英語だけじゃない!アメリカ留学でコミュニケーション力が身につく理由

英語だけじゃない!アメリカ留学でコミュニケーション力が身につく理由

当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。

 

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こんにちは。アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

アメリカ人と話したことありますか?または、アメリカ人が話しているのを見たことありますか?

彼らはホント~~に話し好きなんですよ。まぁ人によるでしょうが、一般的にね。

アメリカ人の会話を聞いていると、本当に学ぶことが多いです。人への話しかけ方、話の膨らませ方、ジョークの入れ方、気の利いた質問の仕方なんか、本当に勉強になります。

 

日本では就活で「コミュニケーション力」が非常に重視されます。そして、アメリカ留学はコミュニケーション力を身につけるのに最適だと思います。

その理由を書いてみますね。

(前半はアメリカ人のコミュニケーションがどんな感じなのかを書いています。アメリカ留学がどうコミュニケーション力の向上に繋がるかについては、当記事後半部分の「アメリカ人の会話を学べば、コミュニケーション力は確実に上がる」から読んでくださいね。)

 

アメリカ人は話し好き

アメリカ人は話し好きと聞いてどう思うでしょうか?僕が留学する前は、アメリカ人が話し好きという印象は全然なかったです。でも今は確実にそうだと思ってます。

日本には「男は黙ってやれ」みたいな言葉がありますよね。「四の五の言わずにさっさとやれ!」みたいな。

あぁいうのが全然ないんですよ、アメリカは。男も女も、人が2人以上いたらずーっと喋ってる(笑)。

女性が話し好きなのは多分世界共通でしょうが(笑)、アメリカは男性もそうなんです!

 

例えば僕がアメリカでバンドをやろうと思ってた頃に初めて出会ったアメリカ人、ギターは下手くそなのに(失礼・笑)ずーっとウンチクを話してるんです。あのバンドはあーだこーだ、このギターはあそこでいくらで買ってここの色がはがれちゃってあーだこーだとか。

ホントずーっとこうなんです。そんなもん知らんっちゅーの!って思ってましたが(笑)。

本当にアメリカ人は、思考を全部言語化しないと気が済まない人が多いなーという気がしますね。

 

知らない人同士でも、気さくに会話を始める

アメリカでスーパーのレジに並ぶと、店員同士、店員とお客さん、お客さん同士が本当によく会話をしています。日本人の僕からすると、「何をそんなに話すことがあるんだろう?」「喋ってないで早くやってくれよ(笑)」って感じなんですけど。

店員同士、店員とお客さんが会話するのは分かります。でもお客さん同士でもよく喋ってるんですよねー。あれ、この人たち本当に他人?ってくらいに。

「それどこの棚にあったの?」「おいしいの?」「あっちのスーパーは高いから私はいつもここで買い物してるの」「あなたそれもう一つ買うと割安になるわよ」「そのジャケットいいわね」などなど。

店員同士でも、仕事とは関係ない話を平気でしてます。「昨日のテレビ見たかよ!超面白かったよな!」「私は今日母親を病院に連れて行かないといけないからすぐに帰るのよ」などなど。

これがアメリカの日常です。

 

ちょっとした会話も、アメリカ人は膨らませるのが上手

そして会話が始まったら、本当にずーっと話してます。初対面の人と、しかもレジが終わったら二度と会わないかも知れない人と、何をそんなに話してるの?って思いますけど。

でも、仕事とか、政治とか、宗教とか、お金とか、そういうセンシティブな話題には触れずに、自分の感じたことをオープンに話してる。お互い自分の意見を言うのが好きだから、どんどん話が膨らんでいく。

ただ単純に「そのパンどこにあったの?」という会話から、「あのパン屋さんは美味しいけど高いのよ、ここので十分だわ」とか、「前はあそこにパン屋があったけど潰れちゃったみたい、私はあそこのベーグルが好きだったのにね」「ベーグルと言えば、あなたあそこの新しい店行った?本当においしいのよ、しかも安いし。でも朝行かないとすぐ売り切れちゃうの」とかなんとかかんとか(笑)。

ホント会話を楽しんでるんだなーって思う。

 

アメリカ人は沈黙を嫌う

アメリカ人は話し好きっていうのと同時に、沈黙を嫌う感じがあるんですよね。例えば二人で車に乗っていると、会話がなくて景色を見ている時間とかって普通にありますけど、あぁいうのが苦手みたいな。なんか話してなきゃ、みたいな。

一緒にいると疲れる人たちですね(笑)。

だから沈黙が続くと、自分の思っていることや、適当な話題を振ってきます。

それはそういう文化だと思っておきましょう。

 

アメリカ人はなぜ話し好きなのか?

アメリカ人が話し好きなのは、それが文化ですと言ってしまえばそれまでだけど、多分歴史的背景があるんだと思う。

僕は専門家じゃないから合ってるか分からないけど、アメリカは異文化の人たちが集まってきて出来た国。ヨーロッパから昔人々がアメリカに入ってきた時も、言葉が全然通じなかったはず。(英語とイタリア語とドイツ語とかね。)

で、何十年かかけて英語に統一されたんだと思うけど、やっぱり異文化の人がどういうことを考えてるのか、言葉でコミュニケーションしないと分かんなかったんだと思う。

異国出身の人を見て、「あいつはいいやつそうだけど、宗教が〇〇教だし、腹の底で何を思ってるか分からん」って感じていたのかも知れないですね。それから、銃が広まってからは、信頼関係を築いて身の安全を確保するためにも、言葉での交流が欠かせなかったんだと思う。

そういった背景がやがて文化となって、みんな話し好きなんじゃないかと思う。

 

アメリカ人はジョークが大好き

それからアメリカ人はジョークが大好き。日本のギャグとは全然違う。ノリを重視したギャグとかダジャレとかはあんまりなくて、もっと知的なものが多いと思う。僕はアメリカンジョーク大好き。

アメリカ人は大半の人が持ちネタ的なジョークを持ってて、ジョークの言い合いとかを楽しんでる。もちろん会話の中にも入ってくるし。

それからいいなと思うのは、真剣な話し合いの時にもジョークを必ず入れること。

例えば大学の新学期。生徒も先生も緊張してる。でも、人気の先生は最初の3分以内で大抵ジョークを飛ばす。生徒はみんな笑う。そしてなんか場が和む、とか。

ジョークはコミュニケーションの潤滑油だということを、よーく分かってるんだなーって思う。

ただバカ騒ぎしたいからジョークが好きなのかも知れないし、もしかしたらさっき書いたみたいに異文化の人同士が一緒に共存するにはやはり軋轢とかも生まれるから、それを緩和させるためにジョークが活用されて文化になったのかも知れないしね。

それは分からないけど、いいなって思う。

 

アメリカ人の会話を学べば、コミュニケーション力は確実に上がる

僕がアメリカ留学を終えてから日本で社会人になって感じたのが、日本語はとっても曖昧さのある言語だということ。日本人の先輩社員とアメリカ人の取引先の通訳とかをしてたから、それをすっごく感じた。

アメリカ人の質問に対する明確な答えがよく分かんないの。通訳してて本当に困る。

でもこれって、日本人同士の会話を聞いていてもそう思うことがある。はっきり聞かないし、はっきり答えない。でもその場はそれで終わり、お互い違う解釈をしていたりする。

コミュニケーションが成り立ってないんだよね。

まぁそれは日本語の持つ文化であって、良い面もあると思うけど弊害もあると思っている。

特にビジネスなどのコミュニケーションでは、曖昧さを放置すると大変な結果になっちゃったりする。だから、コミュニケーション力って確かに大切。

 

でも、アメリカ人の英語でのコミュニケーションって本当に明確。曖昧さがない。曖昧さがあれば、日本人なら「あ、明確に答えたくないんだな」って察知してそれ以上突っ込まなかったりするけど、アメリカ人のコミュニケーションにそれはない。

逆に曖昧に答えると、「はぁ??何この人・・・」みたいな感じで捉えられちゃう。

 

これはどっちが良いということではなく、単に違うんだよね。

そういう意味で、日本語のやり取りだけではなく、英語でのアメリカ人のコミュニケーションを学んでおくことは、非常に有意義なことだと思う。

 

就活ではコミュニケーション力が求められる

言葉でのコミュニケーションに曖昧さがある日本人だけど、就活では明快さが求められる。限られた時間で、「この人ならウチの会社でやっていける」「この人ならこんな風に活躍してくれそう」と分かってもらわなくてはならない。

もちろん見た目の印象とか話し方とかもあるけど、言葉で明快にコミュニケーションをしなくてはならない。

質問にただ答えるだけではなく、相手が何を聞こうとしているのかという意図を理解し、それに対して自分を売り込み、相手を納得させなければならない。

ある意味、日本人には苦手なところで、アメリカ人には得意な点だと思うんだよね。

 

だから、アメリカ人のコミュニケーションを学ぶことは、非常に有意義だと思う。

 

最後に

日本の就活って、ホントすごい「コミュニケーション力」が重要視されていると思う。それがいいのか悪いのかは分からないけど。

でも、コミュニケーション力がそんなに重要視されるってことは、逆に言えばコミュニケーション力は大切だけど、できていない人が多いっていうことだよね。なかなか意識して身につける機会ってないし。

でもアメリカに行けば、多分みんな気が付くと思う。あ、アメリカ人はコミュニケーションの方法が日本人と違うなって。

そこから学べば、あなたのコミュニケーション方法も変わると思うし、就活などで重要視されるコミュニケーション力も付くんじゃないかと思います。

 

こうして考えると、やっぱり留学って英語の勉強しに行くだけじゃないんですよね。海外の文化、良いところに気づき、それを吸収しに行くんです。

日本にいたら、日米でコミュニケーションの方法に違いがあるってことすら気づかないと思う。でも、行ってみれば分かるし、そこから学ぶこともできる。

 

だから、留学しようかどうしようかって、頭で考えても仕方ないんだよね。行ってみないと分からないんだから。

だから、留学したいならぜひしてみて欲しいなーと思います。

 

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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