自動翻訳機で英語はいらなくなる?否、それでもやっぱり英語は必要だ

自動翻訳機で英語はいらなくなる?否、それでもやっぱり英語は必要だ

当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。

 

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みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

先日とある語学学校のスタッフが来日し、その方とお会いしてきました。

生徒さんからの質問に関していつもメールや電話でやり取りをしている人なのですが、一度も会ったことがなかったんです。

それで、「今度日本に行くんだけど、時間あるかい?アップデートが山ほどあるんだけど」と言われました。

そんなにアップデートがあるなら話を聞いとかなきゃ、と思いミーティングを快諾しました。

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そしたら約2時間、ただの雑談だったんですよね(笑)

後から思い返しても、「あれはなんだったんだろう?」と思いました(汗)

でもここに、今後世界で生き抜くためのヒントがあるような気がしましたので、そこで感じたことを書いてみたいと思います。

ミーティングはいきなり雑談から

今回お会いしたのはスコットランド出身の女性。アジアマーケット全般を統括している方で、タイのバンコクに住んでいるようです。

そんな訳で、会ってすぐ話はどんどん脱線しました。

 

ぶっち「バンコクで生活するってどんな感じなんですか?」

スタッフ「バンコクは楽しいわよ~、でもある意味クレイジーね!」

ぶっち「何がですか?」

スタッフ「いや~タイは不思議で、私には色々と新しいのよね~。例えば高速道路にETCってあるでしょ?タイにもあるの。でも、だ~れも使わないのよね~。それで、み~んな現金で支払う方に長蛇の列をなして並んでるの。不思議でしょ~」

 

なんて感じです。

お会いしてすぐこんな話になりましたので、30分も経つと「で、本題は?」と聞きたくなっていました。

話の途切れた時に「で、何かアップデートは?」とも聞こうかとも思ったんですが、まぁあんまり無理して仕事の話をしなくても、外国人と世間話してる方が楽しいからいいか!と思って言わないようにしました(笑)

そしたらその内、「あら、そろそろ時間ね。今日は来てくれてありがとうね!」なんて言われちゃいました。

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このミーティングは何だったんでしょうか???(笑)

 

外国人と世間話ができる楽しさ

そんな妙なミーティングでしたが、今回感じたことの一つがこれ。やっぱり外国人と世間話ができるって、楽しいんですよね~。

スコットランド人の視点から見たタイの話とか、スコットランド人の視点から見た日本と中国と台湾と韓国の違いとか、スコットランド人のカリフォルニア体験談とか。

「え~日本人からしたらこうだと思ってたけど、スコットランド人からするとそうなの~」とか。

こういう話ができると、やっぱり色んな角度からの視点を取り入れられるから、楽しいですね。

普段常に日本語で情報を得ていると、それはもう日本の視点から見た情報になっちゃってるんですよね。

だから、違う視点の外国人から色んな話を聞かせてもらうと、「あ~確かに!」とか「え~ウソ~!」とか、色々感じてとっても面白いんです。

これはやっぱり英語でコミュニケーションが取れることの楽しさですね。英語なら、アメリカ人やイギリス人だけじゃなくて、片言の人も含めれば世界中の人とコミュニケーションが取れますからね!

僕がアメリカに留学し、英語が話せるようになって得られた4つのこと

 

人と直接会って話をすることの重要性

それからもう一つ感じたことはこれ。インターネットがどれだけ発達して、人と人とのコミュニケーションがオンラインで完結するようになっても、やっぱり直接話すのとは全然違うということ。

今回のミーティングは、確かに新たな情報の交換はほとんどなかったけど、それでもやっぱり普段やり取りしている人がどんな人なのかっていうのを知ることは大事だと思った。

これは私が以前別の企業で海外営業をしていた時も思っていたこと。

その時はBtoB(企業対企業)の海外営業をしていたので、海外からの厳しい要求なんかもよくありました。日本サイドでは、「うわ~この人達ありえね~」っていうような要求もあるんですよね。

でも、そういう人達とメールだけじゃなくて実際に会ってみると意外といい人だったり、彼らが厳しい要求をしてくる背景なんかも分かって、その後のやり取りの質が違ってくるんですよね。

彼らにも日本に来てもらってこちらの状況などをしっかり分かってもらうと、それを理解した上での要求になるので、お互いのやり取りがスムーズになる。

こんな風に、いくら電話とインターネットでやり取りができるようになっても、やっぱり場合によっては直接会って、目と目を見て話をすることが重要ですね。

それに、インターネットがあるから世界のことがすべて分かるようになって海外に行く必要がなくなるんじゃなくて、インターネットで世界の情報にもっと触れられるようになったからこそ、実際に自分の目でそれを見に行きたい人も増えてるんですよね。

だから日本人ももちろん海外に行くことは増えていくし、海外の人が日本に来ることも増えてくる。それも東京や京都だけじゃなくて、地方都市や田舎町を見に来る人だって増えてくる。

そんな時に、やっぱり直接自分の言葉でコミュニケーションが取れるというのは、すごく大きなことだと思うなぁ。

 

自動翻訳機がいくら発達しても、英語の重要性はこれからもどんどん増していく

私が子供の頃、「その内全部翻訳機が翻訳してくれるようになるから、英語なんかやらなくていい」っていう人がいて、「なるほどな」と思いました。

それから10年も20年も経って、その時よりは大分その状況に近づいて来てはいると思うけど、まだまだ十分じゃぁない。

というか、もし翻訳機が完璧になったとしても、絶対に自分の言葉で語るコミュニケーションは必要だと思う。

そりゃぁビジネスの場で、英語も通じないような国の人を相手に「これを〇個、〇円で売ってくれ」というくらいの話であれば翻訳機でも事足ると思う。

でも、今回のミーティングのように、ビジネスパートナーとの人間関係を構築するようなミーティングだったり、友達を作ったりとか、深くなろうと思えば思う程やっぱり言葉はコミュニケーションツールとして重要になってくる。

微妙なニュアンスが相手にどう伝わるかは、翻訳機じゃコントロールできないしね。

だから、やっぱり英語で人と話すのって楽しいし、これからもっともっと必要になってくるだろうな~と思います。

 

まとめ

というわけで、ビジネス的にはあまり意味があったかよく分からないミーティングも、色々な気づきがありました(笑)

てかやっぱりもっと英語上手くなりたいな~と再認識しました。いつも思ってるけどね。

自分の言いたいことは大抵言えるんだけど、流暢さには欠けるし、またスコットランド人の英語というのもほとんど触れたことがないからたまに分かんなかったな~。

ま、まだまだ伸びしろがあるから楽しいですね。

というわけで、今後も英語の勉強を楽しんでいきましょう!という形で締めたいと思いま~す!

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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