僕がアメリカに留学し、英語が話せるようになって得られた4つのこと

僕がアメリカに留学し、英語が話せるようになって得られた4つのこと

当ブログは、サポート無料の格安アメリカ語学留学エージェント「留こみ!」代表ぶっちが、留学、アメリカ、英語、人生論などについて綴ったブログです。

 

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みなさんこんにちは。留学カウンセラーのぶっちです。

前々回の「留学するか悩んでるあなたへ!僕が留学を勧める7つの理由」では、私の考える留学のメリットをお話しました。そして前回の「留学のメリットはズバリこれ!僕が留学で学んだ7つのこと」に書いた通り、それらはすべて、私のアメリカ留学体験がもとになっているのです。

その留学体験についてお話することで、あなたも「留学するとこんな風になるんだなぁ」と感じ、私が留学をお勧めする理由を理解していただけるのではないかと思います。

では今回はまず、留学する方の大きな目的の1つである、英語についてです。

私の英語力の推移

詳しくは「私の留学体験記(英語力編)」「私の留学体験記(英語力続編)」を読んでいただければと思いますが、留学前はTOEIC430点、留学6か月でTOEIC850点相当(TOEFLの点数を換算)、留学3年過ぎでTOEIC930点、留学5年で帰国しTOEIC975点という感じです。

留学前の方からすると「TOEIC975点って、ネイティブ?!」と思われるかも知れませんが、今でも英語が分からない事はたくさんありますし、もっともっと伸ばしたいと思っています。留学しても私の場合はネイティブレベルにはなれなかったというのが正直なところです。

しかし、非ネイティブとしてある程度英語ができるようになったことで、たくさんの楽しい経験ができるようになりました。今回はそこに焦点を当ててみたいと思います。

英語が話せるようになって変わったこと①:外国人の友達ができた

海外に留学すればそりゃぁ外国人の友達の1人や2人は普通できるんじゃないの?と思うかも知れませんね。確かにそれはその通りだと思います。

初めて留学したころを思い出してみると、確かにクラスメイトの外国人とは仲良くなれましたし、土日に一緒に出掛けることもよくありました。でもやっぱり、今考えるとどこか表面的なんですよね。

もちろん、初めて外国人の友達ができれば、その人の国のことなどを色々話して教えてもらえますし、逆に日本のことも話せます。そこから学ぶこともたくさんあります。でも、どうしても英語がネックになって、言いたいこと全部は表現できなかったし、相手が言っていることを完全には理解できないこともよくありました。

でも、英語がある程度話せるようになって、今は日本人の友達と話をするのと同じような内容の話ができます。文法がめちゃくちゃな時もあるし、言い直したり聞き直すこともある。でも、言いたいことすべて通じ合える友達が日本以外にもいるっていうのは、本当に嬉しいことです。

私の場合は結婚式にアメリカからもアメリカ以外からも何人かの友達が来てくれましたし、普段密にやり取りしない友達でも、彼らの近況をfacebookなどで知るたびに、みんな頑張ってるなと刺激になります。

こんな友人関係を作れたのは、本当に留学したお蔭だと思っていますし、宝物ですね。

英語が話せるようになって変わったこと②:人に優しくなれた

私が留学していた時、やっぱり英語が下手なことで困ることはいっぱいありました。アメリカは移民で成り立っている国。じゃぁ移民に優しい国かというとまったくそんなことはありません。アメリカ人からすると、次から次へと英語の話せない人が来るわけですからうんざりしている面もあるでしょうし、それゆえ親切にしてもらえないこともたくさんあります。

それを「人種差別だ」と言って片づけてしまうのは簡単なこと。実際私も、「バカにしやがって!」と腹を立てたことは何度もあります。でも、そんな経験をうまくバネにできたかなと思います。

そして今思うのは、日本にいる外国人には優しくしてあげようということ。アメリカに数年住んで、海外では日本より気楽に人に声を掛けていいんだなっていうことが分かったので、日本に来ている彼らにも気楽に声を掛けてあげようと思っています。

まずは街中で地図を眺めている人がいれば、「大丈夫?」と声を掛けたりする程度のことから始めましたが、以前一度こんなことがありました。

私が飲食店でご飯を食べている時、「これはひどい!」という店員のミスがあったことがありました。店には私とアジア系外国人の店員の彼一人だけでした。

そこで怒鳴ることもできましたが、ふと「この店、彼一人で回してんだよな・・・」と思いました。指摘するべきことはしっかり指摘しないといけないので、彼のミスについてきちんと伝えました。自分のミスに気付いた彼は、しきりに「すみません、すみません」と言っていました。でも正直、彼の日本語はほとんど私には分かりませんでした。

呆れるという気持ちもありますし、その店の管理体制にも疑問はあります。でもそれと同時に思ったのは、彼は外国である日本に来て、言葉もよく分からないのに店を一人で回しているということです。

自分が留学してすぐアメリカでそんな状況になったら同じことができるかな?って考えたら、怒鳴る気にはなれませんでした。彼には、「今後本当に気をつけないと、大問題になるよ。」としっかり伝えるだけに留めておきました。

自分自身が留学して大変な思いを経験したからこそ、外国人に限らず、人に対してちょっとは優しくできるようになったのかなと思います。

彼とのやり取りは日本語だけでしたが、道端で外国人に声を掛ける時など、コミュニケーションツールとして英語が使えるようになったということは、私の世界を広めてくれました。

英語が話せるようになって変わったこと③:世界を相手に仕事ができるようになった

私は帰国後、就職して海外営業として働きました。留学経験を活かして、グローバルに仕事がしたいと思ったのです。

留学経験を買われてか、最初から海外担当の部署に配属されました。入社してすぐは事務的な仕事をしていたのですが、それでも仕事相手は台湾とドイツ。もちろん英語も使います。時々英語で電話をしたりする機会もあったので、おかげで英語力も落ちませんでした。

そして2年目からは、幅を広げて営業活動をすることになりました。担当はアメリカ、カナダ、ドイツ、台湾、韓国、中国。月に1度は海外出張をしていましたので、たくさんの国に何度も出張する機会に恵まれ、本当に良い経験になりました。

お客さんは法人で、まさに業界を代表するような世界的企業。そんなところに出かけていってプレゼンをしたり、毎週毎週電話会議をしたりする日々。世界トップの企業で働いてる人たちと議論し、一緒にプロジェクトを動かしていく。彼らの思考法、スピード感、目標に向かっていくパワーなど、どれをとっても刺激的でした。

そんな一流企業とのやりとりに加え、中国など英語圏以外のお客様とのやり取りもとても良い経験でした。中国の企業とはいえ、我々のような海外企業とのやり取りはすべて英語。とても優秀な方が多い印象を受けました。

このように、英語圏でない国の人達ともコミュニケーションを取れるようになったというのは、英語という世界共通言語を学んだからこそ得られた大きなメリットだと思います。

英語が話せるようになって変わったこと④:英語で世界の情報を得ることが習慣づいた

これも見過ごすことのできない大きなメリットだと思います。今これだけ情報が溢れている時代に、自分の情報源を日本語だけに限定するのはとてももったいないと思います。

もちろん日本語でもたくさんの情報を得ることができます。しかし例えばニュースの場合、日本語で得られるニュースは視点が日本発になってしまっています。でも、英語で海外発の情報を得ることで、違った視点を得ることができます。

また、世界には色んな分野で日本よりも進んでいる国があるのも事実。何かを調べる時に、日本語で調べてもイマイチ明確な情報が得られなくても、英語で探してみるとあっさりと情報が見つかったりします。

それに、言霊という言葉もある通り、言葉にはパワーがあります。だから、例えば著名人の発言などは、ぜひ原語で知りたい。そこからは、翻訳で失われがちなニュアンスが読み取れるから。

こんな風に、英語で情報を得られるようになったことは、思いの外私の世界を広げてくれました。

まとめ

英語ができる=外国人と英会話ができると考えがちですが、実際はもっともっと色んなところで人生の幅を広げてくれます。私もまだまだ頑張って伸ばす必要があると感じていますが、それはメリットの大きさを実感しているから。もっともっと色んな表現を使いこなせるようになって、表現と理解の幅を広げていきたいと思っています。

日本で頑張っているのに英語が伸びないと悩んでいる人は、ぜひ留学という選択肢も考えてみると良いと思います。

 

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田淵 隼人

田淵 隼人

英語が話せないバンドマンだったのに、ひょんなことからロサンゼルス語学留学をし、そのままコミカレ→4年制大学を卒業しました。大学卒業後は海外営業、人事採用を経てアメリカ留学専門エージェントの留こみ!を立ち上げ、最高に楽しい留学ができるお手伝いをしてます。UCLA卒、TOEIC975点。愛知出身、ヤクルトファン、ハードロック・メタル好き。

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