世界に出よう。そこから見える景色は、きっと違うよ。

世界に出よう。そこから見える景色は、きっと違うよ。

当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。

 

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みなさんこんにちは、留学カウンセラーのぶっちです。

先日のイギリスがEUから離脱するという国民投票の結果は衝撃的でしたね。まさに歴史が動く瞬間を見た気がします。

でもそれは置いといて、僕が同時に思ったのは、「やっぱり現地に住んでみないと、現地の人がどういうことを考えているのかは見えてこないなぁ」ということ。

旅行もいいけど、旅行だけじゃ見えてこないことって多いんですよね。

今日はそんな、「海外に住むことのすすめ」について書いてみたいと思います。

旅行で見えるもの、見えないもの

2年ほど前、私は数日間ロンドンを旅行しました。日本人に人気の、ロンドン・パリ7日間みたいなツアーです。ツアーと言っても飛行機とホテルだけで、全部自由行動でガイドさんもついていないものです。ガイドさんがいると色々教えてもらえる反面、自由度が下がるのであんまり好きじゃないんですよね。

ロンドンにいたのは実質3日弱。3日目の夕方にはパリに向かって電車に乗りました。

だからその3日弱は、周れるだけ歩き回った感じですね。ビッグベンを見たり、シティを歩いてみたり、疲れたらアフタヌーンティーを飲んだり。

街中を歩けば、「お~、さすが国際都市、色んな人種の人がいるな~」って思ったり、「建物はアメリカ東海岸と比べると割と新しい感じがするな、それはやっぱり第二次世界大戦で空襲を受けた街と受けてない街の違いかな?」などと思ったり、色んなことを感じます。

でもやっぱり、「楽しかった~」で終わってしまうんですよね。

もちろん現地の人と話す機会があったり、airbnbなどで現地の家に泊まったりすればまた違った感想を持つことでしょう。

でも僕みたいに、ホテルに泊まって、お店の人とちょこっと話すくらいの旅行では、ほんの表面しか見えないんですよね。

「街がきれいだった~」とか、「教会がすごかった~」とか、「道を教えてくれたおじさんが親切だった~」とか。

それも悪くないんですけど、やっぱり限られてると思います。

あの時、イギリスがEUから離脱するなんてことはもちろん微塵も想像できませんでしたし、そんな不満が渦巻いてるなんてことを感じるには時間がなさ過ぎたなぁと思います。

短期間でも海外に住むことのメリット

でも、1か月でもロンドンに住んでみたらまた全然違う印象を受けたと思います。

1か月くらい現地に住むと、観光地だけでは飽きてきますので、ローカルの人が集まる場所などにも足を運ぶことになります。

また、住んでみるということは、スーパーやコインランドリーや床屋さんなど、現地の人と同じ場所に行き、同じことをするということ。

そこで見えてくることって本当に大きいんですよね。

例えばスーパーの食品の産地を見れば、イギリスがどんな農業をしてて、どんな物を海外から買ってきてるのかも分かるでしょう。その輸入元も、EUの国なのか、はたまたアジアやアフリカやアメリカなのかが分かりますから、イギリス経済について色んなことが見えてくるでしょう。

他にも、「移民の人はこんな所で働いてるんだな」とか、「イスラム教の人が多いのはパキスタンとか、歴史的な繋がりのある国の人達なのかな?」とか、「中国人や韓国人は現地でお店をやってたりするけど、日本人でそういう人はあんまりいないな、なんでだろう?」とか、色々気づくと思います。

そういうことって、やっぱり住んでみないと分からないんですよね。

ガイドブックに載っていないことを知った時、初めてその国の本当の姿が見えてくると思うんですよね。

色々な意見の背景を知るということ

例えばドナルドトランプがいいか悪いかは別として、彼が「メキシコとの国境に壁を作る、そのお金はメキシコに払わせる」と言っているのも、むちゃくちゃな話に思えて、それが一定の割合の人々から支持を集めている理由っていうのがどこかにあるはずなんですよね。

アメリカとメキシコの国境のある州には本当にメキシコ人が多いです。そしてそれを不満に思っている人が大勢いるということです。

でも例えばロサンゼルスに1週間くらい旅行に行って、街中を歩いて、ディズニーランドに行って・・・っていう観光をしても見えてこないんですよね。

やっぱり、実際に住んでみて、人々の生活の様子を見て、街の人と話してみないと分からないことは多いと思います。

留学なら色んなことが見えてくる

じゃぁ実際に海外に住んでみるかって言っても、ビザの問題などで簡単には住めません。

でも、簡単に現地に住めるのが留学なんですよね。3か月以内ならビザさえ要りません。3か月以上でも、学生ビザなら比較的簡単に取れます。

そして、現地に住んでも現地の言葉が分からないとどうしてもその経験は限られてきてしまうけど、語学留学なら言葉を学びながらだから、一石二鳥なんですよね。

語学学校なら色んな国の人がいるから、とても勉強になります。例えば先ほどの話で言うと、メキシコからの留学生がクラスにいたら、「ドナルドトランプの発言についてどう思う?」なんて聞くのも面白いでしょう。

それから、先生にも話を聞けます。語学学校の先生はかなり自由に意見を言ってくれます。文部科学省みたいな省庁からの指導もそんなにないからでしょう。(もちろん認可機関から認可はされていますが。)

私が語学学校に行ってた時、ある先生は「〇〇の国の人たちは私は嫌い、全然英語も話そうとしないし」っていうことを平気で言っていましたし、ニューヨークの語学学校に行った時は「俺はテキサスのすべてが大嫌いだ」なんて言ってる先生もいました。

日本の学校教育と違って「そんな偏った指導をしてはいけない」なんていう人もいないですから、「へ~、そんな風に考えるアメリカ人もいるんだ~」って感じで面白いですね。

そういう考え方に触れると、その国の色んな面が見えてきて、「アメリカって、世界って面白いなぁ」って興味の幅も広がると思います。

それがやっぱり留学の一番の醍醐味だと思うんですよね~!

まとめ

結局最後は「やっぱり留学はいいですよ!」っていう話になってしまいましたね(笑)。

でも話を元に戻すと、世の中はすごい勢いで動いているんだな~と感じたイギリスの国民投票でした。今後も更なる展開があるでしょうね。想像もつかないような。

そんな時、世界の色んな考え方に触れたことのある人とない人では、見えてくる景色が違うと思います。それはもう、間違いないですよ。

というわけで、世界を知る第一歩として、留学はいかがですか?円高になってきていますしね。

あ~また海外に住みたいな~!

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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