サンフランシスコ・PIER39のアシカたち。別に「たくさんのアシカ」と「たくさんの日本人」を掛けたわけではありません(笑)
留こみ!はアメリカに精通したスタッフが、現地の生活情報から大学進学まで幅広い留学情報の提供と語学学校選びのお手伝いさせていただいています。
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みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。
留学先でよくある相談事一つに、「日本人が多すぎる!」というものが挙げられます。
でも、留学先についてまったく調べずに決めたのであればまだしも、学校選びの段階で色々情報を見たりエージェントに確認したりしたはずなのにこうなってしまうのも不思議な話ですよね。
ではなぜこんなことが起こってしまうのでしょうか?
そのワケをお伝えしたいと思います。
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留学先の語学学校を選ぶ際、「日本人が少ない学校が良い」というリクエストは非常に多いものです。ですから、語学学校のウェブサイトやカタログ、またはエージェントの資料やサイトなどには生徒の国籍比率が記載されていることが多いです。
そして、「ここの学校の日本人比率は10%か、ということは10人のクラスなら日本人は私1人だけになるんだな。」と考えて皆さん学校を選ばれると思います。
でも実際には、教室に入ってビックリ、日本人が他に3人も4人もいたりします。
なぜこんなことが起こるのでしょうか?
まずそもそも、語学学校の発表する日本人比率の情報は正しいのでしょうか?ここから疑ってしまいますよね。
実際のことは分かりませんが、ほとんどの場合は正しいデータが公表されていると思います。(公表しているデータが古いということは十分にあり得ますが。)
ただ、一つカラクリがあります。
それは、「日本人比率=日本人の生徒数/その学校の全生徒数」で計算されているということです。
で、この「全生徒数」というのが、午前クラスだけでなく午後や夜に授業を行っている学校であればそれらの生徒も含みますし、TOEFLコース、ビジネス英語コース、IELTSコース、CELTAコース、Cambridgeコースなどなど、すべてのコースの生徒数を含みます。
でも、多くの日本人生徒さんが希望されるのは、「午前」の「一般英会話コース(ESLとかEnglish Communicationとか、学校によって名前は異なります)」なわけです。
だから、例えば100人の学校に日本人が10人いたとすると日本人比率は10%ですが、その10人全員が「午前」の「一般英会話コース」にいることになったりします。
すると、「午前」の「一般英会話コース」の日本人比率は30%や40%になるかも知れません。いずれにしても10%よりは高く感じられることでしょう。
もう一つ日本人が多く感じられる理由としては、日本人は他国の生徒よりも英語が不得意で、初級から中級のクラスに固まりやすいということが挙げられます。
例え「午前」の「一般英会話コース」の日本人比率が10%だったとしても、初級~中級のクラスは30%、40%になるのに対し、上級クラスはほぼゼロだったり・・・なんてこともあり得ます。
実際に上級クラスは、ヨーロッパや南米の生徒が圧倒的に多くなります。そして初級は日本人を初めとしたアジア人が多くなる傾向がありますね。
また、春休み、ゴールデンウィーク、夏休み、冬休みなど、日本人が海外に行きやすい長期休暇は日本人比率が上がる傾向があります。長期休暇ともなれば、みんな考えることは同じですよね(笑)
特に夏休みは多くなります。夏休みは大学生が1~2か月くらい留学するケースは非常に多いですので、その分日本人の数は増えます。
ただし夏は日本人のみならず世界中から留学生が集まりますから、比率ということで言うと一概には言えない部分もあります。人が毎週のように出入りしますから、「先週は日本人が少なかった」「今週になって突然日本人がドカンと来た!」なんてことも起こり得ます。
日本人に人気の都市に、日本人の行きやすい時期に留学して、英語力も初級~中級くらいで、という場合、留学先で日本人に会わない方が不思議です。
ですから、留学先には日本人が必ずいると思った方が良いでしょう。(本当に日本人がいないところに行きたければ、日本語では情報を得られないようなところに行く必要があるでしょう。)
だから問題は、その環境でどう過ごすかに尽きますね。
この点については、また別の機会にお話ししたいと思います。
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