海外留学という体験で、あなたの価値観はこんなに変わる

海外留学という体験で、あなたの価値観はこんなに変わる

ニューメキシコ州のタオスプエブロ

当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。

 

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みなさんこんにちは。アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

留学のメリットはズバリこれ!僕が留学で学んだ7つのこと」からシリーズとして、私自身の留学体験をもとに、私が留学をお勧めする理由を書いています。

前回は「留学先でのたった一つの出会いが、僕の人生をこんなに変えた」というタイトルで、留学でのさまざまな出会いの素晴らしさとそこから学べることについてお話させていただきましたが、今回は「海外留学だからこその、価値観が変わるような体験」についてお話したいと思います。

海外留学で、あなたの価値観はこうして変わる

普段、「価値観」について考える機会はありますでしょうか?私の場合、よっぽど価値観の違う人に出会ったり、逆にピッタリの人に出会ったりすると「あぁ自分はこんな価値観を持ってるんだな」と気づくことはありますが、それ以外の場合に深く価値観について考える機会はありません。

でも、海外留学をするとどうでしょう。「えっ、そんなのアリ?」という人をたーーくさん見かけますし、「うわっ、日本じゃこんなのありえね~」ということもしょっちゅうです。

そんなことをいくつも体験するうちに、「これは普通」「これは異常」と思っていたものが段々変わってきて、「こんなのもアリ」「これもOK!」みたいな引き出しが増えてきます。

そうして「今まで当たり前ではなかったこと」が自分の中の当たり前になってくると、自分はなんて小さな価値観で生きていたんだろう?と気づくことがあるのです。

そんな価値観の広がりって、素晴らしいですよね。

留学してすぐは、驚きの連続

留学してすぐの頃は、何もかもが驚き。正にWow!な日々です。

例えば私が留学したての頃、ホームステイ先に同じく留学生として来ていたイタリア人に、こんなことを言われました。

「日本人って、毎日寿司食べてるんだよね?」

いやいやいや・・・それはいくら何でもないでしょ。。。と半ばあきれ顔でしたが、彼女は大まじめ。

「えーだって、イタリア人は毎日ピザやパスタを食べるよ。だから日本人は毎日寿司食べてると思ったけど違うの~!?」って。「ワタクシ、年に数度しか食べませんよ」といったら二重の驚き。

これ、私にとっては結構印象深い話だったんです。初めて、日本人は海外からこうやって見られてるんだなって言うのを認識したというか。自分の当たり前と他人の当たり前がこんなに違うんだな~って認識したというか。そんなわけで、ちょっとした会話でしたが、今でも忘れられません。

旅先でのちょっとした会話が、価値観を変えた

他にも、こんなことがありました。

ロサンゼルス留学中、夏休みで時間のあった私は車で旅行したいと思い、東に車を走らせました。私は国立公園や世界遺産に行くのが好きで、その時の目的は世界遺産のTaos Pueblo。ネイティブ・アメリカン、つまりインディアンが1000年以上住み続けている場所です。ここに向かって、10時間以上ドライブをしていました。

到着前に泊まったのが、確かニューメキシコ州のキューバという街。街とも言えない街で、小さな集落があるだけの場所です。私は行き当たりばったりでモーテルを探し、安そうなモーテルに泊まることにしました。田舎の安いモーテルですから、とりあえずシャワーとベッドがあればそれで十分です。

翌朝起きて、早速チェックアウトしました。そこでデスクの人に、こんなことを聞いてみたのです。「これからタオスプエブロに行くんだけど、この辺にネイティブ・アメリカンの人たちは住んでるの?」と。

そしたらこんな面白い話をしてくれました。

「住んでるよ。というかここのモーテルの掃除係もみんなネイティブ・アメリカンよ。彼らは未だに電気のない生活をしてるの。私はそれを知らなくってね。先日新しいパソコンを買ったから、従業員の一人に古いのをあげようか?と言ったの。そしたら彼女、『いいわ。ウチ電気通ってないから。』」と。

その時、世界一の先進国でこんなことが未だにあるんだろうかと信じられませんでした。

彼らがそういうライフスタイルを自ら選んでしているのか、経済的理由からそうなっているのかは分かりません。もし機会があれば、話してみたかったです。

でも私には、今この21世紀に世界一の経済大国アメリカで、そういう生活をしている人がいるということが衝撃的でした。アメリカって、テレビや映画で見るアメリカだけじゃないんだって頭の中では分かっていても、実際にそんな話を聞いて初めて実感できました。私の中の「アメリカってこんな国だよね」という常識がガラガラと音を立てて崩れ落ちた瞬間でした。

見て、聞いて、話して、感じて初めて、価値観が広がっていく

その後、私は大学で国際関係学を専攻したこともあり、国ってなんだろう?文化ってなんだろう?経済発展ってなんだろう?ということを考えるようになりました。私がこうして普通に電気を使ったり文明的な生活をしているのだって、生まれた場所が違ったら当たり前じゃなかったかもしれないわけです。

そう考えると、これまで当たり前と思っていたことが、実はすべて奇跡の上に成り立っているように思えて、まったく当たり前じゃないという風に思うようになりました。

そんなことに気づかせてくれただけで、とても意義あるドライブ旅行でした。でもこの時の例に限らず、海外で生活するということは本当にたくさんのことに気づかせてくれます。別段大きな話でなくても、人の発した小さな一言が本当に大きな気づきを与えてくれることがあります。

世界はこんなにも広いのだから、見て、聞いて、話して、感じて初めて、自分の引き出しを増やしていけるのではないかと思います。

まとめ

留学中は、色んな人、モノ、景色、音などと出会います。そんな出会いを大切に、さまざまなことを感じ取り、学びましょう。小さな体験が、大きな気づきになり、価値観を変え、人生を変えていくこともあると思います。

そんな体験をぜひあなたにもしてもらいたいと思います。

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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