大学受験失敗なんて気にするな。留学で大きな世界を見てみないか?

大学受験失敗なんて気にするな。留学で大きな世界を見てみないか?

当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。

 

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みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

この時期は大学受験を終えられ、4月からの大学生活にワクワクしている人もいるでしょうし、思うような結果を得られずに落ち込んだりこれからどうしようか悩んだりしてる人もいると思います。

受験に失敗してしまった方は、これまで受験勉強に打ち込んできたぶん心にぽっかり穴が開き、「本当に浪人という選択肢が良いのだろうか」「もともと私は海外に行きたかったのでは」などと考えている人もいるでしょう。

今日は、大学受験に失敗してしまった人がこれから留学するのはどうなのか、将来の役に立つのか、準備はどうすれば良いのか、そもそもアメリカの大学に行くことは可能なのかなど、進路に悩む若き皆さんにお伝えしたいと思います。

受験の失敗は気にしなくていい

この記事を読んでいる方は、志望校に合格できなかった方だと思います。これまで半年、1年、もしくは高校3年間、志望大学に合格するために必死に勉強してきたのではないかと思います。

そんなあなたに「受験の失敗は気にしなくていい」と言ってもなかなか響かないことでしょう。でも、本当にそう思うんです。

もちろん今は人生の大きな分かれ道にいるように感じるでしょうし、学校や塾の仲間が志望校に合格したり、地元を離れて都会で一人暮らしを始める準備をしているのを横目で見ながら、「どうして私は落ちちゃったんだろう」と考えていることでしょう。

でも一つ質問ですが、例えば5年前の最大の悩みって覚えていますか?5年前はそれが気になって気になって夜も眠れなかったことです。

でも5年後の今考えれば、大した問題じゃないというか、その悩みが何だったかすら忘れてしまっているのではないでしょうか。

同じように、あなたが今「受験落ちた・・・最悪だ・・・」と思って絶望的な気持ちになっていたとしても、5年後にはほぼ忘れているでしょうし、覚えていたとしてもあまり重要なことではなくなっています。

だから、前を向いてこれからのことを考えていけばいいんです。

ちょっとは勇気が出ましたか?

本当は海外に留学したかった

もう一つ、この記事を読んでいる方は、「本当は海外に留学してみたかった」という気持ちを持っていると思います。そんな気持ちを受験勉強のために封印していたのか、大学に入ってから留学するつもりだったのに受からなくて落ち込んでいるのかは分かりません。

でも、受験を終えた今、私は留学したかったんだという気持ちを思い出したからこそ、この記事にたどり着いたんだと思います。

それっていいことだと思いませんか?だって自分が本当にやりたかったことにたどり着けたんです。だったら、いろんな方法はあるけれど、ぜひやってみませんか?だってそれがあなたのやりたいことなんだから。

これまではきっと、みんなが大学受験をする高校や塾の雰囲気に流されて、自分も日本の大学に行くのが当たり前だと思っていた。でも、今こうして別の道を考えられるようになった。

それだけでも受験が上手くいかなかったことは無意味じゃないと思うな。上手くいかなかったからこそ、あなたが本当にやりたいことに気づくことができたんだから。

「じゃぁ留学ってどうしたらできるの?」というところを、次から詳しく説明していきますね。

語学留学か大学留学か

まずはどういう留学が可能なのかを考えてみましょう。留学のスタイルには、大きく分けて2種類あります。ここではアメリカへの留学を前提にお話しますね。

1.語学留学

私立の語学学校に入学する方法です。この方法の良い点は、気軽に留学できること。毎週月曜日、いつでも好きな時に入学出来て、何週間留学するかも自由に決められます。申込時期も希望入学日の3~4週間以上前であれば多くの場合間に合いますので、スケジュールがとてもフレキシブルです。

(3か月以上の留学、もしくは週18時間以上のコースを受講する場合は学生ビザの取得が必要ですので、入学1か月半~2か月以上前までには申し込む必要があります。)

語学学校ですから、学ぶことは英語です。英会話を中心に学ぶのか、大学入学に必要なTOEFLやIELTSを中心に学ぶのか、いくつかの選択肢はありますが、大きな枠組みで言うと英語の勉強に没頭することになります。

ここでは世界中から来た、年齢も国籍もバラバラの留学生と同じクラスで一緒に英語を学ぶことになりますので、非常に楽しく英語を学ぶことができます。

目的としては、少しリフレッシュしながら苦手な英語を克服し、来年の受験に備えるということもできますし、この期間にアメリカの大学入学に必要な英語力を身につけながら将来について考えるということもできるでしょう。

注意していただきたいのは、語学留学は学歴にはならないということです。高校卒業後アメリカの語学学校に通ったとしても、学歴としては高卒のままですので、その点には気をつけましょう。

2.大学留学

こちらはアメリカの大学への留学です。これまで日本の大学に行こうと考えていた方は、「留学=アメリカの大学に留学」と考える方も多いでしょう。

メリットとしては大卒の資格を得られること、語学学校とは違いネイティブに囲まれた環境で自分を試すことができること、日本とは違ったアメリカの教育が受けられること、4年間アメリカに留学することで一生使える本物の英語力とグローバル感覚を身につけられることです。

留学を検討する場合、この二つが主な選択肢となります。ではどちらが合っているのかというのはご自身でよく考えて決めていただきたいと思いますが、これまで受験勉強をして大学入学を目指してきた方は、2.の大学留学、もしくは1.の語学留学を経て2.の大学留学に移行するパターンになるかと思います。

アメリカの大学に入るにはどうしたら良いのか

ではアメリカの大学に入るにはどうしたらよいでしょうか?まず、アメリカの大学は4年制大学と2年制のコミュニティカレッジの二つに大きく分けることができます。

「2年制?短大のこと?」と思われるかも知れませんが、2年制のコミュニティカレッジから4年制大学の3年次に編入するという形が留学生にとっては一つの王道になっており、私ぶっちもこの方法をとりました。

理由は以下の通りです。

  • コミュニティカレッジであれば入学前にSAT(センター試験のような共通テスト)を受ける必要がない
  • コミュニティカレッジには、TOEFLまたはIELTSといった英語試験で必要点数さえ取得すれば入学が可能
  • TOEFL/IELTSで必要な点数も、4年制大学に比べてコミュニティカレッジの方が低い
  • コミュニティカレッジの2年間は学費が安い
  • 4年制大学への編入は特別難しいことではない

いいこと尽くしなのです。

詳しくは「アメリカの大学留学ならコミュニティカレッジがおすすめな理由 」を読んでみてくださいね。

というわけで、あなたがもしアメリカのコミュニティカレッジに入学したい場合、必要なものはTOEFL(もしくはIELTS)の点数だけとなります。

TOEFLとIELTSはリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングといったアメリカの大学で必要とされる英語力をチェックするテストです。

これまで受験対策として英語を勉強してきたあなたは、リスニングとリーディングはある程度点数が取れることでしょう。しかし、問題はスピーキングとライティングだと思います。

ということで、今後アメリカの大学に留学しようとした際には、この二つのスキルがネックとなってきます。

そのため、できるだけ早くアメリカの語学学校に留学し、スピーキングとライティングを中心に学びながら、TOEFLの点数が取れ次第コミュニティカレッジに応募するのが良いと思います。

詳しくは「コミュニティカレッジとは?コミカレって短大と何か違うの? 」をご参照いただければと思いますが、アメリカのコミュニティカレッジは9月の秋学期のみならず、どの学期からでも入学することができます。

しかも、出願期限は入学の2~3か月前に設定されていることが多いようですので、TOEFLスコアが確保出来次第出願し、コミュニティカレッジに入るのが良いと思います。

一方、4年制大学に一年次から入学しようとした場合はこうはいきません。9月の秋学期に入学するには前年の11月頃に応募が締め切られているケースが多いですので、これから出願する場合は、一年以上待ってからの入学ということになります。

アメリカの大学を卒業するのはどれくらい大変なのか?

次に、アメリカのコミュニティカレッジに入ったとして、本当に4年制大学に編入できるのか?というところが気になると思います。

こればかりは「誰でもできます」と答えることはできません。あなたが頑張って勉強するしかないのです。

ただし、私のアメリカ大学留学経験からすると、以下のことが言えると思います。

  • 特別優秀でなくとも、しっかり勉強さえしていれば州立・私立共に編入できる4年制大学はある
  • 上位校や人気校に入るためにはコミュニティカレッジで高い成績を修める必要がある。それはつまり多くのアメリカ人より良い成績を取るということ。そのためには、高い英語力とアメリカ人の倍以上の努力が必要
  • 英語力が低い段階でコミュニティカレッジに入学した人は、ほぼ例外なく苦労する

詳しくは「アメリカのコミュニティカレッジは楽勝?大変?色々言うけどどっちなの? 」をご覧いただければと思いますが、これまで受験勉強を頑張ってきたあなたなら、アメリカでもきっと頑張れると思いますよ!

アメリカの大学を卒業するのにかかる費用は?

ここまで読んで留学する気が高まってきたあなたも、少しお待ちください。留学は安いものではないということも頭に入れておく必要があるでしょう。

留学を決定する前にご両親とお話すると思いますが、その際に大体どれくらいの費用が掛かるのかをある程度把握しておきましょう。

コミュニティカレッジの2年間の学費は、年間30単位で約$10,000(約120万円)、4年制大学での2年間は州立大学で年間約$17,000(約200万円)~$35,000(約420万円)、私立大学で年間$50,000(約600万円)ほど掛かることが多いようです。

また、アメリカは物価が日本と同じか少し高いことが多いですので、経済的負担に耐えられるかという点もご両親と相談するようにしましょう。

*アメリカの物価に関してはこちらをご参照ください。
アメリカの物価は高いのか?アメリカ都市別物価ランキング

留学は役に立つのか?就職には有利?不利?

アメリカに留学するかどうかは、それが就職の際に有利か不利かによって検討するという方もいるでしょう。

ただ、私はこの考え方が好きではありません。というのは、大学は就職予備校ではないからです。逆に、就職予備校と化している日本の大学は本当にそれで良いのだろうか?というのは疑問に思っています。

しかし、現実問題としてこの部分を懸念する方もいるでしょう。

そこで考えるポイントとしては2つあると思います。

  1. 就職活動はしやすいか
  2. 企業は海外大生をどう評価するか

まず1の就職活動のしやすさですが、これは国内大生より不利になります。国内大生は多くの企業の説明会、インターンシップ、選考を受けることができるのに対し、海外にいる留学生はそうはいきません。

海外大生の就活の機会は、夏休みや冬休みの時期に日本で開催される海外大生対象の就職フォーラムと、アメリカやイギリスで開催されるキャリアフォーラムなど、一発勝負的な側面があります。

中でも毎年10月~11月辺りに行われるボストンキャリアフォーラムは海外大生にとっての一大イベントで、この3日間で面接を複数回こなし、内定を取得する方も大勢います。

このフォーラムには、国内大生がうらやむような超一流企業が集まりますから、大手企業に就職したい方には大チャンスとも言えます。

そして2の企業の評価ですが、大きく二つに分かれています。

まず一つは、グローバル人材として評価するという声。英語が堪能で、異文化の中で生活してきた強さを持つ留学生を企業はいつでも欲しがっています。

一方で、留学生は離職率が高く、「採用しても辞めちゃう人」という見方をされることもあるようです。

総合して見ると、留学で一生懸命頑張った経験をしっかり企業に伝えることが出来たら、大きなメリットになると思います。

これは2016年現在の状況ですが、あなたが大学を卒業する2020年以降は状況が大きく変わっていても不思議ではありません。時代は4~5年あればまったく変わっていても不思議ではありませんからね。

特に日本は東京オリンピックも控えているので、世の中の変化も大きいことでしょう。

ですから、「これから世の中がどうなるか」ということを予想するよりも、「自分はどうなりたいか」「自分はどんな風に社会で活躍できる人になりたいか」ということをまず先に考えた方が良いと思います。

大学受験が終わったばかりの今、そこまで考えることはなかなかできないかも知れません。でももしあなたが「世界を相手に仕事をしたい」と考えるのであれば、それだけで留学するのに十分な動機になると思いますよ。

海外留学はただの逃げなのか?

もう一つ、「大学受験に失敗したから留学するなんて、逃げなんじゃないか」という声もあると思います。他人にそう思われることもあるでしょうし、自分の中でもどこかそう思うこともあるかも知れません。

そしてそれを気にするかどうかはあなた次第です。

でも私はこう思います。そんなに色々考えなくったって、留学したかったらしたらいいんじゃないの?って。

日本の大学に行き、日本で就職することがゴールでも正解でもありません。あなたにとって何が正しいかなんてことは分かりません。あなたが今信じる道を進んだ結果、それがどんな結果をもたらしたとしても、それがあなたの選んだ道なんだから最善の道なんだと思います。

18歳や19歳の段階で将来のことをしっかりプランニングしようとしても正直難しいと思います。だったら、自分のやりたいことを思いっきりやってみる。大切なのはそれだけだと思います。

そしてもしやりたいことの中に、英語、海外、留学というようなキーワードが入っているのであれば、思い切って海外留学に飛び込んでみるのも悪くないと思います。

だって日本には、海外とつながれる人材が足りないんだから。

就職活動の面で多少不利な点があるように見えても、それは日本で働くことを前提とした場合のこと。これからの時代、世界で働くことを考えたら、日本の就職活動に有利か不利かなんてちっぽけなことになってくると思います。

それに、海外で切磋琢磨して得た力というのは、必ずどこかで活きてくると思います。そういう経験をする人はあまり多くないから大変ではあるけれど、必ずあなたに大きな強みをもたらしてくれるから。

そう信じて、自分の道を進んでもらいたいと思います。

まとめ

受験に失敗した今、色んなことを考えていることでしょう。もしかしたらすでに次にすべきことに全力で取り組んでいるかもしれませんし、落ち込んで何も手がつかない状況かも知れません。

いずれにせよ、大学受験失敗というのは、人生長い目でみれば大きな問題ではありません。今は苦しいかも知れないけれど、5年後、10年後にはほとんど気にならないほどのことだから、心配しないで欲しいな。

今すべきことは、「これまでは受験ばかりでこれからについて考える余裕もなかったけど、本当は自分は何がしたかったのかな?」と考えてみること。

でも、考えても考えても答えが出てこないかも知れない。そんな時は、動きながら考えましょう。止まって考えてちゃ答えは何も出てこないと思う。

留学が気になるなら、1か月くらい海外語学留学をしてみるのもいいと思います。それなら来年また受験することになっても、無駄にはならないですしね。

今は辛いかも知れないけど、動きながら考える。そうして自分の信じる道を進んでいけば、きっと自分に最適な未来が開けてくると思うから、頑張ってほしいな。

もしぶっちでよければ相談相手になるので、下の留学相談フォームからいつでも連絡くださいね。

それでは、頑張っていこう!

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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