留学は甘え!?ホリエモンの意見に留学カウンセラーがガチで答えてみた

留学は甘え!?ホリエモンの意見に留学カウンセラーがガチで答えてみた

当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。

 

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こんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。

情報って、意識して取りに行くものと、気にしていないのに自然と目や耳に飛び込んでくるものがありますよね。

私は大の留学推奨派ですが、いつの日だったか、堀江貴文氏が「留学は甘え」と発言されたらしいということをインターネットで目にしました。

「ま、そういう考えがあってもえーんでないの?」くらいにしか思ってなかったのですが、それからかれこれ数か月間経ってもまだ覚えてるんですよね、その言葉。

ということで、ホリエモンは留学について何を言ったのか?それに対して自分はどう思うんよ?というところを、留学すべきか悩んでいる人のためにもお伝えしたいと思います。

 

ホリエモンの留学に対する発言

何はともあれ、まずは堀江氏の発言を聞いてみましょう。

この動画は、「ホリエモンって留学に対して否定的だけどなんで?」という質問に対する堀江氏の回答です。

う~むなるほど。

ではここからは、留学カウンセラーである私の意見をお伝えしていきたいと思います。

 

ホリエモンの発言に対する私の意見

私にとって印象的だった堀江氏の言葉を一つ一つ見ていきたいと思います。

それは(留学は)別にえらいことでも何でもないから

うん、それは僕もそう思う。今は行こうと思えば誰でも海外に行ける時代。「留学で箔をつける」なんて考えはなくした方がいいと思う。

日本でダメだから海外に行ってみる、海外に行ったら何とかなるんじゃないかっていうのはただの甘えだと思う

これもある程度同意。でも、留学に行く人って、「俺は日本ではダメだからアメリカ行くか!」っていう人はほとんどいないよね。それよりも、「アメリカに行ってみたい!」「英語で外国人とコミュニケーション取りたい!」「海外生活を体験してみたい!」っていう方のが多いと思う。

あと、この発言はある意味賛成なんだけど、別に日本で結果出してない人が海外で挑戦しちゃいけないって意味じゃないと思う。

例えば、須藤元気氏のような例もあるよね。彼はアメリカでUFCファイターとしてデビューして、その後日本に「逆輸入ファイター」として戻ってきて、人気に火が付いた。現役引退後に始めたダンスユニット「World Order」も、日本より海外で先に人気が広まった。

これは「人と違うことをやる」という彼の信念だし、そういうやり方があってもいいと思う。彼がアメリカに行った時に、もしかしたら「あいつは逃げた」と言った人もいるかも知れない。でも、それが逃げだったのかどうかは、その後の彼を見れば分かるよね。

実際大学行っても遊んでるだけじゃん
遊んでない人もいるけど、6~7割は遊んでると思う

これは留学ではなくて、大学へ行く人全般の話。彼は、遊ぶのが悪いとは言っていない。

でも、日本の大学でも頑張って勉強してる人もいるし、海外留学して遊んでる人もいる。ということは、場所は関係ない。人それぞれだよね。それは他人がとやかく言うことじゃないと思う。

人は、誰かが何かを言ってもなかなか気づかない。結局は自分で気づかなきゃいけないんだと思う。それは、場所が日本でも海外でも同じだと思うな。

留学を免罪符にして結局遊んでるやつが気に入らないだけ

僕は全然気に入らないことなんてない。だってそれは、その人の人生だから。その人が「アメリカで思いっきり遊んでみたい!」と思っていて、死ぬ時に「若いころは遊んで楽しかったな~!」とニッコリ笑えるんならそれでも全然いいと思う。

もちろん、「もっと先のことを考えて留学期間を過ごせばよかったな~」と後悔するならダメだけどね。

留学なんかしなくても、海外のベンチャー企業に飛び込んで働いてみるほうが有意義
留学である必然性がない

これは彼の意見。彼はベンチャー企業を大きくすることが得意。だからこういう意見になる。

でも、これってみんなに当てはまることじゃないよね。留学である必然性は確かに全然ないけど、ベンチャー企業で働く必然性も全然ないと思う。

留学してそこで学んだことを活かして成功した本田直之氏のような人もいるしね。

何が必然かなんて人それぞれだよね。

まぁ、私は「留学よりももっとコスパや時間対効果が高い手段がある」って言ってるだけですよ。
留学してる暇あったら他にやることあんじゃないの?

留学してる「暇」があったら他にやることがあるかどうかは、人それぞれ。例えば夏休みに1か月短期留学することが、そんなに無駄かな?こういう「体験」的なものにも、コスパや時間対効果を考える必要ってあるのかな?それは人それぞれだよね。

確か堀江氏は、「小説を読むのは時間の無駄」って言っているのをどこかで読んだことがある。僕はそれまでそんなことを考えたこともなかったから、「へ~、そういう人もいるんだ~」と新鮮だった。そういう風に、人と違った見方をするから成功するんだろうし、人気も集めるんだろうね。

でも、小説を読むことが本当に時間の無駄なのかどうかは人それぞれ。落ち込んだ時に一冊の小説が救ってくれたっていう人だっていると思うし、ウィルスミスが「アルケミスト」という小説に自分の人生を重ね合わせてるのだって、いいんじゃないかな。

人生、コスパの悪いことが楽しかったりするしね。

海外に行くことで役に立つことは僕は特にないと思う

海外に行くことで役に立つことがあるかないかは、人それぞれだと思う。でもキングカズこと三浦知良選手が15歳でブラジルに渡らなかったら、キングカズになれてたかな?錦織圭選手が13歳でアメリカに渡らなかったら、こんなにすごい成績を収められてたかな?

もっと一般人の話にすると、留学したことで中東の学生の友達ができて世界に興味を持ったとか、ハワイに行ってヨガと出会ってそれがライフワークになったとか、そういうこともあるよね。

確かに、留学する時に「アラブ人と友達になって世界に目を向けたい!」とは思わないと思う。でも、結果としてそうなれば、それはそれで面白いよね。確かにそれは当初の目的とは違うかも知れないし、コスパという観点とはずれてくるけど、コスパでは計れないこともあるんじゃないかな。

日本にいても留学以上の体験をすることは可能

これは僕もそう思う。別に日本にいることを否定なんてしないし、人によっては日本にいたからこそすごい経験ができたっていう人だっていると思う。

でも、たった数週間、数か月、場合によっては数年かも知れないけど、人生を生まれた国以外のところで過ごすことがそんなに無駄だとは思わない。むしろ、そこで得られることの方が遥かに大きいと思う。

もしかしたら海外に行っても何も学ばず得られず帰ってくる人もいるかも知れない。でもそれはそれで仕方ないよね。その人がまだ海外に行く準備ができていなかったということ。

でも何かしらの意志を持って海外に留学するなら、必ず何か得られるものがあると思う。それが自分の期待していたものとは違ったとしてもね。

でもそうやって、予期せぬ道に進んでいくのも、これまた人生だよね。

人生って長いようで短い

これは同意。とてもそう思う。でも、ここから得られる結論は僕と堀江氏では違うんだと思う。

堀江氏は、「人生短いんだから、他にやることあるでしょ?」

僕は、「人生短いんだから、やりたいことをやってみようよ。海外留学したいなら、悩んでばかりいないで、行ってみようよ。行って向こうで何をするかは君に任せるけど、行かずに後で後悔するのはもったいないよ。」

 

考え方は、人それぞれ。

5299266966_c708c69fd3_z(1)ここまで書いてみて、考え方は人それぞれなんだなって思った。

別に堀江氏の意見を否定するつもりはない。そういう考え方があってもいいと思う。彼は成功者だから、僕はもっと彼から学ぶべきなのかも知れない。

でも、経験したことが違えば考え方が違うのも普通。堀江氏は留学はしたことないと思うけど、もし彼が若い頃にしてたら今頃全然違うこと言ってるかもしれない。それは分かんないよね。

大切なのは、「ホリエモンがダメって言ったからやめとく」じゃなくて、「ホリエモンはこう言ってる、でも私はこう思う」って自分の意見をしっかり持つこと。そして行動すること。

いいじゃん、人と違う考えを持ったって。いいじゃん、人と違うことをしたって。

あなたがホリエモンのことが好きだとしても、自分の考えを持たず、いつもホリエモンの言う通りに行動している人だったら、ホリエモンに好かれることもないと思うし、ホリエモンと対等な立場になれる可能性はゼロだよね。

 

留学して世界を知り、成功した人はいっぱいいる!

5352229724_dd08e1ac73_z(1)ホリエモンは成功者だけど、だからって成功者になるには留学しちゃいけないなんてことは全然ない。ソフトバンクの孫正義氏だってアメリカに留学してるし、楽天の三木谷浩史氏だってアメリカに留学してる。

今みたいに簡単に海外に行ける時代じゃなくても、留学していた人はいっぱいいた。幕末から明治維新の頃なんかは、伊藤博文とかその他たくさんの人が欧米に留学して、そこで技術や国の土台となる知識を学んできた。そしてそういう人の知識が国を作ってきた。

「そーゆー話してんじゃねーの、海外に留学して遊んでるやつらが気に入らねーの」とホリエモンは言うかも知れない。

でもいいじゃん。留学してそこで何をするか、何を学ぶかは自分次第なんだから。それを帰国後どう活かすかだって今は自由。昔みたいに国を背負って留学する必要なんてない。もちろん国の発展のために貢献したければそれでもいいし、単純に海外に興味があるから行ってみたいってのだってOK。

成功の定義だって、地位や名誉やお金だけじゃなく、幸せな人生を送れたとか、留学がとっても楽しかったとか、そんなのだっていいよね。人それぞれなんだから。

だから自分が本当に留学したいなら、ぜひ行ってみて欲しいなと思う。

 

まとめ

この記事を書いてみて、自分の中でつっかえていた小さなものが取れた気がする。何となく頭に残ってたからね、「留学なんて甘え」って言葉が。

これを読んで、あなたがどう思うかはあなた次第。「何言ってんのお前?」って思うかも知れないし、なるほどねって思ってくれる人もいるかも知れない。そもそもこの記事を誰かが読んでくれるのかすら分からない。

でもいいよ。これは僕の考えをまとめたものだから。誰に何て言われたって、もしくは誰からの反応がなくったって(さみしー!)、それはそれでOK。

僕にはホリエモンほどの影響力はない。でも、自分の意見は好きに言ってもいいよね。

だから僕は言う。

 

「留学って、いいよ。」

 

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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