当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。
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皆さんこんにちは。アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。
シリーズ「私自身のアメリカ留学体験をもとに、留学をおすすめする理由」の第6回目です。
前回は「海外留学で世界を見よう!それが僕らのアンテナを磨いてくれる」というタイトルで、留学を通して現地の様子を自分の目で、耳で、体で感じ、たくさんの人と話をしてみることで世界を見る目が変わるという話をさせていただきました。
今回はその続きで、世界を知ることであなたがこれまでよりももっと輝くことができる、ということを書いてみたいと思います。
Contents
サッカー日本代表のメンバーを見ると、とても多くのプレイヤーが外国でプレイしていることに驚かされます。なぜ彼らは海外へと渡るのでしょうか?
それは単純で、海外リーグの方がレベルが高いからです。選手としての成長を考えた時、国内に留まるよりも海外に行った方が自分を高めることができるからです。
プレイのレベルもさることながら、海外で活躍するということはとてつもないプレッシャーがあると思います。言葉が通じない、自己主張の激しい選手の中で存在感を出していかなければいけない、結果が出なければすぐに試合に出れなくなる、サポートしてくれる家族や友人は近くにいない、日本代表の試合に呼ばれれば長距離移動を強いられる。。。
そんな中で常に安定したプレイが求められるのですから、並大抵のことではありません。でも、そうした大変な環境の中で自分を磨くからこそ、技術だけでなくメンタル面でも強さを兼ねそろえた選手になり、また世界のレベルを肌で実感しているからこそ日本の代表として活躍できるのです。
これは何もサッカーに限った話ではありません。一人一人が自分の地元を離れ、日本を離れ、より大きな世界を知り、そこで学んだことをこれからの自分に活かしていく。これまでよりも素敵な自分になる。世界を知る人はそんなことが可能だと思います。
私自身も、アメリカに留学したことで変わることができたと思います。日本にいた時に「変わりたい」とは特に思っていませんでしたが、留学したことで良い方向に変われたと私は思っています。私がどんな気づきを得て変わることができたのか、書いてみたいと思います。
私は留学前、アメリカってすごい、アメリカ人ってすごい、あんまりよく知らないけど何かすごい気がする、と思っていました(笑)。背が高いし、自信満々に見えるし、英語話せるし(当たり前)。
実際に留学してみて、最初は「うわー、ホントにすげー!」と思いました。なんかこう、人が違う。日本人は大人しそうに見えたり疲れて見えたりすることが多いけど、アメリカ人は真逆で、どの人も大きな声で話し、媚びる感じがまったくしない。どの人も、自分に自信を持っているように見える。
そんな私が「あれ?そうでもないかも」と思いだしたのは、アマチュアバンドを見にライブハウスに何度も行くようになってからでした。プロの有名なバンドはもちろんすごいアーティストがたくさんいますが、アマチュアのレベルを見ていたら「何か大したことないな、俺アメリカで勝てるかも」と思ったのです。
そこで、バンドを組むことにしました。私はギターをずっとやっていましたので、自信もありました。日本で作ってきたデモCDを何十枚も焼き、ギターセンターという有名な楽器屋にメンバー募集のチラシを貼りました。チラシには袋に入れたCDを何枚もくっつけておきましたので、CDを聞いて気に行ってくれた人が電話をくれるという仕組みです。
何日か経つと、電話が掛かってくるようになりました。「お前すげぇな、一緒にやろうぜ!」と。こうしてアメリカ人と何人も電話をするのですが、そこで英語力の壁にぶつかり、相手のテンションはみるみる内に下がり、会うに至らないことが何度もありました。(この話はまた別の機会に詳しく書きたいと思います。)
それでも何人かと会い、スタジオでジャムセッションをしたのですが、会う人会う人レベルの低いこと。。。アメリカの学校にどれくらい音楽教育があるのか詳しくは知りませんが、まともに音程を取れないボーカリストやリズムの取れないベーシストなど、散々でした。
それでも彼らは、「俺はこんなバンドをやりたいと思う」「あいつら(プロのバンド名)なんか大したことない」という話を延々と自信げにします。そこで気づいたのです。あ、アメリカ人は実際にすごいんじゃなくて、自分のことをすごいと思ってるだけなんだと。
それから色んな場面で、日本人からすると「えっ?」と思うような低レベルなことが山ほどありました。6X8みたいな簡単な掛け算に電卓が必要な大学生、両替してもらった後で為替レートを聞いてもよく分からないと言う銀行員、隣国カナダの首都を知らない若者。。。そんな人に出会うたびに、「何でこの国が世界一の経済大国なんだろう?」とよく首をかしげたものでした。
でも一つ言えるのは、すごい人は半端でなくものすごいこと。研究者やスポーツでもそうですし、最先端の企業も、時には道端のストリートミュージシャンでも、驚愕するレベルの人がいたりします。そんな奥の深さを見せつけられるたび、この国は深いなぁと思いました。
そうしたスゴイ人やモノが生まれる背景には、まず一つにアメリカ人の発想の自由さが根底にあると思います。まったくの新しいアイデアを見聞きした時に、「そんなのおかしいよ」と思うか、「こんなの初めてだ、面白い!」と思うか。日本ではどちらかというと前者の、アメリカは後者の考え方をする人が多いのではないかと思います。
そしてこのような、人と違った考え方や発想を良しとする風潮。人に対しては「それはあの人の考え方ややり方だから」といって介入しませんし、親や教育の場も「人と違って当たり前、自分らしく生きよう」「やりたいようにやってみればいい」という雰囲気があるように思います。
そうしたアメリカならではの考え方があるからこそ、斬新かつユニークなものがアメリカからたくさん生まれているのだと思います。
そんな文化を目の当たりにすると、「自分も違ってていいんだ」と私は感じました。同時に、それまでの自分が、どれだけ人と違うことを恐れていたかということを初めて認識しました。間違えたら恥ずかしいからクラスでは発言しないという日本人が多いですが、私も知らぬ内にそうなっており、そんな自分を初めて認識できました。
私はどちらかというと昔から人に合わせるのが苦手でしたし、流行を追うことが好きでなかったため、日本では「自分は違う」という気持ちが多少なりともあったのですが、そのスケールがいかに小さかったかということを痛感しました。
もっと違ってていいんだ。もっと自分を出していいんだ。もっと自由に生きていいんだ。
そう思えるようになったことにより、どこか解放されたような気持になりました。
私は留学経験を通して、このようにもっと自分らしく生きることを選ぶことができるようになったと思います。そして、もっともっと自分らしく生きたいと思っていますし、そんな人が増えると楽しいだろうなと思っています。
みんな同じだったら、つまらない。小説も音楽も製品もサービスも、みんな同じだったらお金を払って楽しみたいとは思わない。逆にいえば、違うから面白い。同じなら存在する意味がない。
ノーベル賞を取る人、新しいジャンルの音楽を作る人、これまでになかった製品を開発する人、世界トップレベルのアスリートたち。
彼らは皆、人と違います。やることも、やり方も、考え方も違う。そしてそれを極めたからこそ、彼らは輝いているのだと思います。
そんな人を見るたびに、私ももっと自分らしく生きていこう、そしてベストの自分になりたいと思っています。
私はアメリカという、自由な文化を大切にする国に留学したことで、それまで日本にいた時には気づかなかった本当の自分の姿を見ることができました。そして、今後自分はどうしていきたいのかという考える指針を得ることができました。
留学に行って海外の文化を学ぶことは、日本の文化を捨てるということではありません。二つの良いところを取り入れ、足りないところを補完しながらより良いものにしていけば良いのです。
そして、そんな考え方の人が増え、面白いことをやっている人がたくさんいる社会、そんな人が輝く社会、そしてそんな人を応援できる社会を作っていくことができたら楽しいと思います。
それには、多くの人が一度日本の外に出て、新しい空気に触れてみることがとても大切だと思います。
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