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F1ビザでアメリカ留学中、Out of Statusになった場合の対処法

      2018/04/23

留こみ!はアメリカに精通したスタッフが、現地の生活情報から大学進学まで幅広い留学情報の提供と語学学校選びのお手伝いさせていただいています。

 

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みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

アメリカ留学中、何かしらのきっかけで学校に行けなくなってしまい、Out of Status(不法滞在状態)になってしまうことがあります。

例えば、事故、怪我、病気、ホームシック、不登校などなどですね。

その場合は速やかに帰国するということも考える必要があると思いますが、それでも留学の継続を希望する場合は、早急に合法状態に戻す必要があります。

今日はその方法について書いてみたいと思います。

Out of Statusではアメリカに滞在できない

まず注意したいのは、ビザの有効期限が残っていても、退学処分となった場合は合法的にアメリカに滞在することが出来ないということです。

アメリカに合法的に滞在するには、以下の2つ必要となります。

  • ビザ
  • I-20

このどちらが失効しても合法的に滞在することは出来ません。退学処分になるということはI-20が失効しているという意味ですので、数日以内に国外退去する必要があります。

不法滞在の罰則

もし不法滞在となると、その期間により罰が下されることになります。

180日未満のオーバーステイ

特に大きなトラブルにはならず、その後ビザや永住権の取得も可能ではあるが、難しくなる。(非移民ビザの場合は、再度のオーバーステイが懸念されるため)

180日以上1年未満のオーバーステイ

180日を超えると非常に重く受け止められる。今後3年間の入国が禁止される。強制退去命令が出る前に自ら出国しなければならない。

1年以上のオーバーステイ

今後10年間の入国が禁止される。強制退去命令が出る前に自ら出国しなければならない。

強制退去命令が出た場合

10年後から再入国申請をすることができるものの、生涯入国が禁じられる可能性がある。

参照:http://integritylawgroup.net/overstaying-visa-penalties-exceptions-waivers

 

ということで、Out of Statusになった場合はすぐに対策をとりましょう。

ビザ・ステータスを合法状態に戻す2つの方法

まずOut of Statusということはこれまでの学校は退学扱いになっているかと思いますので、新たに転校を受け入れてくれる学校を探しましょう。留こみ!でもアメリカの語学学校の紹介が可能ですので、ご希望であればお手伝いさせていただきます。

もし新たに受け入れてくれる学校があり、その学校がI-20を発行してくれる場合、合法状態に戻す方法は以下の二つがあります。

  1. Reinstatement(状態回復)
  2. Re-entry(再入国)

転校先の学校によりどちらかの方法を指定される場合もありますが、この記事では両方の方法について解説したいと思います。

方法1:Reinstatement(状態回復)

この方法が可能な方は、以下の条件に当てはまる方です。

  • Reinstatement申請の段階でOut of Status状態になってから5か月以上経っていないこと、もしくは5か月間の間にどうしても申請ができない理由があり、申請ができるようになってからすぐ申請をしていること
  • 入国管理に関する違反を繰り返していないこと
  • 新たにI-20を発行する学校でフルタイムの生徒をしていること、もしくは直ちに始めること
  • 違法就労をしていないこと
  • Out of Statusになっていること以外に国外追放になるような理由のないこと
  • Out of Statusになったことは、自分ではどうにもできない状況(例、けが、病気、自然災害、見過ごし、学校スタッフによる見落としなど)によるものであり、複数回の違反がなく、故意ではないこと

以上をUnited States Citizenship and Immigration Services (USCIS) に証明する必要があります。

もしUSCISが承認した場合、I-20にはReinstatementであることが記され返却されます。承認されなかった場合は議論の余地はなく、即刻国外退去をする必要があります。

Reinstatementの申請方法

  1. 学校スタッフと合法状態に戻る方法を話し合います。
  2. 学校スタッフにI-20のリクエストを提出してください。銀行残高証明書の再提出が必要な場合があります。
  3. 以下の書類を準備し、USCISに郵送します。
    ・Form I-539
    ・U.S. Department of Homeland Securityに対し支払う申請費$370の小切手またはマネーオーダー
    ・過去に発行されたすべてのI-20の複写
    ・I-94(パスポートにホッチキスで留められた白い紙、又はこちらから印刷したもの)
    ・学校スタッフのサイン入りReinstatement I-20の複写
    ・銀行残高証明書などの財政証明
    ・Reinstatementしなければならない状況を説明したリクエストレター
    ・補足書類(例、あなたの状況をよく知っている学校スタッフのレターなど)
    ・これまで通ったアメリカの学校の成績証明書
    ・パスポートの写真ページ及びビザページの複写
    G-1145 Form(オプショナル。あなたの書類がUSCISに届いたことがメール通知されます。)提出書類はすべてコピーを手元に残しておきましょう。
    送り先:
    USCIS
    P.O. Box 660166
    Dallas, TX 75266

方法2:再入国

この方法は、新たなI-20を現在通っている学校または新たな学校から取得後、アメリカ国外へ一度出て再入国する形となります。ビザが期限内であればビザに関しては何もする必要はありませんが、ビザが期限切れとなっている場合はビザの再申請が必要となります。

Out of Statusになった後に再入国する場合は、「Initial Attendance(新規学生)」という位置づけになります。

再入国の申請方法

  1. 学校スタッフと合法状態に戻る方法を話し合います。
  2. 学校スタッフにI-20のリクエストを提出してください。銀行残高証明書の再提出が必要な場合があります。
  3. I-20を受け取ったら米国外に一度出て、その後再入国します。

よくある質問

二つの方法の主な違いは?

Reinstatementの場合はそれまでのF-1ステータスを保持する形となり、再入国の場合は新規学生という扱いになります。語学学生であればあまり関係がないと思いますが、大学生や専門学生の場合はOPTやCPTなどの応募資格に影響し、再入国の場合は応募までに1年間の学業履歴が必要となります。

費用の違いは?

Reinstatement:$370のI-539申請料をUSCISに支払う必要があります。
再入国:$200のSEVIS費及び旅費が必要になります。

リスクの低い方法は?

どちらにもリスクはあります。もしReinstatementの申請が却下された場合、即刻国外退去する必要があります。再入国で入国が却下された場合は、そのまま帰国する必要があります。

Reinstatement申請中は学業を続けられますか?

F-1ステータスを維持するために、必ず学業を継続する必要があります。

Reinstatementの申請中、大学のオンキャンパスでの仕事は続けられますか?

いいえ、Out of Statusとなった時点で仕事は辞める必要があります。

Reinstatementの申請にはどれくらいの時間が掛かりますか?

3~4か月掛かります。

再入国の際、カナダやメキシコから再入国する方法でも良いですか?それとも母国から再入国する必要がありますか?

カナダやメキシコからの再入国でも大丈夫です。カナダの場合は事前にeTAの申請が必要となります。

以上の参照元:https://iss.washington.edu/procedures/reinstatement-reentry/

実際にはどうなのか?

ここまでは上記の参照元から内容を引用させて頂きましたが、実際はどうなのでしょうか?

これまでロサンゼルスの学校に通っていた生徒様がケガにより学校に通えなくなり、留こみ!にご相談頂いたケースがあります。この生徒さんは自分で転校先の学校を探したもののその学校から入学許可が得られず、学校探しをご依頼されました。

いくつかの学校に当たってみたところ、入学許可が得られそうな学校が見つかりましたので申請方法について話し合いをしましたが、学校スタッフから提案された方法も上記の二つの方法でした。

しかし、Reinstatementは上記のやり方を見ても非常に複雑であることが分かると思いますし、これらの申請をすべて自分でするのは難しく、学校提携の移民法弁護士を通すという形になるそうで、費用は$1,000程になるということでした。

一方、再入国の方法は「万一再入国できなかったら?」という心配はありますが、申請プロセス自体は至って簡単です。そのため、ご相談頂いた生徒様は再入国の方法を選ばれました。

新たな学校の発行したI-20を持参し、ロサンゼルスから車で南に3時間ほどのメキシコに渡り、1日滞在後再入国をし、無事状態回復をすることが出来ました。

また、この学校スタッフに聞いたところ、これまで100件以上同様の件を扱ったことがあるそうで、今の所失敗した例はないとのことでした。(では確実かというと色々な要素が絡むため簡単には言うことが出来ませんが。)

新たな学校とも話し合いながら、一番ベストな方法を見つけることが大事ですね。

まとめ

Out of Statusにならないに越したことはありませんが、なってしまったらそれはそれで仕方ありません。問題なのは、そこですぐ次なるアクションをしないこと。

違法状態でダラダラと時間だけ過ぎていくのは一番良くありません。違法状態が続けば続くほど、今後のあなたのアメリカでの活動が制限されることになってしまいます。

また、アクションをする際は必ず専門家に相談するようにしましょう。「申請失敗=留学終了」となってしまいますので、非常に気を付けて対処する必要があります。

もしお困りのことがあれば留こみ!でもお手伝いさせていただきますので、このページの記事下の「留学お悩み相談」からご連絡頂ければと思います。

 

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