当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。
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みなさんこんにちは、留学カウンセラーのぶっちです。
当ブログには、記事の下の「留学お悩み相談」から様々なお悩みが寄せられます。
その中の一つに、「アメリカの大学に留学するけど、英語力が足りなくて不安」というお悩みがあります。中には、「来週から大学が始まるけど、不安で押しつぶされそう」という悲痛な叫びも寄せられます。
もうその段階になったら「Go for it!(ガンバレ!)」と言う他なくなってしまいますが、これを読まれている方の中にはアメリカの大学に行かれるのはもう少し先で、「私大丈夫かな?」と思っている方ではないでしょうか。
もしあなたが「これからアメリカの大学に行くつもりだけど、英語力に自信がないけどどうしたらいいの?」というのであれば、この記事であなたにエールを贈りたいと思います!
Contents
まず最初に書いておくと、やっぱり英語力は必須です。
どれくらいの英語力が必要なの?と聞かれれば、やはりネイティブの大学生と同等あるといいですね。
だって、クラスメイトは留学生以外はネイティブですから、その人達と同じように授業を受け、リーディングをこなし、課題をこなし、ディスカッションをし、ペーパーを書いていかなければならないのです。
そんな中で良い成績を修めようと思ったら、彼らと同等に英語ですべてをこなせる必要があります。
といっても、英語力がネイティブ並だったらこんな記事を読む必要はないでしょう。
問題は、ネイティブ並みの英語力がないけれどなんとかアメリカの大学に留学したいから困ってるんですよね。
でも大丈夫です。だって考えてみてください。
これまで何万人の日本人がアメリカの大学を卒業したでしょうか?イギリスやカナダなど英語圏の大学を卒業した人を入れれば、数え切れないほどいますよね。そして、その方たちがみんなネイティブレベルでしょうか?違いますよね。
逆に、大学は卒業したけど英語はなんだかイマイチ・・・なんて人もたくさんいます。それでも、ちゃんとアメリカで授業を聞いて、ディスカッションに参加し、ペーパーを書いたりして卒業してきたわけですよね。
ということは、そんなに英語が堪能でなくても、必要となる英語力さえあれば何とかなるということです。
ではどんなスキルがどれくらいあればアメリカの大学を卒業できるのでしょうか?
スキル別に、大学入学時に最低限必要な英語力を、私自身の経験から振り返って書いてみたいと思います。
リスニングは一番大切だと思います。何しろ英語が聞き取れなければ授業が分かりませんので、かなり厳しくなります。
レベルとしては、英語のテレビのニュース番組を完璧ではなくとも大体聞き取れて、どんなことを話しているかぐらいは分かる英語力が必要だと思います。
ここで重要なのは、ニュース番組であること。アメリカのドラマなどでリスニングを鍛えるのはとても良いことだと思いますが、授業で教授が話す言葉はどちらかというとニュース番組のそれに近いです。学生同士のくだけた言葉というよりは、お堅い言葉ですね。
だからフレンズで英語を学ぶのもいいですが、CNNなんかもたまには見ておくと良いと思います。
それから、リスニングというとリスニング教材で英語を勉強される方も多いと思いますが、日本で販売されているリスニング教材はスピードが遅く、非ネイティブ向けにとても分かりやすく発音されているものも多いです。
そういうものに慣れていると現地で最初はやっぱり戸惑うと思いますので、非ネイティブ向けの学習教材ではなく、ネイティブが普通に聞いている英語に多く触れておくことが大切です。
リーディングもかなり重要です。なぜかというと、アメリカの教科書はとにかく分厚いです!説明がしっかり分かりやすく書いてあるので読むだけで分かるようになっているのは素晴らしいのですが、例え数学の教科書であっても言葉でし~~っかり説明されています。
ですから、それが読みこなせないと話になりません。
入学当時にスラスラ英語が読みこなせる必要はありませんが、辞書を引きながら時間を掛けてでも何とか英字新聞が1記事通して読める位にはなっておきたいところです。
私の経験からも、最初は教科書を読んでるのか辞書を読んでるのか分からないほど知らない単語だらけで苦労すると思いますが、それでも何とか内容が理解できるレベルにはしておいた方が良いでしょう。
ライティングのスキルはとても重要です。特に文系の専攻の方は書いて書いて書きまくる大学生活になります。
でもこれに関しては、あまり心配しなくても良いと思います。大学のクラスでエッセーの書き方などは決まった型をしっかり習いますし、エッセーライティングであれば辞書を引きながら書けますからね。
テストの記述問題などは辞書は使えないことが多いですが、テストの場合はスピード勝負で知っていることを書き殴る感じになると思いますので、英語力というよりはテスト内容に関する知識の方が大切になってくると思います。
スピーキングは大学生活では必要ですが、ネイティブのようにペラペラ話そうと考えると必ず挫折すると思います。
入学時点で身につけておきたいレベルは、分からないことを授業後に先生に聞きに行けるレベルですね。これさえあれば何とか生き延びれます。
そして、授業後に先生に何かを聞きたいのであれば、事前に聞きたいことをまとめておき、文章を頭の中で考えておくことができますので、それができるレベルであれば何とかなるでしょう。
スピーキングというと発音はどうでしょうか?
発音は、大学を卒業するという目的であれば、通じれば良いと思います。もちろん通じない単語は練習する必要がありますが、最初からネイティブのように滑らかに話そうとしなくても良いと思います。通じさえすれば、大学では生き延びられます。
こちらの記事も参考にどうぞ!
「【具体例で分かる!】アメリカの大学留学で本当に必要な英語力とは?」
では、これだけの最低限の英語スキルを身につけておくにはどうしたら良いでしょうか?
私は最低3か月、できれば6か月は事前に語学留学することをお勧めします。というか、相当英語力に自信がない限り、渡米していきなり大学に行くのは無謀にも思えます。。。
だって、教材で学べる英語と実際にアメリカ人が話す英語はまったく違いますからね!
ニュース番組でも、キャスターの話す言葉の速いこと速いこと。それにクラスメイト達はドラマのような若者言葉を話します。そして、土地ごとの訛り、人種による発音の違い、スラング、移民の英語など色々な英語があり、それらすべてを理解してコミュニケーションが取れなければアメリカの大学を生き延びることはできません。
それを考えると、日本でどんないい英語教材を使ったって、駅前留学してたって、到底すべてを網羅できるとは思えません。
だから、一定期間語学留学しながら、現地で生活する様々な人たちの英語に触れ、テレビやラジオから聞こえてくる英語に慣れておかないと、厳しいと思います。
こちらの記事も参考にどうぞ!
「【スキル別】アメリカ大学留学に必要な英語力を身につける方法」
大学でやることを考えると、はっきり言ってTOEFLなんて楽勝だと思います。というか、TOEFLでヒーヒー言う感じであれば、もう少し英語を勉強してから大学に入った方がいいと思います。これは脅しでも何でもなくて、私の実体験からくる実感です。
確かにTOEFLは大変。難しいし長いし大変です。
でもその大変さは、言うなれば学校のマラソン大会で、1500m走のようなものですね。
それも確かに辛いです。でもアメリカの大学を卒業するということは、42.195kmのマラソンを完走するようなものです。1500mでヒーヒー言ってる場合じゃないです。
だから、大学提携の語学学校を選んで、TOEFL無しで大学に入学するというのももちろん使えるなら使えばいいけれど、「TOEFL受ける必要があるなら別にいいよ、受けても大丈夫だから」というレベルになっておいて欲しいなぁと思います。
まぁでも、完璧目指して準備してたらいつまで経っても大学に入学できませんよね。大学での勉強はアメリカ人だって大変なんですから。
私がUCLAに通っていた時、あまりのリーディングの多さに辟易して、「こんなに読めんの?!」ってアメリカ人に聞いたことがあります。
そしたら「無理だね」って言っていました(笑)。
あ、アメリカ人でも無理なのね、って思いました(笑)。
それならまぁ、やれることをやるしかない。読めるだけ読もうと。
後はもう気合です。気合でやれるだけやる。それしかありません。
でも心配しすぎる必要はないですよ。日本人もその他の外国人留学生も、みんなそうやってヒーヒー言いながらやってますから。それでみんな何とかなってますから。
あなたもやればできますよ!
最後は何か精神論になっちゃいました(笑)。でも、私自身の大学生活を振り返ると、やっぱり気合で乗り切ったという感じなんですよね。学力も英語力も十分じゃなかったけど、何とか気合で乗り越えた、みたいな。それで何とかなりました。
でもこれから留学する人は、やっぱりできる限りの準備はしておきましょう。相当英語力に自信がある場合を除き、語学留学という準備期間は持っておいた方がいいと思うな~。
大学に入ってから真っ青になる前に、ぜひ検討してみて欲しいな~と思います。
こちらの記事も併せてどうぞ!
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