【都会vs田舎】知らなきゃヤバい、留学先の選び方

【都会vs田舎】知らなきゃヤバい、留学先の選び方

当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。

 

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みなさんこんにちは、留学カウンセラーのぶっちです。

留学先を選ぶ際、都会にすべきか田舎にすべきかというのは悩みの一つですね。実際、当ブログにもこのような質問をたくさんいただきます。

今回は、都会と田舎の両方のメリット・デメリットなど、それぞれの特徴と留学先の選び方のポイントについてお話したいと思います。

留学先選びは留学成功の大きなポイント

留学先選びは本当に大切です。ここを間違うと、楽しい留学も楽しくなくなってしまいます。

例えば日本に留学したいアメリカ人がいたとします。アニメが好きで、秋葉原に憧れています。

でも東京はアメリカ人が多いし、値段も高いから別の街にしようと考えたとします。少し物価も安そうな中規模の街で・・・ここでは仮に静岡市としましょう。

さて、静岡市にやってきました。富士山が見えます。いいですね、日本っぽくて。しかもアメリカ人もあまり多くありません。日本語を学ぶには適した環境のようです。ホームステイのホストファミリーもいい人たちで大満足です。

でも、次第に「なんか違うな?」と思うようになりました。そうです、大好きなアニメに触れられていないのです。

元々大都会が好きだったのに、妥協案として静岡を選びました。静岡もとってもいい場所ですが、やっぱり自分の来たかった所とは違うんじゃないか、と思うようになりました。

でもこれからどうやって東京に移ればいいのか分かりません。学校をキャンセルしたらキャンセル料も掛かるでしょう。東京に知り合いはいませんので、部屋探しも大変そうです。困りました。。。

これは架空の話ですが、こんな感じのことを日本人はアメリカでやってしまうんですよね。

本当はニューヨークに行きたいのに高そうだから「シアトルとかどうだろう?」なんて考えてみる。

でも、ニューヨークとシアトルでは全然違います。シアトルもいいところですが、単純に違います。

その違いを楽しめるか、後から後悔するかは、行ってみないと分からないんですよね。だからやっぱり、リスクが大きいんです。

まずは都会と田舎の特徴を知ろう

そもそも、なぜ都会?なぜ田舎?というところが分かっていないと選べませんよね。それぞれ良いところ、悪いところがあり、誰にでも当てはまる最高の留学先というのは存在しません。

人それぞれ好みも状況も違いますから、あなたにピッタリの留学先がどんな所なのかをまずは知る必要がありますね。

ということで、次は都会と田舎のそれぞれの特徴を書いてみたいと思います。

都会への留学とは?
交通の便が良く、短期留学でも楽しめる

都会は地下鉄、バス、路面電車など様々な公共交通が発達していますので、車のない留学生でも色々な場所に行くことができて楽しめます。それに、都会は狭いエリアに色々なものが集まっていますから、やはり便利ですね。

1~2週間の超短期留学などの場合はなるべく移動に時間を掛けずにたくさんのことをしたいと思われるでしょうから、交通の便の良さはとても重要です。

交通の便に関しては、「車なしでも快適に過ごせる、アメリカの人気都市10選」もご参照ください。

たくさんの人との出会いがある

都会の方が出会いが多いのは確かでしょう。学校もたくさんありますし、世界中から留学生が集まっています。異国に何かを学びに行く人というのは好奇心旺盛で面白い人が多いですから、そんな人たちとの出会いは楽しいと思います。

また学校以外でも、色々なサークル活動があったり、街中でスポーツを一緒にしていたり、ボランティア活動が行われています。そんなところに積極的に参加することで、色々な人と知り合うことができるのも留学の醍醐味だと思います。

オンラインコミュニティが発達している

例えば上記のようなグループ活動を探したい、例えばボランティア活動をしたいと思った時、都会ならインターネットで探せばすぐに出てきます。代表的なのは「meetup.com」でしょうね。

それから、留学生は現地で自転車が欲しくなったり、電子レンジが必要になったり、さまざまなものを購入する必要が出てきます。そんな時に、「びびなび」や「craigslist」といったオンライン上でのコミュニティがあると、必要な物を中古で安く買い、帰国時に簡単に売って帰ることができるのでとても便利ですね。

最先端のアメリカを知れる

やはり都会なら色々と最先端のことを知ることができます。音楽やファッションなどの流行もそうですし、新しいビジネス、製品、サービス、働き方、時代の流れなどを見ることができます。

留学は「学ぶ」がメインですが、人々や街を「見る」「聞く」といったことも非常に勉強になります。教科書や授業以外から学べることが本当に大きいと思います。

そうした体験は、やはり都会ならではですね。

挑戦できる

あなたが何か得意なものを持っているのであれば、挑戦の場はやはり都会でしょう。例えば音楽、ダンス、アクティングなどで自分を売り込もうとしている人であれば、売り込み先のレーベルであったり活動の場の多い都会の方が良いでしょう。

生活費は高い

デメリットとしては滞在費、交通費、食費などが高くつくことでしょう。例えば家賃であれば、ニューヨークは他の都市と比べてもかなり高いですし、田舎とは比べ物にならないでしょう。

アメリカの物価は高いのか?アメリカ都市別物価ランキング

ただし、田舎で車が必要になってしまうのであれば、地下鉄やバスでどこにでも行ける都会は案外安上がりかも知れませんので、そこは検討する必要があると思います。

車なしでも快適に過ごせる、アメリカの人気都市10選

都会に行けば日本人同士固まってしまう?

都会に行くことをためらう理由の一つに、都会には日本人が多く、日本人同士固まってしまうからということがあるでしょう。

でも実際固まるかどうかは、人それぞれです。

例えば10人のクラスに4人くらい日本人がいたとしても、初日に隣の席になったブラジル人と意気投合して、その友達からまた広がって行って外国人の友達がいっぱいできたなんてことはよくあることです。

逆に、やっぱり何をするにも不安で、何か聞くにもついつい日本人に日本語で聞いてしまうという人もいるでしょう。このタイプの人は、どうしても周りを日本人で固めてしまうと思います。

この違いは、留学に「参加を求めるかお客様気分で行くか」の違いだと思います。

留学して自ら飛び込んでみようという人は、積極的に英語を使う機会を求めて行動するでしょうし、お客様気分の人は「私は英語がまだまだだから」なんて言いながらついつい見てるだけで終わってしまうでしょう。

だから、都会に行くからといってそれがイコール日本人と固まるというわけではないんですよね。

あなたはどっち?留学で英語が話せるようになる人ならない人」もご参考にどうぞ。

田舎への留学とは?
留学費用は安い

確かにニューヨークなど大都会と比べると、小規模都市や田舎町の方が物価も安いでしょう。また、田舎の大学などでは留学生を呼び込むため、魅力的な奨学金制度を提供していたりします。

その代わり、先にも書いた通り車が必要になってくると、田舎でも案外高くついてしまう可能性があります。

田舎に留学すれば外国人の友達ができる?

田舎町の方が日本人が少ないのは間違いないでしょう。では外国人の友達ができて英語がペラペラになるか?というとそれは分かりません。

ちょっと考えてみてください。知らない土地にぽつーんと一人で行きました。右も左も分からず不安です。しかも日本人どころかアジア人ですらいるように見えません。

と思ったら、一人それっぽい人がいるじゃないですか!日本人かな?話してみよう!

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こうして田舎町で、日本人友達ができます。

相手も久しぶりの日本人で大喜びです。それから二人は、いつも行動を共にするようになりました。会話はもちろん日本語です。

これも例え話ですが、あり得る話だと思います。

それに、田舎に行ったら外国人の友達ができるということはまったくありません。確かに接する人自体は日本人以外の人が多いでしょう。

でも、あなたが積極的に英語でコミュニケーションを取らなければ田舎でも友達はできませんし、もし積極的に英語でコミュニケーションを取れるのであれば都会でも友達はできるでしょう。

ですから、結局は自分次第なんですよね。

田舎ならではのチャンスがあるかも知れない

都会には日本人がたくさんいます。ということは、日本語を話せるということはさほど大きなメリットではありません。

でも田舎では、日本人が少ないために、日本人というだけで希少価値が生まれる可能性があります。

例えば留学後に現地で就職先を探す時に、なかなかいない日英バイリンガルということで重宝されるかも知れません。もしくは、日本から著名人が来たとしたら通訳をやらせてもらえるかも知れませんし、折り紙が折れるというだけで地元の子供たちに大人気になれるかも知れません。

何があるかは分かりませんが、自ら行動できる人であれば、案外田舎でもそういうチャンスをモノにできるかも知れませんね。

地域によって人種や文化に違いがある

日本はどこに行っても日本人だらけですから分かりにくいですが、アメリカの田舎は街によってそこに住む人たちが全然違います。白人ばかりのところもあれば、黒人ばかりのところもあります。もしくは中南米からの移民だらけという街もあるでしょう。

田舎に行くということは少ない現地の情報をもとに留学することになります。ということは、現地に行ってから「こんな所だとは思わなかった」ということも十分あり得るので注意しましょう。

また田舎の方が多様性(ダイバーシティ)が少ないことがよくあります。そこに日本人一人で行くということは、重宝される可能性もありますし、仲間に入れない可能性もあります。日本人やアジア人であることが珍しくない大都市に比べ、田舎では自ら発信したり行動したりする力がより必要になってくるでしょう。

そういった力を身につけたいということであれば田舎は最高の環境になり得ると思いますし、そうでなければ逆に大変な思いをすることになるかも知れません。

田舎はホームシックになりやすい

また、田舎に行くとホームシックになりやすいのではないかと思います。

温かいホストファミリーと優しい先生やクラスメイトに囲まれて、英語の勉強も順調に行けば大丈夫かも知れませんが、初めての街、初めての海外、初めてのホームステイ、英語も話せない、授業も分からない、というような緊張状態が続くと、人によってはどこかでポキッと折れてしまいかねません。

これは都会でも言えることですが、その後が都会と田舎では違います。

都会にはある程度の日本人はいるでしょうから、これまでそうした辛い経験を通り過ぎてきた先輩留学生もいますので、そんな方に話を聞くのも良いでしょう。

また、遊びに行く場所も多いため、寂しさを感じずに済ませられる時間も多く取ることができるでしょう。

それから、どこかで「自国の料理を食べられるかどうかはホームシックのなりやすさと関連性がある」と読んだことがあります。つまり日本人がアメリカに行って、日本食をたまに食べられるかというのは大きな要素なのです。

その点、ニューヨークやロサンゼルスといった大きな街では、ラーメン、寿司、天ぷら、焼肉、焼き鳥、居酒屋、その他なんでもあります。こうしたところにたまに行けるだけでも、ホッとできますよね。

でも田舎ではそうしたことは中々難しいのが現実です。「寿司もどき」を食べられるのがいいとこだと思います。。。

ですから、ホームシックを心配される方であれば、最初は都会の方が良いのではないかと思います。

ホームシックに関しては「留学中のホームシックが不安な方に贈る、6つのアドバイス」をどうぞ。

どこに留学するかはあなた次第

このように、都会にも田舎にも、良いところも悪いところもあります。つまり結局は、都会にするか田舎にするかはあなた次第です。

都会には都会の良さがあり、それが人気を集めています。観光、アクティビティ、たくさんの人との出会いなどを楽しめると思います。

一方で田舎が合っているという人もいるでしょう。人の少ない所で勉強に没頭して英語力を一気に伸ばすのもいいでしょうし、生活費や学費の安い街を探すのも良いでしょう。また、人が少ないからこそ、一人一人と密な関係を構築する楽しさもあるでしょう。

このようにどちらが優れているということはありませんので、自分がどんな経験をしたいのか、またそれが可能な場所はどこなのかをしっかりと検討すると良いと思います。

まとめ

最後にもう一度、留学先選びは留学の成否を左右しかねない非常に大切なポイントですので、よーく考えて決めて欲しいと思います。

留学後に「やっぱり昔から憧れてたあの街に行けば良かった。。。(涙)」なんて後悔しないようにして欲しいですね。

もし留学先に悩むようでしたら、お問い合わせフォームからご相談下さいね!

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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