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みなさんこんにちは、アメリカ留学カウンセラーのぶっちです。
皆さんがアメリカに留学すると考えた時、行先で真っ先に浮かぶのはどこの都市でしょうか?
ニューヨーク?ロサンゼルス?それともハワイ?やっぱりこの三都市は大人気ですね。
もちろんこの三都市はそれぞれ特徴があって素晴らしいですが、アメリカには他にもいい場所がたくさんありますよ!ということをお伝えしたいと常日頃思っています。
というわけで、今日は留学先として一押しの都市、ボストンを紹介したいと思います。これを読んだらあなたもボストンに留学したくなるはず!
Contents
ボストンはアメリカ北東部、ニューヨークのから車で5時間ほど北東に行った場所にある、マサチューセッツ州の州都です。
人口は65万人ほどの都市ですので、大都市というよりは中規模の都市という感じですが(日本では千葉県船橋市と鹿児島県鹿児島市が60万人ほど)、周辺の街も含めると人口は470万人程度です(都市圏の人口規模では全米10位。日本では福岡県の人口が約500万人)。
ボストンはどんな街かと言うとずばり学術都市であり、大学がたくさん集まっています。有名どころでは次の大学があります。(カッコ内はU.S.Newsによる大学のランキング順位)
そうそうたる顔ぶれですね。この他、バークリー音楽大学なども有名です。
ボストンの歴史はアメリカの中でもとても古いです。1630年代からイングランドの清教徒の入植がはじまり、18世紀半ばまではアメリカ最大の都市でした。また、1770年代にはイギリスによる課税をめぐる対立が激しくなり、ボストン茶会事件をきっかけに独立戦争へとつながりました。
現在でも、フリーダムトレイルと呼ばれる、アメリカ建国の史跡をめぐるツアーは、ボストンの外せない観光の一つとなっています。
ボストンは日本では京都市と姉妹都市です。ボストンにあるアメリカの三大美術館の一つ、ボストン美術館は名古屋に名古屋ボストン美術館という姉妹館を持っていました。(残念ながら閉館してしまいましたが。。。)
また、松坂選手や上原選手が過去に活躍した野球チームのボストンレッドソックスも有名ですね。
ボストンには成田空港から日本航空の直行便も就航しています。
では、ボストンの概要をつかんだところで、私がボストンへの留学をお勧めする理由を書いてみたいと思います。
ボストンにはこれだけの大学があります。
“Boston college town map” by Bill Rankin – http://www.radicalcartography.net/?boston_campus. Licensed under CC BY 2.0 via Commons.
これだけたくさんの大学があるということは、何かを学ぼうという意欲のある人が街中に溢れているということです。そんな街で勉強することはとても刺激的ですし、同じような目標を持った仲間に出会う機会も多いでしょう。
また、ハーバード大学などでは、一般向けのレクチャーなども多数行われています。そういったイベントに参加することで、英語のレベルアップにつなげるだけでなく、将来につながる学びやヒントを探すというのも良いと思います。
日本人が多すぎないというのもポイントだと思います。
在ボストン日本国総領事館によると、マサチューセッツ州全体で日本人は15,068人(2014年10月、在留届ベース)だそうです。在留届を出していない人もたくさんいるでしょうが、ボストンという街に限ると数千人単位であることが予想されます。これは、7万人以上の日本人がいるロサンゼルスなどよりはかなり少ない数です。
そしてその多くは学生や研究者などの大学関係者とのことで、意識の高い人が集まっています。
実際、ボストンの語学学校をいくつか周ってみても、各学校数人の日本人がいる程度で、日本人比率は10%に満たない学校も多いようです。日本人が少ない場所で英語を学びたい人には最適だと思います。
「車なしでも快適に過ごせる、アメリカの人気都市10選」では全米3位に入るほどボストンの公共交通網は整備されています。ボストンの地下鉄は1897年に開通したアメリカ最古の地下鉄であり、その他バスも非常に使いやすく整備されています。車が必要ないというのは留学生にとっては嬉しい点ですね。
これも意外に重要な点ではないでしょうか?ニューヨークまでバスで約5時間、代金は時間によっては$10台(!)からありますので、気軽に行くことができます。
金曜日のクラスを終えてすぐバスに乗り、日曜日の夕方までニューヨークで遊んで帰ってくるというような気軽な週末旅行ができるのは、留学を楽しむ上でポイントが高いと思います。
いかがでしょうか?留学先としてボストンがかなり魅力的な街に見えてきたのではないでしょうか?
では逆に、ボストンを留学先として選ぶ際に気をつけるべき点はあるでしょうか?
ほとんどないと思いますが、私が唯一思いつくのは、冬が寒いことです!
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | |
---|---|---|---|---|---|---|
平均最高気温(℃) | 2.1 | 3.7 | 7.4 | 13.1 | 18.9 | 24.4 |
平均最低気温(℃) | -5.4 | -4.1 | -0.5 | 4.8 | 9.9 | 15.3 |
平均降雨量(mm) | 85 | 83 | 110 | 95 | 89 | 93 |
平均降雨日数(日) | 13 | 11 | 13 | 12 | 13 | 12 |
平均積雪量(cm) | 33 | 27.9 | 20.3 | 5.1 | 0 | 0 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
---|---|---|---|---|---|---|
平均最高気温(℃) | 27.4 | 26.4 | 22.4 | 16.3 | 10.8 | 5.1 |
平均最低気温(℃) | 18.6 | 18.1 | 14.1 | 8.1 | 3.3 | -2.1 |
平均降雨量(mm) | 87 | 87 | 87 | 100 | 101 | 96 |
平均降雨日数(日) | 11 | 10 | 10 | 10 | 11 | 11 |
平均積雪量(cm) | 0 | 0 | 0 | 0 | 2.5 | 22.9 |
この表を見て分かる通り、12月から3月は最低気温が氷点下になり、雪もたくさん降る日が続きます。
ですので、寒さが苦手な人は冬は注意した方が良いでしょう。逆にもし4月~11月の間に留学するのであれば、ボストンは他に悪いところの見当たらない都市だと思います。
「【アメリカ留学】治安の良い留学先都市ランキング」では、ボストンの治安は全米6位です。治安に関しては特に心配する必要はありませんが、危険なエリアについては「ボストンの治安ってどうなの?知らなきゃ危ないエリアはここ!」をご参照ください。
「アメリカの物価は高いのか?アメリカ都市別物価ランキング」では、ボストンの物価は全米6位で、ニューヨークの8割の水準であるようです。すぐ隣のニューヨークより2割安いというのは嬉しいですね。
約半数が白人で、残りの半分は多い順に黒人、ヒスパニック、アジア人、その他という感じです。アジア人は約1割ほどです。
日本食レストランは各所にあります。加えて、日系のスーパーマーケットもありますので、日本食が恋しくなったら買うことができるのも嬉しいですね。
インターネットの日本人コミュニティとしてBoston Internet Communityというサイトがよく利用されているようですので、掲示板などを利用して日系のお店に関する情報を聞いてみるのも良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?ボストンは街並みも美しく、雰囲気も落ち着いており、留学にはぴったりの街だと思います。もっともっと日本人が留学してもよいと思う街ですが、逆に少ない今がチャンスかも知れませんね。
寒さが気にならない人、もしくは春から秋にかけて留学したい人は、ぜひボストンへの留学を検討してみていただきたいと思います。
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