ルームメイトを持てればそれが一番早く上達するでしょうが、それができない場合はオンライン英会話を利用してもいいと思いますし、独り言だけでもいいので、必ず英語で毎日話すようにしましょう。

そしてこれは、今すぐにできます。「まだ私の英語力は十分ではない」と思っている人でも、簡単なことから話してみましょう。例えば「お風呂入ろ」というのを「Let’s take a bath.」というだけでもいいですし、一人でも今すぐできるので、やってみましょう。

スピーキングが苦手な方は日本語から英語への文章変換に時間が掛かっていると思いますので、英語で文章を作る練習としては、ライティングのところで書いたように文章を書く練習をすると良いですね。日記を英語で書いてみて、書きながら口に出すのも良いスピーキングの練習になると思います。

これらすべての前提は十分な語彙力

スキルごとに対策を書いてきましたが、これらはすべて大学レベルの語彙があっての話です。いくらこれらのトレーニングを積んだとしても、中学英語程度のボキャブラリーしかなければ中身の薄い英語になってしまいます。ですから、単語の暗記は別途ずっと継続する必要がありますね。

単語の暗記は下記の記事を参考にやってみてください。

たったこれだけ!この復習方法で、面白いほど覚えられる!
エピソード記憶と意味記憶とは?記憶力を上げる3つの方法
エビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミング

この記事ではスキル別に色々な勉強法、対策を書きましたが、はっきり言うと、語彙力さえあればなんとか乗り切れると思います。

逆に、いくら発音よくスムーズに日常会話ができても、大学レベルの語彙力がなければまったく話にならないでしょう。

語彙力もすぐに伸びるものではありません。覚えては忘れ、覚えては忘れ、の繰り返しですね。皆そうです。でも、これをやり続けるしかないのです。

ですから、海外の大学に留学したいのであれば、すぐに単語の暗記に取り掛かりましょう。

そうです、今日からです。

まとめ

「なんだかやっぱり大変そう、私には無理かな?」と思ってはいませんでしょうか?

でも大丈夫です。英語に関して悩まない留学生はいません。みんな苦労してやっているのです。

でも、そんな苦労を海外でするからこそ価値があるんですよね。

あとは大学留学という挑戦に飛び込む勇気があるかどうか。そしてやり切る覚悟を持てるかどうか。

それだけだと思いますよ。

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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